Polar Verity Sense:Zwiftで途切れない心拍センサー
Zwift中、心拍データが途切れるとストレス感じてました。原因を排除すべく、クリーム塗ったりセンサーを近づけたりと色々試行錯誤しました。
あるいはゼーハーしているのに80bpm!?とかだったりするのを見ると、この心拍計はつける必要があるのか?と自問自答したりしていました。
気づけばZwiftを始めてもう6年。その間、3つの心拍計を試行錯誤しながら使って出した結論、もうこれ以外の心拍計はいらない!という決定版をご紹介します。
途切れない心拍センサー
途切れない心拍センサーはこちら↓
![POLAR社の心拍計Verity Sense](https://chari100.com/wp-content/uploads/2022/02/polar-hr.jpg)
Polar社のVerity Senseです。
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公式サイトはこちらになります↓
実際にどのように計測されるのか?下の画像を見てください。ロンドンPRL FULLコースのデータです。
![Polar Verity Senseの心拍データ](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/prl-full.jpg)
約6時間半の間、一度も途切れませんでした。
あるいはBig Foot Hillsのレース、100kmのグループライドでも超安定してます↓
![Zwiftの心拍データ](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/big-foot-fills.jpg)
![Zwiftの心拍データ](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/100km-cn.jpg)
この超安定してる心拍データは、Polar(ポラール)社の「Veriy Sense」で計測したものです。
Verity Senseはなぜ途切れない?
![Polar Verity Senseを使用している女性](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/polar-verity-sense-hp.jpg)
POLAR(ポラール)社はフィンランドの心拍計メーカーです。1977年の創業以来、各種心拍計を開発してきました。人間だけでなく馬用も↓ラインアップしています。
模倣品を作って販売している会社とは違います。心拍メーカーのパイオニアであり、自動車でいうメルセデスであり、自転車でいうビアンキです。
なぜPolarがいいのか?そしてなぜVerity Senseなのか?
理由は2つ。
1つめは、アームバンド式で使いやすいから。
サッと装着してペアリングも簡単だから忙しい人にピッタリ。
2つめは、正確だからです。
心拍計の裏を見ると他社との違いがよく分かります。
![POLARとGarminウォッチの本体裏](https://chari100.com/wp-content/uploads/2023/06/polar-garmin.webp)
Verity Senseは、他社製品の2~3倍のLEDを搭載しています。Garminでも3つ、他は2つが多いです。
光学心拍計は、照射したLEDの反射光で心拍測定します。元システムエンジニアとしては、たくさん照射してデータの解像度を上げた方がより正確だろうなと想像できます。
また、センサーを囲むようにLEDが配置されているので、装着する向きを気にする必要がないのもいい。
そして送信電波も強力で、公式HPによれば最大150mまで通信可能。途中トイレに行ったりバイクから離れても途切れません。
宅急便を受け取りに玄関から出てドア閉めると途切れます。
Garminウォッチを使っていた時は、精度に疑問を感じていました。ゼーハーしているのに80bpmだったりして「おい!絶対違うだろ!」と。そして途切れまくり・・・。胸ベルトのキャットアイも途切れが・・・胸ベルト式は乾燥肌に弱いという落とし穴があった。
Zwiftでの使い心地は?
Zwiftとの相性も抜群です。
まず、アームバンド式なので胸ベルトのような息苦しさがありません。専用バンドにパチッと装着して腕を通すだけ。専用バンドは伸縮性があるし調節も可能。サイズの心配は無用です。
そして本体横にあるスイッチを押すと自動でZwiftとペアリング。
![心拍センサーを検出したZwift画面](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/02/polar-zwift-2.jpg)
![パワーメーター、心拍センサーをペアリングしたZwift画面](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/02/polar-zwift.jpg)
あっという間に準備完了です。
気になる3点:充電式、価格、ベルト
途切れないVerity Senseですが、気になる点もいくつかあります。
充電式電池は交換できない
電池交換が出来ません。そして通常使用による劣化は保証対象外です。過充電、過放電は劣化を早めますので気を付けましょう。
消費者庁のHPにも注意書きがあります↓
過充電・過放電のほか、高温環境での使用等は、劣化が進み、発火のリスクが高まります。
ちなみに充電は、付属のUSBアダプタを使って、
- PCのUSBポートから、
- 市販の5V、500mA以上のUSB電源アダプタを使ってコンセントから
どちらでも大丈夫です。筆者はiPhone用の親指大のUSB充電器(5V,1000mA)を使っています。
かれこれ2年以上、ほぼ毎日使っていますけど、これまでのところトラブルはありません。
他社製品の倍はする価格!
ズバリ高い!他のでいいんじゃない?となりがち。
他社アームバンド式が数千円~なのに対して1万円強です。何が違う?価格差分の価値はあるの?
パッと見は違いはない
ぱっと見た感じ、違いはない。
防水性に違いあり
Polarは水深50m対応なので防水性も完璧。Zwiftで汗だくになっても心配は無用です。
衣類と一緒に洗濯機で洗ってしまったこともありました・・・壊れませんでした。
ちなみにGarminウォッチも50m対応。他社は調べたら1m(しかも30分まで)とかでした。クエン酸や加糖系の飲み物、汗や雨の侵入が心配です。
先ほどの消費者庁HPに、飲料付着による発火事故例(ノートPCですけど)が記載されています。
カスタマーセンターは日本語対応
Polar、Garmin、キャットアイは日本語対応です。一流メーカー品であれば万が一でも心配は無用です。
ちなみにPolarのメーカ保証は2年(公式HPで購入なら3年!)です。Garminはじめ他社は1年のところが多い。
![PolarのHP画像](https://chari100.com/wp-content/uploads/2024/03/polar-3years.jpg)
保証期間が3倍なら、3倍の値段でもOK?ってことではありませんが安心です。さらに正確に計測できて途切れないのであれば最高です。
2022年2月に購入してから2年半、ほぼ毎日使っていますが故障知らずです。
ベルトは消耗品
唯一、劣化が目立つのはベルトです。
![1年使用したPolar Verity Senseのベルト](https://chari100.com/wp-content/uploads/2023/01/polar-hr-11months.webp)
![1年半使用したPolar Verity Senseのベルト](https://chari100.com/wp-content/uploads/2022/08/polar-18months.webp)
マジックテープ部分の反り返り、ベルトのヨレが見受けられます。縦型洗濯機に放り込んでいたので、劣化しない方がおかしいでしょう。
さすがに勿体ないと思って、最近はキレイキレイで除菌&手洗いするようになりました。
専用ベルトはAmazonなどで単品購入できます。3種類のカラー(黒、赤、グレー)があります。
![Polar Verity Senseの交換ベルト](https://chari100.com/wp-content/uploads/2023/10/polar-new-belt-e1721681467844.jpg)
Polarがつながらない、故障?
ZwiftがPolarを認識しない?故障した?
ご心配いりません。
これまでの経験上100%、原因は「バッテリーの残量不足」です。
充電してから再度ペアリングしてみてください。何事もなかったかのように認識してくれます。
電池の残量が不足すると電波が弱くなります。パワーメーターでも同様です。
まとめ
超高いVerity Senseですが、途切れない心拍データが手に入って最高です。
ブツブツ途切れるストレスから解放されました。ほぼ毎日Zwiftしますから、小さなストレスもバカには出来ませんよ。
Polar Verity Senseは、リチウムイオン電池なので軽く充電してからお使いください。
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保証期間は公式HPは3年、他は2年となります。販売価格と見比べてご検討ください。