RAIL ACTIVEをカスタムして快適&高速化した

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カスタムしたRAIL ACTIVE2021
カスタムしたRAIL ACTIVE 2021

コーダーブルームのクロスバイク「RAIL ACTIVE」をカスタムして高速化、快適化しました。

見た目もカッコよくなりましたので、一例としてご紹介します。

目次

ハンドル周りのパーツ

こちらの感想記事にも書きましたが、標準ハンドルはガチガチの乗り心地で手が痛くなりがちでした。

なので、まずハンドルを交換しました。

乗り心地の良いハンドルに交換

選んだのは440mm幅のSATORI HORIZONです。

SATORI HORIZONハンドル
SATORI HORIZONハンドル

一般的に短いハンドルにすると、

  • 操作がクイックになる
  • 剛性が上がってガチガチな乗り心地になる

といったイメージがありますけど、このSATORIハンドルは快適です。

SATORIハンドルについてはこちらの記事に書いています↓

サイクルコンピューターでデータをチェック

走行時の速度や距離をチェックするためにサイクルコンピューターも取り付けました。

ガーミンのEdge130Plusです。

Garmin Edge 130Plus
Garmin Edge 130 Plus

走ったルートや距離を自動で記録してくれるので大変便利です。

MIPディスプレイで直射日光下でも見やすいです。

記録したデータはSNS(STRAVA)にアップできます。

自転車仲間とシェアし合えばモチベーションアップになります。世界中のサイクリストとコミュニケーションを取れますよ。

リアを8速から11速にカスタム

標準仕様の8速から11速化するには、

  1. クランク(フロントギア)
  2. スプロケット(リアのギア)
  3. リア変速機、
  4. シフター(ハンドルの変速機)

の4つを交換する必要があります。

交換するパーツ4つ
交換するパーツ4つ

パーツを交換するために必要な工具についてはこちらの記事で紹介しています。

1.165mmのショートクランクに

クランクはロードバイク用の11速パーツ、FC-R7000の165mmにしました。BB(ボトムブラケット)と呼ばれるパーツと合わせて交換する必要があります。

Shimano FC-R7000
FC-R7000 52-36 165mm

ペダルを回すクランク長は165mmと標準の170mmよりも短くして漕ぎやすく、そしてギア歯数は52-36にしました。

このクランク長についてはこちらの記事に詳しく書いています↓

ギア歯数52-36を選んだ理由は、アウターは使わずにインナーの36Tだけで走るつもりだったからです。

しかし、頻繁にチェーン落ちが発生したので、FC-R7000のチェーンリングだけをナローワイドギアに交換しました↓

2.スプロケットは11-32Tの11速に

Shimano CS-R7000 11-32
11速のスプロケットに交換

リアのギア(スプロケット)を8速から11速のものにしました。これはFC-R7000と同じシリーズのもので、登りは軽いギア使いたいので、最大歯数が32のもの(11-32T)を選びました。

8速のときはギアのつながりの悪さにずいぶん悩まされましたが、3つ増えて11速になったことで傾斜や風などの状況に合わせて適切なギアを選びやすくなりました。

3.変速機は105の11速に

リア変速機も同じ105シリーズのRD-R7000にしました。このRD-R7000にはGSとSSの2種類あります。

  • GS:最大歯数34Tまで、登りで軽いギアが使える
  • SS:最大歯数28Tまで、平地向き

筆者は、軽いギア(大きなギア)が使えるGSにしています。

RAIL ACTIVEのリア変速機
軽いギアが使えるRD-R7000 GS

平地から登りまでこなせます。

あとディレイラーガード(変速機ガード)は必須です。

コンビニやスーパーの駐輪中に強風等で自転車が倒れ、変速機が壊れてしまうと走行不能になってしまいます。このガードを装着しておくと、転倒時に走行不能になるのを防いでくれます。

