クロスバイクをカスタムして、意味はあるのか。
コーダーブルームのレイルアクティブに5年・8,000km乗って、ハンドル、コンポーネント(8速→11速の105化)、タイヤ、ホイールを換えてきました。かかったのはパーツ代54,122円、タイヤ代26,710円。本体が74,250円なので、もう1台買えるくらいです。
結果は、速くなったというより疲れにくくなった。猛暑34℃の中で箱根湯本まで往復100km、平均22.4km/hで走れました。
ただ、全部が当たりだったわけではありません。ホイールだけは、換えないほうが正解でした。
この記事では、5年かけて換えたパーツを購入価格つきで順番に、失敗も含めて書きます。
4年かけて換えたパーツと費用一覧
| 購入月 | 換えたパーツ | 購入価格 |
|---|---|---|
| 前の自転車から移植したもの | ||
| 2020.6 | クランク シマノ FC-R7000 165mm 52-36T | 13,119円 |
| 2020.12 | グリップ ノグチ NGS-005 ハーフ95mm | 1,380円 |
| 2020.12 | バーエンド シマノPRO エルゴ | 2,730円 |
| 2021.1 | ホイール前 シマノ WH-RS100 | 4,843円 |
| 2021.3 | BB シマノ SM-BBR60 | 2,109円 |
| RAIL ACTIVEを買ってから(2021年7月〜) | ||
| 2021.7 | ハンドル SATORI HORIZON 440mm | 2,598円 |
| 2021.8 | スプロケット シマノ CS-R7000 11-32T | 4,772円 |
| 2021.8 | リアディレイラー シマノ RD-R7000 GS | 4,970円 |
| 2021.9 | シフター シマノ SL-RS700 右 | 6,960円 |
| 2022.3 | ホイール後 シマノ WH-RS100 | 7,142円 |
| 2024.1 | ナローワイド DJC 44T | 3,499円 |
| 合計 | 54,122円 | |
価格は購入時にわたしが支払った額です(Amazon・ワイズロードの注文履歴)。現在の販売価格ではありません。
ハンドル交換|買ってすぐ440mmにした
選んだのは幅440mmのSATORI HORIZONです。

ショートハンドルというと「操作がクイックになる」「乗り心地が硬くなる」というイメージがありますが、このSATORIハンドルは違いました。交換してからのライドで、手のひらに伝わる振動がやわらかくなり、長距離でも手が疲れなくなりました。
ハンドル幅が狭くなったことで、すり抜けや駐輪場での取り回しもしやすくなるというおまけもついてきました。
11速化①|フロントは前の自転車から移植
8速から11速にするには、以下の4つをまとめて交換する必要があります。
- クランク周り(フロントギアとBB)
- スプロケット(リアのギア)
- リア変速機
- シフター
まずは、手持ちのフロントのクランク(FC-R7000)とBB(SM-BBR60)に交換。

これでフロント側は準備完了。ついていたFDは干渉したので外しました(RAIL ACTIVEはフロント46Tまでの対応)。
11速化②|リアを揃えた
その後、リアのパーツを新たに購入して11速化しました。
リア変速機をRD-R7000 GSに
34Tまで対応のGS。これで登りも安心です。

RDの上についているのは、変速機ガードです。
スプロケットを11速(11-32T)に
リアはこれまで8速でしたが11速になってつながりが改善。

| 種類 | 歯数 |
|---|---|
| 11-32 320g |
激坂向け・ワイドレシオ 1112131416182022252832 |
シフターも11速のSL-RS700に
専用のシフターに交換。高い・・・。


購入当初はバチンバチンと変速フィーリングが硬めですが、2ヶ月ほどでカチカチに馴染んできます。 SL-RS700にはギアインジケーターがないため、何速に入っているか分かりません。フロント変速はないので右だけ購入しました。
ここまでで終わりにするつもりが、問題発生でさらにカスタムが続きます。
フロントをナローワイド化
フロント変速機を外してBBとFC-R7000を取り付けたところ、チェーン落ちが頻発するようになりました。そこで、対策としてナローワイドギアに交換。

チェーン落ちはなくなりました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
タイヤ交換 | 5セット履き替えた
年1回を目安に、前後とも交換しています。パンクや劣化で不定期に交換しています。
| タイヤ種類 | 購入価格(2本) |
|---|---|
| MAXXIS DETONATOR(純正装着) | 純正タイヤ |
| コンチネンタル GP4000 S II | 記録なし |
| シュワルベ ONE(Vガード) | 6,208円 |
| コンチネンタル グランプリ | 5,400円 |
| パナレーサー クローザープラス | 4,472円 |
| パナレーサー アジリスト(現在) | 10,630円 |
2026年現在は、パナレーサー アジリスト 700×30Cを履いています。日本のプロチーム「宇都宮ブリッツェン」と共同開発されたレース用タイヤです。今のところパンクなしで乗り心地もいい。

タイヤにかかった費用は、判明している4銘柄を足しただけで26,710円。クロスバイクは買って終わりではないという話。
カスタムしなくていいところ
実はRAIL ACTIVEの標準ホイール「P&P COMPONENTS WH-A1800R」は、スペーサーを外すだけで11速に対応できる優秀なホイールなのです(RAIL ACTIVE2021の場合)。

しかもShimanoの11速ホイール、WH-RS100よりも軽い。重さを比べると、
| ホイール重量 | タイヤ重量 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| カスタム前 | WH-A1800R 1,905g (830+1075) | MAXIS Detonator 700×32C 640g | 2,545g |
| カスタム後 | WH-RS100 1,932g (827+1105) | Panaracer AGILEST 700×30C 480g | 2,412g |
と標準ホイールの方が27g軽い。
標準ホイールはそのまま使うのが正解でした。
タイヤ交換でトータルでは133g軽くなりましたが、ホイールを売らなければさらに軽く・・・。
カスタムして変わったこと
これだけのカスタムをして、実際どう変わったのか。
振動が減って手が疲れなくなり、ギアのつながりが良くなって長距離でも脚に余裕が生まれました。横浜市内の自宅から箱根湯本往復100kmライドの平均速度は22.4km/h、平均心拍数115bpmでした。猛暑の34度での走行という条件を考えれば、十分な結果だと思っています。
速くなったというより、疲れにくくなった。快適なのです。
まとめ
- ハンドル交換で振動が消え、長距離でも手が疲れなくなった。
- 8速→11速で、坂も向かい風も適切なギアが見つかるようになった。
- タイヤ交換で転がりが軽くなり、同じ力でスーッと進む感覚に変わった。
- 標準ホイールは売らずそのまま使うのが正解だった(失敗)。
- レイルアクティブはロードバイク規格対応なので、パーツの選択肢が広い。
ハンドル交換で振動が減り、105コンポ化でギアのつながりが良くなり、タイヤ交換で転がりが軽くなる。「もっと楽しく・長く走るため」には最高でした。
RAIL ACTIVEはロードバイク規格のパーツが使えるので、カスタムもしやすい。気づけば最高の相棒になっていました。
