Zwiftでステージレースに参加する方法
![Zwift Chasing E3 Saxo Classic](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-saxo.jpg)
オンラインサイクリングアプリZwiftでは、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアのようなステージレースを楽しむことができます。
この記事ではその参加方法や完走のコツなどお伝えします。憧れのツールをZwiftで走ってみませんか?
Zwiftのステージレースとは?
Zwftで行われるステージレースは、実際のプロツアー日程に合わせて開催される「Chasing Tour 2024」です。
![Chasing Tour 2024 top page](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-tour-top.jpg)
3月から11月まで開催される年間レースで、プロツアー日程に合わせてレース日程が組まれています。開催されるレースは表のとおりとなります。
ステージレースリスト ()内はステージ数 |
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ティレーノ・アドリアティコ(6) ツール・ド・ロマンディ(6) ジロ・デ・イタリア(18) ツール・ド・スイス(6) ツール・ド・フランス(21) ツール・FEMMES(7) ブエルタ・ア・エスパーニャ(18) |
ツールやジロといったステージレースが山岳ステージならChasing Tourも似たような構成の山岳を走り、個人TTならChasing Tourも個人TTとなります。
ただルートは4分の1くらいに短く、獲得標高も抑えてあります。あくまでツアーファンが、プロ気分を味わいながら楽しむレースとなっています。
また、パリ~ルーベといったワンデーレースのZwift版も開催されます。
ワンデーレースリスト |
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ストラーデ・ビアンケ ミラノ~サンレモ E3サクソバンク・クラシック ヘント〜ウェヴェルヘム ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント ロンド・ファン・フラーンデレン パリ~ルーベ アムステルダム〜ロッテルダム〜アムステルダム ラ・フレーシュ・ワロンヌ リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ クラシカ・サンセバスチャン グランプリ・ド・ケベック グランプリ・ド・モントリオール イル・ロンバルディア |
さらに大注目の世界選手権のZwift版(個人TT&ロード)、そして2024年はオリンピックレース(同)も行われます。
参加方法は?
参加するには選手登録が必要です。公式HPから行います。
英語ではありますけど、メールアドレスを登録してZwiftアカウントと連携させればOKだったと記憶しています。
![Chasing tourの公式HP](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/register-tour.jpg)
その際、ZwiftIDというのが必要になります。
登録すると「レースパス」と呼ばれる選手専用のエントリーページにアクセス出来るようになります↓
![Chasing Tourのスタート時間](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-tour-pass.jpg)
各レース/ステージは時差に対応するために4回(/日)開催されます。サマータイム中は1時間早まります。
- UTC10時半:日本時間19/18時半
- UTC13時:日本時間22/21時
- UTC18時半:日本時間3/2時半
- UTC1時:日本時間10/9時
レースはタイムではなくポイント制
このChasing Tourは、全レースに参加できなくても失格にはなりません。忙しい市民のためのレースなのです。
そして合計タイムではなく着順で決まるポイントで争われます。ツアーによって与えられるポイントは異なります。
ポイントが少ないレースは抑えるなど作戦がとても重要です。
![Chasing Tourの結果](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-tour-result.jpg)
本気のチームが上位に名前を並べます。
Chasing Tourの面白いところは?
Chasing Tourの面白いところは、ステージレースと同じ醍醐味を味わえることです。
脚力別に5カテゴリに分かれて競う(カテゴリは運営側から指定される)ので、相手に不足はありません。
![Chasing Tourのタイムライン](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/chasing-tour-timeline.jpg)
ガチなファンはチームで参加して、逃げを作ってライバルに追わせたり、連続アタックでつぶしに来ます(つぶされた経験あり)。
筆者もチームを組んで、逃げたり逃したりしてプロチーム気分を楽しんでます。
ちなみにクローズドレースゆえに参加メンバーはほぼ固定。回数を重ねるごとにライバルの脚質も丸見えになります。私が参戦しているDカテゴリは、重めのムキムキライダーが多いです。
レースの経過はこちらの記事にまとめてあります↓
完走のコツは?
レースに参加するにあたってお勧めできること、コツなどご紹介します。
ウォーミングアップはどうする?
Chasing Tourは全カテゴリが一斉スタートします。しかも同じゲートからヨーイドン!です。
このスタートが本当に厄介。上位カテゴリのロケットスタートに引っ張られて、みんな1分くらいは全力なんです。
同じカテゴリライダーがどこにいるのか、よく見極めながら走ってください。そしてウォーミングアップをしっかりしておかないとスタートで脚が終わります。
20分くらいはのんびり走って身体を温めておきましょう。
ペース配分は?
ロケットスタートで必要以上に消耗しないようにして、同じカテゴリメンバーについていきましょう。ドラフト活用は必須です。
そして勝負どころは山岳とは限りません。山岳アーチでホッとしてると下りで不意打ちのアタックがあったりします。周りの動きをよく見て走りましょう。
逃げがあれば抑え役が必ず邪魔しに来ます。これが非常に厄介。逃げを成功させないのが一番ですが、脚力と相談しつつブリッジをかけるなど、頭もフルに使ってレースを楽しみましょう。
補給と回復について
レース前に軽く食べてエネルギー補給しましょう。脚がつりがちな人はポカリなどで電解質も。
筆者は食べ過ぎないようにして胃腸の負担を減らし、ビオフェルミンで腸活しています。日頃から心身ともにスッキリとさせておきましょう。
小麦粉(パン類、お好み焼き、麺類)、サラダ油、砂糖(お菓子など)、乳製品(牛乳、アイス、ヨーグルト)、加工肉は控えめに。
まとめ
Zwiftでツアーレースを楽しむ方法をご紹介しました。Chasing Tour2024は途中参加もできます。
ぜひ一緒にレースを楽しみましょう。ツールやジロといった本格的なステージレースはこれからです。
参加・登録は公式サイトから↓