Zwift Chasing Tour 2024:第1~2クールの結果
![Chasing Tour画面](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-tour-top.jpg)
Zwiftのステージレース、Chasing Tour 2024(カテゴリD)に参戦中です。結果をまとめておきます。
第1クール:3月~4月の結果
ショートステージレースが2つ。あとはワンデーレースが10回ありました。優勝と3位表彰台が1回ずつ、あとは全く歯が立ちませんでした。
優勝できたのは相性がいい「Makuri40」でのレースのみ。登りすぎず、かといって平たんでもないコース。速い人の後ろで待機して最後の登りで頑張った、というだけですが個人的に嬉しかった。
レース | 距離 / 標高 | パワー/ 心拍 |
---|---|---|
Bianche | 64.8 / 620 | 180 / 137 |
dAzur #1 個人TT | 24.6 / 196 | 203 / 138 |
dAzur #2 | 32.4 / 284 | 195 / 140 |
dAzur #3 | 42 / 756 | 191 / 138 |
dAzur #4 優勝 | 40.1 / 307 | 206 / 143 |
dAzur #5 3位 | 43 / 1106 | 188 / 139 |
dAzur #6 | 41.4 / 732 | 192 / 142 |
Sanremo | 69.9 / 698 | 163 / 139 |
Saxo | 38 / 389 | 207 / 142 |
Wevelgem | 54.6 / 386 | 199 / 147 |
Dwars | 27.7 / 214 | 201 / 142 |
Vlaanderen | 47.5 / 675 | 184 / 149 |
Roubaix | 56.4 / 671 | 186 / 147 |
Amstel | 59.5 / 502 | 190 / 144 |
Wallonne | 36.2 / 396 | 210 / 150 |
Leige | 57.9 / 932 | 200 / 149 |
Romandie #1 | 36.6 / 298 | 197 / 149 |
Romandie #2 | 36 / 529 | 163 / 127 |
Romandie #3 個人TT | 15.5 / 105 | 200 / 141 |
Romandie #4 | 34.5 / 920 | 199 / 142 |
Romandie #5 | 39.1 / 670 | 212 / 140 |
TOTAL | 897.7km 11,386m | 193w 142bpm |
約900km走って11,000m登りました。
感想
カテゴリDの優勝ラインは、ルートにもよりますが大体3.2w/kgあたり。これが300w近い人もいれば私のように210wくらいの人もいて、脚質もバラバラ。
そんな中で相手の弱点を突く、つまり、いかに相手が嫌がることをするか?
いじめていじめて、さらにいじめて相手をつぶす。
日常生活とは真逆の思考が求められる世界は、勝てば天国、負ければ地獄です。
同じメンバーでステージレースを走ると、相手の脚質がわかってくるので通常の単発レースでは味わえない奥深さがあります。
- アイツまた逃げようとしてる、
- スプリント狙いだな、、、etc
ロンドンのフラットステージで、ほぼ全員でゴールスプリントしてビリだった苦い記憶があるので、私の作戦は「スプリント前が勝負」になります。
成功例をご紹介します。
Makuri40の最後の登りで相手を疲れさせた
→ ゴールスプリントで勝てて優勝
1000m以上登るステージでは自分のペースを守った
→ ほぼ最後尾からごぼう抜きで3位入賞
もっとご紹介できるようにまた頑張ります。
また、レースをこなすにつれて、自分は競馬でいうところの「追い込み馬」タイプだと判明。高強度のスタートダッシュが苦手で、走っているうちに徐々に気持ちも調子も上がってくるタイプ。
競馬では、この「追い込み馬」が好走する2パターンというのが知られています。
- 先行馬がバテたw
- 先行馬が遅くてついて行けちゃったw
つまり集団がハイペースすぎた、もしくはスローペースであった場合です。前者は山岳ステージで意気込みすぎてバテるパターン、後者はフラットステージで最初からゴールスプリント狙いの場合。
ルートと周りの動きをよく見て、冷静に冷静に走りましょう。
あと、ライバル勢は平均230~280wあたりとめちゃパワフル。しかも粘り強い。基本的なスタミナの違いを痛感したのでトレーニング本を購入↓
![ロードバイクトレーニング本](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/06/roadbike-training-book.jpg)
筆者のようなカテゴリD、3倍前後の初級者はとにかく距離を乗ってFTPを上げる。そして4倍、5倍を目指すべきだとわかりました。
これまでの週間目標を300から500km/週に変更しました。さてどうなりますやら(結果は後述)。興味のある方はこちらのリンクからどうぞ。
第2クールに続きます。
第2クール:5月~6月の結果
Chasing Tourの第2クールの結果をご報告します。
ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・スイスに合わせてステージレースが開催されました。Chasing Pinkは全18ステージ、Chasing Suisseは全6ステージです。
今回、表彰台は3位が5回、2位が1回で優勝はありませんでした。カテゴリEからランクアップしてきた方が4w/kgで走ったり、なぜか通常カテゴリBの方が私と同じカテゴリDにいるので全く勝てません。
