
「せっかく自転車を買ったのに、お尻が痛くて長い距離を走れない…」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
実は、その痛みは「まだ筋肉ができていない初心者」だからこそ起きるもの。そして、数千円の投資で劇的に改善できる悩みでもあります。
今回は、初心者の強い味方である2種類のアイテム、
- 普段着の下に履ける「インナーパンツ」
- 走りに特化した「レーサーパンツ」
この2つを実際に購入し、40km走って徹底比較しました。
「結局どっちを買えばいいの?」という疑問に、実体験からズバリお答えします。
目次
【結論】カジュアル派は「インナー」、快適さ重視なら「レーパン」
先に結論をお伝えします。
- DABADA インナーパンツ
- おすすめな人: 街乗りメイン、ジーパンや短パンで走りたい、とにかく安く済ませたい人。
- 理由: 下着として履くだけなので、見た目は普段着のままお尻を守れます。
- Santic レーサーパンツ
- おすすめな人: 20km以上走る、蒸れるのが嫌、ペダリングを軽くしたい人。
- 理由: 専用設計なので動きやすく、長距離でも快適さが段違いです。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
インナーパンツ vs レーサーパンツ 徹底比較
まずは両者の違いを表にまとめました。今回比較するのは、Amazonでもベストセラー常連のコスパ最強ブランド「DABADA(ダバダ)」と「Santic(サンティック)」です。
| 比較項目 | インナーパンツ (DABADA) | レーサーパンツ (Santic) |
| 履き方 | 下着として着用 (上にズボンを履く) | これ1枚で着用 |
| 見た目 | 外からは見えない | スポーティ(ピチピチ) |
| 履き心地 | ボクサーパンツ感覚 | 太ももに適度な加圧感 |
| パッド | 分厚め・メッシュ生地 | 立体成型・起毛処理 |
| 通気性 | 重ね履きするため蒸れやすい | 非常に良い |
| 価格 | 約1,400円〜 | 約3,000円〜 |
1. 生地の違い:メッシュ vs 専用素材

- インナーパンツ(左):柔らかいメッシュ生地で伸縮性があります。まさに「クッション付きのボクサーパンツ」という感覚。
- レーサーパンツ(右):しっかりとした厚手の生地。空気抵抗を減らし、筋肉のブレを抑えるために適度な締め付け(コンプレッション)があります。
2. パッドの形状:単純構造 vs 立体成型

- インナーパンツ(上):サドルと同じ形をしたクッションが縫い付けられています。「履くサドルカバー」と言える形状です。
- レーサーパンツ(下):座骨周り(痛くなる場所)は厚く、股間周り(擦れる場所)は薄く作られています。漕ぎやすさを計算した立体的な形状です。
3. 肌触りの違い:通気性 vs 肌触り

- インナーパンツ:メッシュ素材で通気性を確保しています。
- レーサーパンツ:表面が起毛処理(フリースのような微細な毛羽立ち)されており、長時間皮膚と擦れても痛くなりにくい高級感のある肌触りです。通気用の穴も空いています。
【実走検証】40km走ってわかった「痛くならないのはどっち?」
実際に往復40km(約2時間)のサイクリングで、それぞれの実力をテストしました。
① DABADA インナーパンツの感想
ジーパンの下に履いて検証しました。
- メリット:
- サドルに座った瞬間「ふわっ」とする安心感があります。
- 路面のガタガタした振動が、角の取れたマイルドな振動に変わります。
- 20km程度の距離なら、痛みは半分以下に軽減されました。
- 気になった点:
- ズボンと重ね履きするので、夏場や長時間だと少し蒸れを感じます。
- パッドが厚いため、自転車から降りて歩く時に少しモコモコします(オムツ感)。
▼ 街乗りや通勤・通学には最強のコスパです
② Santic レーサーパンツの感想
こちらはメーカー推奨通り、下着をつけずに直に履いて検証しました。
- メリット:
- パッドの位置がズレず、ペダルを回す動作が圧倒的に軽いです。
- 蒸れ知らずで快適! 重ね履きしないので風が通り、汗冷えもしません。
- 40km走ってもお尻の痛みはほぼゼロ。最後まで快適でした。
- 気になった点:
- やはり「ピチピチの見た目」に慣れるまでは、コンビニに入るのに少し勇気がいります(上から短パンを重ね履きすれば解決します)。
▼ 週末のサイクリングを楽しみたいなら絶対こっち
まとめ:あなたのスタイルに合わせて選ぼう
自転車の「お尻の痛み」は、ウェア一つで解決できます。無理して痛みに耐える必要はありません。
- 「まずは安く試したい」「普段着で乗りたい」
👉 DABADA インナーパンツ がおすすめ。1,000円台でこの効果は感動モノです。 - 「長い距離を走りたい」「汗でベタつくのが嫌だ」
👉 Santic レーサーパンツ がおすすめ。3,000円台で本格的な快適さが手に入ります。
どちらもAmazonですぐに手に入ります。次の週末は、痛みのない快適なサイクリングに出かけてみませんか?
※さらに高品質な日本製「パールイズミ」との比較記事も書いています。予算に余裕がある方はこちらも参考にしてください。
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