クロスバイクのハンドル幅を460mmに交換
![Rail Activeの標準ハンドル](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/08/rail-org-handle-1200x607.jpg)
RAIL ACTIVEの標準ハンドル幅は560mmです。日本の狭い道路で、腕を広げて走っていると少し怖い。
追い越してくる車のドアミラーがカツン!と当たったら・・・たまにギリギリで追い越していく車がいますよね。
とくに車幅の広いトラック、右側に余裕がなくて仕方ないのは分かりますが、毎回怖いなと思います。風圧を感じながら転ばないように必死です。
気になるのは道路上だけではありません。駐輪場でもハンドル幅が広ければ迷惑になりかねません。止めるのも出すのも気を使います。
そんなハンドルストレスを少しでも減らすために、これまでも日東の520mmに交換していました。しばらくはいい感じでしたが、徐々にもっと狭くしたくなってきました。
今回は、460mmに交換です。
超狭いハンドルするとどんな感じなのか?ご紹介します。
JISに、自転車の諸元としてハンドル幅が規定されています。
・レーシングバイク(ロードバイク):350mm以上、600mm以下
・スポーティ車(クロスバイク):350mm以上、600mm以下
・マウンテンバイク:350mm以上、1000mm以下 (注1)
(注1) 道路交通法施行規則 第2章には普通自転車の大きさは、長さ190cm以下、幅60cm以下と定められています。マウンテンバイクでハンドル幅が60cmを超えるものについては、「自転車」ではなく「軽車両」となり、歩道は走れなくなります。
460mmのハンドル
![日東2520AAとB-WITCH460mmのハンドル](https://chari100.com/wp-content/uploads/2023/01/460-520-handle.webp)
新しく取り付けたのは、B-WITCHの460mmハンドルです。
520mmのハンドルに比べて左右3cm短く、手前へ強く曲がっています。パイプ厚は薄いですが、街乗りしている分には強度に不安は感じません。
日東のハンドルは取り付け部に滑り止め加工がありますが、B-WITCHはつるつる。
![日東2520AAとB-WITCH460mmのハンドル](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/04/handle-center-800x471.jpg)
![日東2520AAとB-WITCH460mmのハンドル](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/04/handle-thickness-800x470.jpg)
薄くて短いので軽いです。その差は約60g。
![日東2520AAとB-WITCH460mmのハンドルの重さ](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/04/handle-weight-800x489.jpg)
ハンドルの交換方法
一般的なクロスバイク用のハンドル(中央部分が25.4mm径で、グリップ部分が22.2mm径)であれば、ブレーキ、変速機などはそのまま流用できます。
他に用意すべきものは
- 新しいグリップ
- 6角のねじ回し(4,5,6mmあたり)
です。では交換手順をお伝えしますが、割と手間がかかりますので不安な方はプロショップに任せた方が安心です。
1.グリップを外します。
どのようなグリップが取り付けられているのかよく確認ください。ゴムがスポっとはめ込んであるようなタイプであれば、はさみなどで切って廃棄します。
ねじ止めされているタイプであれば、ねじを緩めて外してください。
ハンドル幅を狭くすると、長いグリップは使えなくなります。ハンドル幅にもよりますが、長さが10cm未満のグリップをお勧めします。
筆者はノグチのハーフグリップ(95mm)を愛用しています(角は含みません)↓
![ノグチのハーフグリップ](https://chari100.com/wp-content/uploads/2023/04/noguchi-half-grip.webp)
握りやすくてお手頃価格です。見た目も安っぽくありません。
2.変速レバー、ブレーキレバーを外します。
この時、ワイヤー類は再利用しますので切断したりしないようにご注意ください。ねじで止まっているだけですので、緩めて左右の端から引き抜きます。
3.ハンドルを外す、短いハンドルを取り付け
そしてステムからハンドルを外して新しいハンドルを取り付けます。
あとは逆の手順でねじを締めて取り付けてください。
取り付けは好みに合わせた角度で
このB-WITCHのハンドルは曲がりが強いので、取り付け角度によって走行感覚がかなり変わります。いろいろ試した結果、画像のように左右が少し下がった「なで肩」にすると走りやすかったです。
![460mmショートハンドルを装着後のイメージを説明する画像](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/04/460mm-flathandle2-800x299.jpg)
グリップもバーエンドも握りやすいです。
ブレーキに手が届きやすくて安心。バーエンドはシマノプロ。ベルとライト、リフレクターを装着してもまだスペースに余裕があるのでサイコンも装着可能。
ヤビツ峠で実走チェック
![ヤビツ峠の坂道からの眺望を紹介する画像](https://chari100.com/wp-content/uploads/2021/06/yabitsu-cycling-800x498.jpg)
街乗りでは十分快適でなんの問題もありません。腕がㇵの字に開かずに乗りやすい。
狭い道も快適、駐輪場でも左右3cmの差は大きい。ママチャリ軍の中でも威圧感を放つこともありません。目立たない自転車が何よりも安全です。駐輪も気楽になりました。
本格的なヒルクライムではどうなのか?
ヤビツ峠で試してみました。日ごろから移動の足にしているせいか違和感はありません。1分1秒を争うことがないクロスバイクなので、登り下りともに快適に走ることができました。
ハンドル幅は肩幅と同じくらいの方が、身体との一体感が強くなって扱いやすい印象です。感じ方には個人差があると思いますので、メジャーなどで520mmを測って握っているところをイメージしたりしてみてください。
まとめ
クロスバイクのハンドル幅を460mmにしました。狙い通り、駐輪場や狭い道でも扱いやすくなりました。車通りの多い道でもより安心して走ることができます。
今のハンドル幅に物足りなさを感じている方におすすめします。
更に狭い440mmにした記事はこちらです↓