RAIL ACTIVEをカスタムしたいけど、何から始めればいい?
そんな疑問を持つ方に、実際にわたしが行ったカスタムの全記録をお届けします。
純正のままでは気になっていた乗り心地の硬さと変速のつながりの悪さ。ハンドル交換と105コンポ化を中心に、乗りやすく快適なクロスバイクへと仕上げていきました。パーツの選び方から交換後の変化まで、実体験をもとにお伝えします。
カスタムの目的と方針
RAIL ACTIVEを購入して最初に感じた不満は2つでした。
この2つを解決するために、ハンドル交換と105コンポ化を中心にカスタムを進めました。目的は速さではなく、長く乗り続けられる快適さです。
乗り心地の改善【ハンドル交換】
純正ハンドルの何が問題だったか
標準ハンドルはアルミ製で幅が広く、路面からの振動をダイレクトに手に伝えてきます。短距離なら気にならないのですが、1時間以上走ると手のひらが痛くなってきました。
SATORI HORIZONに交換した結果

選んだのは幅440mmのSATORI HORIZONです。
ショートハンドルというと「操作がクイックになる」「乗り心地が硬くなる」というイメージがありますが、このSATORIハンドルは別物でした。交換してからのライドで、手のひらに伝わる感触が変わりました。振動がやわらかくなり、長距離でも手が疲れなくなりました。
ハンドル幅が狭くなったことで、すり抜けや駐輪場での取り回しもしやすくなるというおまけもついてきました。
変速性能の向上【105コンポ化】
交換が必要な4つのパーツ
8速から11速にするには、以下の4つをまとめて交換する必要があります。
- クランク(フロントギア)
- スプロケット(リアのギア)
- リア変速機
- シフター
一度にすべて交換するので費用はかかりますが、まとめてやることで調整の手間が一度で済みます。
クランクをショートクランク165mmに→その後ナローワイド化

ただしフロント変速機を外してシングル化したところ、チェーン落ちが頻発するようになりました。対策としてナローワイドギアに交換したところ完全に解決しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
スプロケットを11速32Tに

リア変速機をRD-R7000 GSに

なお、駐輪中の転倒で変速機が壊れると走行不能になります。ディレイラーガードもあわせて取り付けておくとよいです。
シフターをSL-RS700に


タイヤをアジリストに交換

ホイールとタイヤの交換【反省あり】
実はRAIL ACTIVEの標準ホイール「P&P COMPONENTS WH-A1800R」は、スペーサーを外すだけで11速に対応できる優秀なホイールです。

しかしわたしはこれを知らずにメルカリで売却し、Shimano WH-RS100を購入してしまいました。重さを比べると、
| ホイール重量 | タイヤ重量 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| カスタム前 | WH-A1800R 1,905g (830+1075) | MAXIS Detonator 700×32C 640g | 2,545g |
| カスタム後 | WH-RS100 1,932g (827+1105) | Panaracer AGILEST 700×30C 480g | 2,412g |
ホイール単体ではむしろ重くなっています。標準ホイールは売らずにそのまま使うのが正解でした。
タイヤ交換でトータルでは133g軽くなりましたが、ホイールを売らなければもっと軽くできたはずです。
カスタム後の乗り心地と走りの変化
これだけのカスタムをして、実際どう変わったのか。
振動が減って手が疲れなくなり、ギアのつながりが良くなって長距離でも脚に余裕が生まれました。100kmライドの平均速度は22.4km/hでした。猛暑の34度という条件を考えれば、十分な結果だと思っています。
速くなったというより、疲れにくくなった——それがこのカスタムの変化でした。目的は最初からそこでした。
交換パーツ一覧
最後に交換したパーツをまとめます。
- ハンドル:SATORI HORIZON 440mm
- クランク:Shimano FC-R7000 165mm
- ナローワイドギア:DJC 44T
- スプロケット:Shimano CS-R7000 11-32T
- リア変速機:Shimano RD-R7000 GS
- シフター:Shimano SL-RS700(右のみ)
- タイヤ:パナレーサー アジリスト 700×30C
- ホイール:WH-RS100(※標準ホイールで十分です)
- 快適グリップに:NOGUCHIショート+PROエンドバー
まとめ
- ハンドル交換で振動が消え、長距離でも手が疲れなくなった。
- 8速→11速で、坂も向かい風も適切なギアが見つかるようになった。
- タイヤ交換で転がりが軽くなり、同じ力でスーッと進む感覚に変わった。
- 標準ホイールは売らずそのまま使うのが正解だった(失敗談)。
- RAIL ACTIVEはロードバイク規格対応なので、パーツの選択肢が広い。
ハンドル交換で振動が減り、105コンポ化でギアのつながりが良くなり、タイヤ交換で転がりが軽くなる。どれも「もっと速く走るため」ではなく「もっと楽しく・長く走るため」の選択でした。
RAIL ACTIVEはロードバイク規格のパーツが使える拡張性があるので、カスタムの伸びしろが大きい。そうやって少しずつ変えながら、気づけば自分だけの一台になっていました。
