Garminウォッチと歩んだ7年:メタボから脱出した

30~40代にかけてメタボで運動不足だった筆者。
Max88kgまで膨れ上がったときは、自分で靴下を履くことすら辛くて自分が本当に情けなかった。
さらにはあまりの重さに腰が耐えられずに、悲鳴を上げ続けていました。
そんな私が、一大決心をして運動を始めます。
といってもただのウォーキング。15分、20分と近所を歩き回るだけ。
とてもとても走ることなんて出来ません。
しばらく歩いているうちに気分が爽快になってくることに気づきました。
調べたところ、適度な運動によって「脳内ホルモンのセロトニンが分泌された」ようでした。
それからは、この「爽快」を求めて歩き続けるようになり、
ウォーキング = 気分爽快、ストレス発散
という方程式が自分の中で確立。
1時間、2時間と歩き続けるようになりました。
そして2018年、サイクリングを始めたのとほぼ当時にGarminウォッチを購入。サイクリングの距離やルート、心拍数を記録し始めます。

当時の体重は74kg。
漕ぎ進むたびに刻々と変わる景色を楽しんでいたら、散歩よりも消費カロリーが増加。さらに熱心に取り組むようになりました。
今日は30kmも走った!
三浦半島一周できた!
芦ノ湖まで登れた!
今月は1万キロカロリー消費できた!
そんな喜びを積み重ねているうちに、いつの間にか74kgから67kgになり、心肺機能は20代と診断されるまでになりました。
Garminウォッチを身につけて出かけるたびに、心身ともに身軽で気分爽快な自分になっていきました。
この記事では、Garminウォッチをあまり知らない方のために、その魅力とレビューをご紹介させていただきます。
Garminウォッチで計測できること

Garminウォッチは、スマートウォッチと呼ばれる腕時計です。時刻を知るだけでなく、心拍やストレスレベル、睡眠レベルなども計測できるます。
大きく分けると3種類のデータを計測できます。
GPSデータ | 走行距離・時間、走行ルート、 ラップ(ペース)、 スピード(Max、平均) |
---|---|
運動データ | 心拍数(安静時、平均、Max)、 心拍ゾーン、消費カロリー 歩数、フィットネス年齢 |
ライフログ | 睡眠時間、ストレスレベル |
順に解説していきます。
GPSを使った運動データ
Garmin Vivoactive3には位置情報を計測できるGPSが内蔵されています。この位置情報を取得し続けることで、移動速度や距離、移動ルートなどを記録することが出来ます。
下の地図はGarminのGPSで記録したサイクリングルートです。

筆者が所有しているGarmin Vivoactive3には、ランニング、ウォーキング、サイクリングなど各種スポーツに対応しています。
サイクリングモードにして走り、終了後にデータをスマホに読み込ませるだけで、誰でもこのようなデータを得られます(Start hereマークは加工したものです)。
ルートは拡大して詳しく見ることもできます↓

どこに寄り道したのか一目瞭然です。
多少のズレはありますが、ちゃんと横断歩道を渡ったのか横断したのか分かってしまう解像度です。
恐るべしGarminのGPS!
そして各グラフのカーソルを動かすと地図上のカーソルも連動して動くので、各地点の速度、心拍数や気温も確認することが出来ます。

画面下の方では5kmラップ(ランのときは1kmラップ)も確認できます。

詳細な運動データ
さらに消費カロリー、有酸素・無酸素トレーニング効果、心拍数、獲得標高や気温など、各種データの確認もできます。

この日は暑さに悩まされながらも、休憩しながら走りきったのでした。
睡眠データ、ストレスレベル
Vivoactive3は、睡眠やストレスレベルを計測するために比較的軽量でコンパクトな作りになっています。装着したまま寝てもそんなに違和感がありません。
よく眠れた日、夢にうなされた日・・・一目瞭然です。

ストレスMaxな日、心安らかな日↓

ストレスフルな日は、どこか心臓がドキドキしていてスジンと重たい疲労感があります。交感神経がMAXで動いていてテンパっている感じ。逆に心安らかな日は、時間の流れが違います。身体全体がリラックスしていて穏やかで焦りがありません。
このストレス計測機能、大好きなあの人と過ごした一日が実はストレスMAXだった!なんてデータも得られるかも知れません><;
最後に、アスリートなら誰でも気になる最大酸素摂取量の計測もしてくれます。

