サイクリングルート太平洋岸自転車道（神奈川編）のご紹介
国土交通省が定めた太平洋岸自転車道。
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/pcr/index.html千葉の銚子から和歌山まで1400kmを走破する壮大なルートです。今回、その一部である神奈川編103kmをご紹介します。
太平洋岸自転車道 神奈川編とは？
株式会社モンベルの「JAPANエコトラック」に見やすい地図も掲載されています↓
海岸線という言葉のイメージとは裏腹に、獲得標高が800mを超えるちょっとしたヒルクライムルートでもあります。
筆者は、まだ早川までしか走っていませんが、三浦半島の景色のよさ、湘南の風になれる134号線、早川漁港の魚料理など魅力たっぷりなので、ご紹介させてください。
太平洋岸自転車道 神奈川編の見どころ
手持ちの画像とともにルートをたどってみたいと思います。
スタート地点は、東京湾フェリーを降り立った久里浜港です。この4月には、ペリー来航170周年を記念した黒船クルーズが行われる予定でしたが中止に。
公式HPはこちらになります。
https://www.tokyowanferry.com/ちなみにフェリーの運賃は、大人1名＋自転車で片道1700円（往復運賃は3000円）です（執筆時の価格です）。
フェリーを降りたら南下して城ヶ島に向かいます。城ヶ島は三浦半島先端にあります。橋でつながっていて自転車で渡ることができます。
橋の上は風が強いです。横風に注意して走行してください。
城ヶ島を離れたら、ちょっとしたアップダウンの繰り返し。左手に相模湾と富士山を眺めながら北上します。
途中、咳が止まらない人、のどを使うお仕事の方から篤い信仰がある「おせき稲荷社」がある森戸神社があります。気になる方はぜひお立ち寄りください。
そしてスタートしてから30kmあたりに葉山マリーナがあります。日本ヨット発祥の地。
葉山から鎌倉に抜けるまでにトンネルを通ります。長くて交通量も多いので、ヘッド＆テールライトは忘れずに。
三浦半島の各トンネルでは、警察の方が無灯火を取り締まっていることがありますのでご注意ください。
トンネルを抜けると富士山が一望できます。特に冬はクッキリと見えることが多く絶景です。
手前の箱根の山々も1000m級と決して低くないのですが、3776mの富士山はやはり存在感が違います。
134号線では、ぜひ歩道橋に上がってみてください。
大磯からは134号線を離れて、大磯漁港経由、国道一号で小田原方面へ。
太平洋岸自転車道の道案内や看板があるので、それに従って進みましょう。
以前通行したときは砂が路面にあって危険を感じながら走りましたけど、この日はきれいに清掃されていました。その代わりに、所々に松ぼっくりが落ちていました。走行時はご注意ください。
天気が良ければ伊豆半島と箱根、富士山の景観が楽しめそう。
そして時間に余裕があれば、ぜひ小田原城の見学をおすすめします。天守閣内のみ有料で、それ以外は無料です。ロードバイクを手押ししながら見学されている方も見かけますよ。
桜の咲く季節は夜間ライトアップもあります。詳細は公式HPで確認ください。
https://odawaracastle.com/ちなみに天守閣からの眺めはこんな感じです↓
御朱印ならぬ御城印は、天守閣入り口で販売しています。入口の係員にひと声かければ、天守閣への入場なしで御城印をお買い求めいただけます。
また御朱印を集めていらっしゃる方は、小田原城横に報徳二宮神社がありますのでおすすめします。
小田原駅の一つ先にある早川駅は、何ともいえないレトロ感が最高です。
早川駅から徒歩圏内の早川港では、新鮮な魚料理が味わえますよ。この魚市場食堂、先日TVでも紹介されていました。
お値段2000円前後だったと記憶しています。お刺身もフライも煮付けも美味しかったです。筆者がご紹介できるのはここまでになります。
まとめ
太平洋岸自転車道の神奈川編をご紹介しました。長くて登りますので、ロードバイク中級以上の方におすすめします。
見どころ満載で魅力たっぷりのルート、ぜひ安全ライドで楽しんでください。
国土交通省の公式HPはこちらです↓