さらにぎっくり腰になって3日連続で休んだり、熱中症気味になって途中リタイヤもありました。
ちなみに、Chasing Tourはお休みOKです。山岳ステージを避ける人もいますし、疲労具合によってはお休みするライダーも多いです。皆さん、無理せずに楽しんでいます。
では詳細結果です。
レース | 距離 / 標高 | パワー/心拍 |
---|---|---|
Pink #1 | 37 / 362 | 181 / 141 |
Pink #2 | 40 / 529 | 190 / 134 |
Pink #3 | 38.5 / 202 | 190 / 130 |
Pink #4 個人TT 3位 | 36 / 338 | 210 / 138 |
Pink #5 | 32 / 831 | 194 / 135 |
Pink #6 | 34.7 / 88 | 194 / 141 |
Pink #7 | DNS | ー / ー |
Pink #8 | DNS | ー / ー |
Pink #9 | DNS | ー / ー |
Pink #10 | 42.4 / 310 | 173 / 129 |
Pink #11 個人TT | 31 / 180 | 179 / 129 |
Pink #12 | 35.6 / 412 | 165 / 127 |
Pink #13 | 46 / 447 | 176 / 134 |
Pink #14 3位 | 41 / 781 | 195 / 143 |
Pink #15 | 33.9 / 78 | 159 / 120 |
Pink #16 | 37 / 476 | 171 / 124 |
Pink #17 3位 | 43 / 1106 | 185 / 138 |
Pink #18 | 40.7 / 201 | 173 / 128 |
Suisse #1 | DNF | ー / ー |
Suisse #2 | 36.7 / 407 | 151 / 116 |
Suisse #3 3位 | 35.2 / 455 | 203 / 140 |
Suisse #4 | 50 / 750 | 170 / 123 |
Suisse #5 3位 | 43.8 / 1117 | 185 / 134 |
Suisse #6 個人TT 2位 | 12.9 / 480 | 209 / 140 |
TOTAL | 747.4km 9,550m | 182w 132bpm |
感想
個人TTのペース配分について
Zwiftインサイダーで見かけたBologna個人TTの走り方の記事↓が参考になりました。
速度が遅いところほどパワーかける走り方がトータルタイムがいいよ、と紹介されています。スピードが出ているところではゆるく走って、スピードが落ちたりしたところや登りだけ踏んだ方がタイムアップするよ!と。
上級者には常識でしょうけど、初心者には大発見でした。この戦略で個人TTを走ってみた結果がこちら↓
![](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/06/TT-result.jpg)
Chasing Tourではない個人TT(Sugar Cookie一周ルート)ですが、パワーもw/kgも劣る私が優勝できちゃいました。登りだけめいっぱい踏んで、平地はテンポ、下りは水分補給して休んでいます↓
![Zwiftのらいどれぽー](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/06/sugar-cookie-tt-ride-report.jpg)
踏みっぱなしということがないので気が楽ですし、心拍数も抑えられて心身に優しい。第4ステージの個人TT、第14ステージのBologna TTコースでこの走り方をしたら、いずれも3位と自分には好成績でした。
第11ステージの個人TTは、ぎっくり腰の療養中で遅いです
ぎっくり腰後のレースについて
ぎっくり腰になってから、ハンドルを高く、サドルを下げた腰痛対策ポジションにしました。
その後も様子見ながら、チームメイトや友人のサポートをこなして楽しみました。励ましあいながら完走を目指すような一面もあって、なかなか楽しいChasing Tourです。
パワー不足について
第一クールで実感したパワー不足、基礎的なスタミナを強化するために3か月走り込み(2000km/月)を行いました。
3月 | 4月 | 5月 |
---|---|---|
2,043 | 2,179 | 1,841 |
5月はぎっくり腰で少し届きませんでした
WatopiaのAccelerate to Elevate↓を走り込み前後で比べたデータをご紹介します。
![Accelerate to Elevate ルート](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/06/accerlerate-to-elevate.jpg)
ほぼ同じパワーで走ったところ、走り込み後は平均心拍が10下がりました。Stravaの相対エフォートも164から92になって体感的にも楽に走れるようになりました。
Accelerate to Elevate (下り含む) | 走り込み前 2024/2 | 走り込み後 2024/6 |
---|---|---|
所要時間 | 2時間22分 | 2時間25分 |
平均パワーw | 159 | 156 |
心拍数bpm 平均 / MAX | 133 / 152 | 122 / 145 |
相対エフォート | 164 | 92 |
今後3か月はケイデンス90+での走り込みにします。
まとめ
Zwiftで参加できるツアーステージの結果、そして感想をご紹介しました。2024年6月下旬からいよいよあのツールが始まります。
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