45という数値は平均の少し上くらいかと思います。下の方にある20と表示されているフィットネス年齢は、あくまで目安であって正確なものではありません。20歳と現実のギャップが何よりの証拠です。
データは無料アプリ「Garminコネクト」で確認
ここまでご紹介してきたデータは、無料アプリの「Garminコネクト」で確認できます。公式サイトからインストールいただけます↓
Garminコネクトのデータは友人同士でシェアすることもできます。
同じ目標に向かって励まし合うとモチベーションも続きやすいです。ご家族で、友達同士で、一緒に始めるのが継続への近道です。
他のスマートウォッチはどうなの?
スマートウォッチはGarminだけでなく、各社から発売されています。ほかに有名なのはAppleウォッチとPolar(ポラール)でしょうか。
ガーミン | アップル | ポラール |
---|---|---|
![]() GPSメーカー | ![]() パソコンメーカー | ![]() 心拍計メーカー |
ガーミンは世界初のGPSウォッチを開発したメーカーです。高精度なGPSを使ってスピードや距離の計測に向いています。信号で立ち止まったら自動で一時停止してくれる機能など、かゆいところに手が行き届いています。
デザイン性の高いアップルウォッチは、iPhoneの使いやすさを引き継いだ魅力的な製品です。ただスポーツシーンよりはビジネスシーンでさり気なく健康管理するイメージがあります。
Polarはフィンランド発の心拍メーカーです。心拍ゾーントレーニングなど有酸素系のトレーニングを中心に行いたい人に最適です。
Garminウォッチと始める新生活

なるべく運動は避けて、ストレス発散は食べること!というメタボ一直線だったわたし。
このままではダメだ!
ある日、ふと散歩に出かけてみると、これが意外と気分爽快!
それからというもの、セロトニン効果で毎日せっせと歩くようになりました。もちろんサボる日もありましたけど、ストレス発散のために続けられました。
Garminウォッチがあれば、ストレスレベルが計測できますのでウォーキングの効果を確認できそうです。ソレスレベルが下がってくれば、モチベーション維持にも役立ちそう。
もしかするとフィットネス年齢にも変化があらわれるかも知れません。
ただ歩くだけでも楽しいですけど、1万歩!5kmも歩いた!と分かったほうがいいですし、今月は10万歩達成!という大記録も、継続することで叶えられます。
私はサイクリングを7年間に渡ってGarminで計測し続けた結果、10万キロ、200万キロカロリーという途方もない数値になっています↓
続けるコツは、いい気分を求めて玄関から一歩踏み出し続ける、それだけです。
Garminウォッチの選び方

まず使い続けることを考えると、なるべく軽いもののほうがいいです。さらにコンパクトであれば日常生活でも邪魔になりません。
となるとやっぱりVivoactiveシリーズがいいのかなと思います。
筆者は2018年購入のVivoactive3です。2025年現在はVivoactive5が現行モデルとなっていますが、Garmin公式サイトを見ると「在庫切れ」となっていますのでモデルチェンジが近い?と推察しています。
年度が変わる新生活に合わせて新モデルが発表されるかも知れません(続報ありましたら追記させていただきます)

女性の方にはより小型で軽量な「Lily 2 Sport」もオススメです。バッテリーの持続時間が多少短くなりますが、ストレスや睡眠レベルなど同様に計測できます。

まとめ
メタボ解消のためにふと始めた散歩。サイクリングに形を変えつつ2025年現在もしっかり継続しています。2018年にGarminウォッチを購入して、運動を記録するパートナーとして使い続けてきたのは本当に大正解でした。
メタボ時代の自分が、20kg以上も痩せた今の自分を見たら何を思うのか?
きっと、、、いや絶対にビックリするだろうし、尊敬もしてくれると思う。これからも過去の自分に尊敬されるよう、日々行動していきたいです。
追記:Garminウォッチの小さな画面が見にくくなってきたので、サイクリングでは自転車専用のサイクルコンピューターを使うようになりました。