苦労して中古フレームから組み上げたクロスバイク。乗り続けていると、変えたいところがチラホラと・・・
そこで、また新たに組み直すことにしました。
1. 足柄峠での学び:軽いギアへ
完成直後、意気揚々と挑んだ「足柄峠」。 結果は……大苦戦でした。
若い頃なら気合で登れた坂も、アラフィフには厳しすぎました。

もう少し軽いギアがあれば・・・
そんな後悔をバネに、駆動系の見直しを行いました。
フロントギアを「38T」から「36T」へ

まず、フロントのチェーンリングをサイズダウンさせました。
- 変更前: 38T(ギア比 1.19)
- 変更後: 36T(ギア比 1.13)
たった2T(歯2つ分)の違いですが、計算上は出力の約5%を節約できることになります。 「200wで踏むところを190wで済む」イメージ。スイートスポット付近で10wの差は大きい。安全に家まで帰るためのお守りですね。
2. 足回りを軽く:軽量タイヤへ
次に着手したのは、走りを劇的に変える「ホイールとタイヤ」です。

当初履かせていたタイヤ(IRC METRO 35C)は、非力な私には重かった。 そこでBASSO「レスモ」で使っていた軽量セットを移植してみました。
- ホイール: Shimano WH-R501
- タイヤ: Continental Grand Prix 4000sⅡ
交換してペダルを踏んだ瞬間、思わず「おっ!」と声が出ました。 羽根が生えたような軽快さ。 クロモリフレーム特有の「しなり」と、良いタイヤの「転がり」がかみ合っていい感じ。

36Tを38Tに戻してもいいかも?
と思ったほどです。
「星スポーク」で足元に輝きを
フロントホイールのスポークが少し錆びていたのが気になったので、星ステンレススポークと真鍮ニップルで組み直しました。

キレイな愛車はモチベーションがアップします。意外と大事。
3. ハンドル回りもシルバーパーツ化
細身のクロモリフレームには、やはりクラシカルな「シルバー」が似合います。

- ステム: 日東(NITTO)スレッドステム
- ハンドル: 日東 フラットバー(520mm)
- シートポスト: シマノ600(ヴィンテージ)
シルバーパーツにしたことで、自転車全体の雰囲気がグッと引き締まりました。 キラキラハンドルを眺めるたびに、ニヤリとしてしまう。「所有する喜び」ってバカにできません。
ポジションの探求(ステム長の変更)
見た目だけでなく、ポジション(乗車姿勢)にもこだわりました。 書籍『自転車の教科書』を参考に、あえて長めのステム(120mmや100mm)をテスト。

一般的に「ハンドルは近いほうが楽」と思われがちですが、実は適切な距離があったほうが、体幹を使って楽に走れることがあります。 「楽をするために、あえてハンドルを遠くする」。 パーツ交換で快適さをアップできるのもDIYの醍醐味です。
4. 安全装備の追加
最後に、安全装備を追加しました。

- KCNC ディレイラーガード: スーパーやコンビニの駐輪場で、強風により自転車が倒れることはよくあります。その際、変速機(ディレイラー)が曲がってしまうと走行不能に。この小さなガード一つで、そのリスクを回避できます。
- ライト、テールライト:安全のため、昼間でもトンネルなどでは点灯。
これらは決して速く走るためのパーツではありませんが、「トラブルなく家に帰り着く」ための重要パーツです。
まとめ
ホイールとギアを軽くして、シルバーパーツに交換する。 今回のカスタマイズを通じて、より快適な相棒へと進化しました。
今の自分にとって「何が快適か」「何が美しいか」を問いかけ、形にしていく楽しさが自転車にはあります。速さを他人と競うのもいいですが、自転車そのものを楽しむ方が私は好きです。