4.シフターはフラットバー用11速に

SL-RS700の製品画像
Amazonで購入したSL-RS700右のみ

ハンドルに取り付ける変速機も11速に対応したものに交換する必要があります。上で交換した11速の変速機荷対応したものは、SL-RS700となります。

右と左がありますが、必要なものは右タイプ(SL-RS700-R、11速用)です↓

ただ、SL-RS700にはインジケーターがないので何速に入っているのか確認できません。

Shimano SL-RS700 11速シフター
何速に入っているのかわからない

「まだあるかな、あ、ある!」といった喜びが味わえます。無いと終わりますが・・・

Shimano SL-RS700 11速シフター
2ヶ月で馴染んだ

あとシフトフィーリングは購入当初はバチンバチン!と変速する感じで硬いですが、2ヶ月したらカチカチと変速しやすくなりました。

ホイールとタイヤ

RAIL ACTIVEは標準でリア8速ですが、実はホイールは11速対応なんです。

リアホイール「P&P COMPONENTS WH-A1800R」は銀色のスペーサーを外せば、そのまま11速対応↓

RAIL ACTIVEの標準リアホイール
スペーサーを外せば11速に対応

ホームページを見たら元々ロードバイク用11速ホイールであって、RAIL ACTIVE用にわざわざスペーサーを入れて8速コンポを使うという「ダウングレード」を施していたことが判明。

しかも、Shimanoのロード用ホイールWH-RS100より27gですが軽量です。

管理人はよく知らずに軽量な標準ホイールをメルカリで売却し、重いWH-RS100を買うという愚かすぎることをしてしまいました・・・

まさかそんなにいいホイールが搭載されているとは・・・

読者の方は、軽量な標準ホイールを活用してください!!

ちなみにWH-RS100は、Shimano製では一番安い11速対応リムブレーキ用ホイールです。

でもクロスバイク用としては、耐久性もあってガンガン走り回れるので最高です。

タイヤは、パナレーサーの高級タイヤ「アジリスト」です。

パナレーサーのアジリストタイヤ
アジリストタイヤ

シュワルベワン、パナレーサークローザープラスからパンク対策でアジリストに替えました。

アジリストは、日本のプロチーム「宇都宮ブリッツェン」と共同開発されたレース用タイヤで、転がり抵抗が低くてスーッと進みます。

一生懸命にペダルを漕ぐママチャリに、ほとんどペダルを回さずについていけますので超ラクチン。

それなのに耐パンク性能も超優秀。

アジリストは23~30Cまでありますが、筆者は一番太い30Cです。それでも標準のMAXIS Detonatorタイヤ(700X32C)より細いです。

乗り心地を犠牲にすることなく、軽さと耐パンク性能、走行性能をアップできました。

トレッドパターンはないスリックタイヤなので、回転方向の指定はありません。

また、さらなる軽さを求めるならアジリストライト、速さを求めるならアジリストFAST、耐パンク性能をアップさせたいならアジリストDUROという選択肢もあります↓

アジリストタイヤの選び方
アジリストの選び方(公式HPより)

詳しく知りたい方は公式HPへ↓

気になるホイール全体の重さは、

交換パーツカスタム前カスタム後
ホイール前後WH-A1800R
1,905g
(830+1075)
WH-RS100
1,932g
(827+1105)
タイヤ前後MAXIS Detonator
700x32C
640g
Panaracer AGILEST
700x30C
480g
合計2,545g2,412g

となりました。

軽さだけならホイールは交換しない方がよかったですね・・・標準ホイール、優秀でした。

交換したパーツ一覧

ここで交換したパーツを整理しておきます。

RAIL ACTIVE交換パーツリスト

パーツや工具をコツコツと買い集めては、メンテナンス本片手に自力で交換してきました。

では最後に、サイクルコンピューターで計測した走行データを見ていきましょう。

カスタム後のクロスバイクの平均速度

カスタム後に100kmライドに出かけて平均速度を計測してきました。

小田原城とRAIL ACTIVE
小田原城とRAIL ACTIVE

結果は22.4km/hでした。

走行日など平均速度平均パワー平均心拍
2024.9
(カスタム後)
22.4km/h138w115bpm

このときは平均気温が34度の猛暑であったことを考えれば、十分な速さです。

ルンルン的な走りで平均時速が22km/hあれば、通学や通勤用としても十分ではないかと思います。

まとめ

コーダーブルームのクロスバイク「RAIL ACTIVE」を改造して、高速化&快適化した一例をご紹介しました。

パーツを交換するだけで乗り心地がガラッと変わったり、スーッとスムーズに進んでくれるようになるクロスバイク。アップグレードの伸びしろがある分、楽しみの幅も広い。

ちなみに、12速化も検討しましたがこちらは断念しています↓

自転車のカスタム・整備に不具合があると大変危険です。整備に自信のない方は、カスタム後に専門ショップで安全点検を頼んでから乗ってください。

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