HR-12をZwiftで使ってわかったこと

2020年9月5日Zwift心拍計Cateye,長期レポート

キャットアイの心拍計HR-12の画像
キャットアイのHR-12心拍計を2年使った

キャットアイの心拍センサー「HR-12」をZwift用に購入し、2年間使い続けました。

ちゃんと計測できる?壊れない?ぶっちゃけどう?

そんな疑問にお答えします。

HR-12、ぶっちゃけZwiftでどう?

感想をひと言で!と聞かれれば80点と答えます。ペアリングも簡単で使いやすいし、交換ベルトも格安。電池は交換式なので劣化も心配もありません。

ただ1点、冬場は少し途切れがちかな・・・弱いかな・・・と。

胸ベルト式は、肌が乾燥していると電気抵抗が増えてうまく計測できないのです。電気抵抗を減らす専用のECGクリームなるものも発売されているくらいです。

アラフィフの乾燥肌(特に冬場)にはもう必須なのです↓

40代後半から使い続けて徐々に計測が不安定に・・・加齢による乾燥肌には抗えません。

若い方なら問題ないでしょう。ただ、乾燥肌を自覚されて保湿クリームが手放せないような方には、おすすめできません。LEDで血管の変化を計測する光学式センサーをおすすめします。

現在、Polarの心拍計を使っていますが50代の乾燥肌でも安定して計測してくれます。

以下、乾燥肌ではない方向けにHR-12を詳しくご紹介します。

電池の持ちについて

HR-12の電池交換をしている画像
HR-12の電池交換

HR-12は電池交換式です。充電という手間はかかりません。しかも一般的なボタン電池(CR2032)なので、コンビニやスーパーでも入手可能。

ただ、電池残量を知らせる仕組みがありません。いきなり心拍数がゼロになってビックリします。

HR-12の心拍データ

なので電池残量チェッカーは必須です。

電池残量チェッカーを詳しく↓
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ロングライド前の残量チェックは必須です。

ちなみに、HR-12の電池寿命は「1日1時間の使用で約5ヶ月」とHPに記載があります。実際の交換記録をご紹介します。

電池交換した日付走行距離
2019年5月14日1,500km:付属電池
2019年7月9日1,450km
2019年8月12日1,000km
2020年7月4日12,000km
2020年9月7日3,000km
2021年1月27日2,900km
2021年3月24日800km
HR-12の電池交換日と走行距離

同じメーカの電池を使い続けてますが、持ち具合はバラバラです。1000kmでなくなったかと思えば、1万キロ以上使えたりしました。

裏ブタは結構固いです。ペンチとコインが必須です。しっかり閉めないと電池がカタカタ動いて正確に計測できませんのでご注意を。交換後はリセットボタンを押してください。

ベルトについて

HR-12の交換ベルト
HR-12の交換ベルト

HR-12、本体の耐久性は高いのですがベルトは消耗品です。ベルトが劣化すると、心拍表示がフリーズしたり不連続なデータになったりします。電池消耗の「ぶち切れ」とは違うので見分けられます。

漂白剤と乾燥機はNG

洗濯マークを見ると、

  • 40℃までの湯温で通常洗濯可能
  • 漂白剤、乾燥機はNG

となっています。

使い始めの頃は何も気にせず洗濯してたのですが、ふと気づくと電極パッドがめくれあがってました。その後は、殺菌効果のある「キレイキレイ+手洗い」をしています。

パッド部分の汗や汚れはしっかり洗い流してください。翌日の計測性能に影響します

2020年9月:新モデルになった

2020年9月に追加注文したら改良されていました。左右電極パッドから中央部分まで、一体型のカバーで覆われました。

HR-12の新旧心拍ベルトを並べた画像
新旧モデルの違い

もうめくり上がりません!洗濯機に正式対応した模様。怖くて手洗いですが・・・

その後、2021年7月に購入したらベルトは旧型に戻っていました。

まとめ

HR-12を2年使い続けて分かったことをご紹介しました。正確で素晴らしい製品ですが、乾燥肌の人には合わない可能性があります。

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2024年現在は、POLARのVERITY SENSEを愛用しています。