
7年前に買ったGarminを、まだ使っています。何度か買い替えを考えて、そのたびに「いや、別にいいか」と思ってしまうのです。
サイクリングロードを走っていたとき、ふと思いました。心拍を確認しようと腕をちらりと見ると、数字がくっきり浮かんでいた。スクロールも、タップもしていない。ボタンを一回押すと停止し、さらにもう一回押すと保存してくれる。

これで十分だ
という感覚は、7年間ずっと変わりません。この記事では、Garmin Vivoactive3を7年使って気づいたこと——良いところ困ったところ——をお伝えします。これからGarminを長く使いたい方の参考になれば。
いる年数
ならない軽さ
眩しくない画面
シンプル操作
ストレスなく使えるのが、結局いちばん
スマートウォッチのレビューでよく見るのは「バッテリーが○○時間」「GPS精度が○○」といったスペック比較です。でも7年使って思うのは、数字よりもっと感覚的な話——「使っていて引っかかりがあるかどうか」——のほうが、長く使えるかどうかを決める、ということです。
1. 見やすいMIPディスプレイ
7年間で「画面が見えなくて困った」が一度もない——それがMIPの答えだと思います。

Vivoactive3のMIPディスプレイ(メモリインピクセル)は、自ら発光しません。光を反射してデータを表示するため、直射日光の下でも白飛びしない。鮮やかさよりも視認性を優先した設計です。有機EL(AMOLED)に比べると地味に見えるかもしれませんが、スマホ画面でさえ眩しく感じるわたしには、この落ち着いた表示のほうが体に合っています。
2. 外したくならない軽さ
ライドから帰って、シャワーを浴びようとしたとき——

あ、まだつけたままだった。
43gってそんな感じです。意識から外れているからライフデータも途切れないのです。

後継のVivoactive6の驚異的な軽さを除けば、Vivoactive3は今でも最軽量クラス。健康データを「記録し続けること」が目的なら、まず外さないことが大前提。高機能でも重ければ、帰宅するたびに腕から外したくなります。
3. 迷いのない操作のシンプルさ

ボタンが一つしかないので、迷いようがありません。心拍が上がって息が切れているとき、複数のボタンを押し分ける余裕はない。スワイプして、タップして、メニューを探して——そういう操作は不要です。
古い機材ゆえの「不便さ」もある
7年使い続けているのは「不便さがなかったから」ではありません。これから長く使う方には、ここがいちばん参考になるかもしれません。

買い替えはバッテリーが完全に寿命になったとき、と決めています。それまで使い倒すつもりです。
逆に言えば、7年使ってトラブルはこれだけです。バッテリーと充電まわりさえケアしておけば、Garminは長く付き合える道具だと思います。
まとめ:Garminの価値は「忘れられること」にあった
Garminの価値は「装着していることを忘れられること」にある。
- MIP画面は屋外の直射日光でも迷わず読める
- 43gは「つけていることを忘れる」重さ
- ボタン1つで、走りへの集中が途切れない
- 充電ケーブルは予備を1本手元に置いておく
- バッテリーは年々劣化する——長く使う前提で付き合う
スペックの数字より、腕に着けたままペダルを踏んでいるときの感覚——それが合っているかどうかで、長く使えるかが決まります。わたしたちが本当に欲しいのは「最新のGarmin」ではなく、気持ちよく走れる時間です。
もしこれから新しく選ぶなら、Vivoactive6がVivoactive3の正統後継として良さそうです。軽さとシンプルさはそのままに、弱点だったバッテリー持ちが伸び、画面も刷新されました。同じ思想で弱点だけ補強した一台、という印象です。
7年でバッテリーがどこまで減ったのかは、104kmライドで使い切って実測しました。買い替えるべきかを数字で判断したい方はこちらへ。
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