見た目もカッコ良くなったチェーン落ち対策
フロントディレイラーを外しただけのFC-R7000クランクで、なんちゃってフロントシングルで走ってました。98%は快適なのですが、たま~にチェーン落ちするのです。
この記事では、見た目もカッコよくなるチェーン落ち対策をご紹介します。
チェーン落ちの2つの対策
検索して調べたところ、チェーン落ち対策には2つの方法がありました。
- チェーン落ちを防止する装置を取り付ける方法
- ギアそのものにチェーン落ち防止効果のあるナローワイドギアに交換する方法
まず試したのはチェーン落ち防止装置。しかし、購入してみたものの取り付け方が分からない。
Shimano105のFC-R7000に取り付けたいのですが、対応していないのでしょうか。そして購入した商品ページはいつの間にか削除されている・・・。
気持ちを切り替えて次に行きます。
ナローワイドギアに交換です。クランクを外して丁寧に作業し、トラブルなく完了できました。
ビフォーアフターの画像です↓
購入したのはこちらのDJCのナローワイドギア44Tです。
FC-R7000で使えるナローワイドギアをAmazonで物色して見つけました。他の製品は倍くらいのお値段でしたので、とりあえずこちらの商品にしてみました。
ちゃんとナローワイドしています。
チェーンもよく見るとナローワイド。
隙間なくガッチリ嚙み合っています。
FC-R7000をナローワイド化した感想
ナローワイドにして、チェーン落ちはなくなったのか?
交換してから300km以上、滑り止めのある激坂を登って下り、工事中のガタガタ路面や歩道の段差、あちこち走ってみました。ナローワイドギアがチェーンに食いついて離しません。
目的を達成したのはもちろん、それ以上に嬉しかったのはクランク周りが超カッコ良くなったこと。これは期待以上でした。FC-R7000は重たそうな印象を受けますが、ナローワイドギアはシースルーで軽さを感じさせます。
ちなみに、ナローワイドギアの形は歯数によって異なります。
見た目スッキリしましたけど、実際に軽くなったのでしょうか?計量してみました。
ナローワイドは軽量化になる?
計量してみた結果は、こちら↓
FC-R7000 ダブルギア+ねじ | ナローワイド +ねじ |
---|---|
201.8g | 107.4g |
ナローワイドギアの方が94g軽かったです。フロントディレーラー(FD-R7000=約100g)の重さも含めると、軽量化の効果は少なくない。
ちなみにナローワイド52Tの重さは実測で148g(ねじ含む)でした。
52TでもダブルギアのFC-R7000より50g以上軽いです。快速ライダーにお勧め。
ナローワイドを装着する際の注意点
ナローワイドギアの取り付けで気を付けていただきたいのは、ダブルギア用のボルト(M8x8.5mm)が必須なことです。ギアの厚さだけで4mmあるので、シングル用(M8x6mm)では長さが足りません。
FC-R7000のチェーンリングを外すにはT30トルクスレンチが、ナローワイドの装着にはペグスパナと六角レンチが必要です。錆びて固着しやすい場所なのでグリスも忘れずに。
そしてナローワイドギアも万能ではないことは十分ご留意ください。チェーン落ちも物理的に完全に防げるわけではありません。
また、歯が厚くて摩擦が多いのでチェーンオイルはいつもより多くしてください。
チェーンはShimano製品を使いましょう。以前安いのを使っていたら登りで切れた経験があります。
まとめ
クロスバイクのチェーン落ち対策として、ナローワイドギアに交換しました。チェーンをガッチリつかんでグイグイ進んでくれます。
もうチェーン落ちを心配することなく安心して走ることができます。見た目もカッコ良くなりました。
チェーンオイルも必須です↓