Zwiftでステージレースに参加する方法

2024年3月19日Zwiftライドレース

Zwift Chasing E3 Saxo Classic
Chasing E3 Saxo Classic

オンラインサイクリングアプリZwiftでは、実際のツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアのようなステージレースを楽しむことができます。

この記事ではその参加方法や完走のコツなどお伝えします。憧れのツールをZwiftで走ってみませんか?

Zwiftのステージレースとは?

Zwftで行われるステージレースは、実際のプロツアー日程に合わせて開催される「Chasing Tour 2024」です。

Chasing Tour 2024 top page
画像出典:Chasing Tour 2024

3月から11月まで開催される年間レースで、プロツアー日程に合わせてレース日程が組まれています。開催されるレースは表のとおりとなります。

ステージレース
()内はステージ数
ワンデー
ティレーノ・アドリアティコ(6)
ツール・ド・ロマンディ(6)
ジロ・デ・イタリア(18)
ツール・ド・スイス(6)
ツール・ド・フランス(21)
ツール・FEMMES(7)
ブエルタ・ア・エスパーニャ(18)
ストラーデ・ビアンケ
ミラノ~サンレモ
E3サクソバンク・クラシック
ヘント〜ウェヴェルヘム
ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント
ロンド・ファン・フラーンデレン
パリ~ルーベ
アムステルダム〜ロッテルダム〜アムステルダム
ラ・フレーシュ・ワロンヌ
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
クラシカ・サンセバスチャン
グランプリ・ド・ケベック
グランプリ・ド・モントリオール
イル・ロンバルディア
2024年のレースリスト

ツールやジロといったステージレースだけでなく、パリ~ルーベといったワンデーレースのZwift版も開催されます。

この他に恒例の世界選手権のZwift版(個人TT&ロード)、そして2024年はオリンピックレース(同Zwift版)も開催されます。

ツアーが山岳ステージならChasing Tourも山岳コースとなり、個人TTならChasing Tourも個人TTとなります。ただルートは4分の1くらいに短く、獲得標高も抑えてあります。ツアーファンが、プロ気分を味わいながら楽しむレースとなっています。

各ステージは時差に対応するために4回(/日)開催されます。

  • UTC10時半:日本時間19時半
  • UTC13時:日本時間22時
  • UTC18時半:日本時間3時半
  • UTC1時:日本時間10時
Chasing Tourのスタート時間
スタート時間は選べる

このChasing Tourは、全レースに参加できなくても失格にはなりません。忙しい市民のためのレースなのです。

参加方法は?

参加するには選手登録が必要です。公式HPから行います。

英語ではありますけど、メールアドレスを登録してZwiftアカウントと連携させればOKだったと記憶しています。

Chasing tourの公式HP
REGISTERをクリックして登録

その際、ZwiftIDというのが必要になります。

登録すると「レースパス」と呼ばれる選手専用のエントリーページにアクセス出来るようになります。

レースはタイムではなくポイント制

Chasing Tourは、合計タイムではなくポイントで争われます。ツアーや順位によって与えられるポイントは異なります。ポイントが少ないレースは抑えるなど作戦がとても重要です。

Chasing Tourの結果
ポイントで争われるChasing Tour

本気のチームが上位に名前を並べます。

Chasing Tourの面白いところは?

Chasing Tourの面白いところは、ステージレースと同じ醍醐味を味わえることです。

Chasing Tourのタイムライン
ステージレースのように日々参加する

ほぼメンバーは固定なのでライバルの脚質もよくわかります。

ピュアクライマー、TT型、スプリンター、オールラウンダー、さらには「突っ込み型」とか「後半温存型」といった性格まで。

そんな相手にどうやったら有利に戦えるのか?

やはり平地は抑えて登り勝負が王道です。序盤は脚を温存させながら山岳ステージで勝負です。この「ツアープロごっこ」は、強さによって5カテゴリに分かれて争うので私のような貧脚でも楽しめます。

どのカテゴリに参加するのかは、運営側から指定されるのでそれに従います。ちなみに筆者は下から2番目です。

ガチなファンはチームで参加して、逃げを作ってライバルに追わせたり、連続アタックでつぶしに来ます(つぶされた経験あり)。

同じくらいの脚の人とチーム組んで、日替わりエースで参加するのが楽しそう。筆者もチームを組んでいますが、ついていくのに必死で作戦どころではありません。もう少し脚力が欲しいところ。

完走のコツは?

レースに参加するにあたってお勧めできること、コツなどご紹介します。

ウォーミングアップはどうする?

Chasing Tourは全カテゴリが一斉スタートします。同じゲートからのヨーイドン!の出走もあります。

このスタートが本当に厄介。上位カテゴリのロケットスタートに引っ張られて、みんな1分くらいは全力なんです。

同じカテゴリライダーがどこにいるのか、よく見極めながら走ってください。そしてウォーミングアップをしっかりしておかないと、ここで脚が終わります。

筆者はZone2で20~30km走ります。

ペース配分は?

ロケットスタートで必要以上に消耗しないようにして、平地もFTP以下に抑えて、残り距離・時間を考えながら冷静に走りましょう。

徐々に追い上げる方が精神的にも楽ですし、疲労も残らずに翌ステージも気持ちよく走れます。平地はついていくだけにして、勝負は山岳ステージにとっておきましょう。

補給と回復について

レース距離(走行時間)を考慮した補給を忘れずに。脚がつりがちな人は電解質を摂取してください。

またステージレースでは、いかに早く回復させるかが大事。筆者は森永の大豆プロテイン(コーヒー味)を朝とライド前後に飲んでいます。

牛乳は苦手なので水で溶かして飲んでいます。あとはビオフェルミンで腸活しています。

おいしい大豆プロテイン コーヒー味
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各ネットショップで詳細をご覧いただけます

まとめ

Zwiftでツアーレースを楽しむ方法をご紹介しました。Chasing Tour2024は途中参加もできます。ぜひ一緒にレースを楽しみましょう。ツールやジロといった本格的なステージレースはこれからです。

参加・登録は公式サイトから↓

Zwiftライドレース

Posted by Zippy