MD640:負荷ダイヤルのワイヤー調整方法

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MD640の内部負荷の構造
変速ワイヤーの調整

サイクルトレーナーMD640の負荷ダイヤルを回しても

  • 負荷が変わらない、
  • 負荷が変わるまでにタイムラグがある、

などの症状があるなら、負荷ダイヤルのワイヤー(負荷ケーブル)が伸びていたり逆に締めすぎている可能性があります。

この記事を読んで、適切な長さに調整しましょう。

目次

負荷ケーブルを調整する方法

調整手順は、ミノウラHPの取扱説明書に記載があります。

ミノウラMD640のケーブル調整方法マニュアル
MD640マニュアル 11ページ

以下の手順で行ってください。

STEP
負荷リモコンを7の位置にセットする
STEP
負荷リモコンをハンドルから外す
STEP
ケーブルが真っすぐになるように負荷リモコンを床に置く(写真1)
STEP
ケーブルを手前に引きながらアジャストボルトを反時計回りに締める

写真2が3のようになり、ケーブルが本体から引き出された状態で固定されました。この状態で負荷ケーブルを本体内に押し込もうとしても押し込めません。

STEP
ロックナットを右回しに締めこんで、引き出されたケーブが本体に入り込まないように固定

写真4で確認できる、ロックナットとアジャストボルトの間隔分(約1cm)調整しました

STEP
負荷リモコンをハンドルに戻します

これで負荷ケーブルの調整は完了です。お疲れさまでした。

取扱説明書はこちらからダウンロードいただけます↓

調整後は負荷のかかりが速くなった

MD640の負荷ケーブル調整をしている画像
ワイヤー調整中のMD640

調整前は、負荷を変えても重くなるまでにタイムラグがあったり、負荷5.5から上は違いを感じられなかったりしました。

調整後は変速ギアのようにスパスパと切り替わるし、負荷6、6.5、7まで効くようになりました。

ただ、より強い負荷になったわけではなく、

1,2,3,4,5=6=7

だったのが、

1、2,3,4,5,6,7ときれいに並びました。

ただし、負荷が強くなったのではなく、正しく分散されたような感じです。

つまり、これまでの負荷3が4になり、4が5になった感じです。

そしてこれまで負荷0相当のものが負荷1として新たに登場。

すごい軽いので、これから運動を始める小学生や高齢者のリハビリにも活躍しそう。

あとは走行音が気持ち静かになった気がします。

まれにカタンカタンと漕ぐたびに音がすることもありましたが、調整後は気にならなくなりました。

ちなみに、ペダルを踏み込んだ時に「トルクすべり」を感じる場合は、ベルトのテンション調整が必要です↓

まとめ

サイクルトレーナーMD640でダイヤルを回しても負荷が効かない、変わらない、回せないといったトラブルの原因と対処法をご紹介しました。

メカニカルなトレーナーなので定期的なメンテナンスが必要です。

MD640のZwiftレビュー記事はこちらです↓

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