AppleTV4K 2022をZwift目線でレビュー

新型AppleTV 4K 2022(第3世代、型番:MN893J/A)が2022年11月に発売となりました。
旧型モデルと比べて処理速度は50%、グラフィック性能は30%向上したとアナウンスされています。
Zwiftもよりキレイな画面で遊べるのか?
早速試してみましたのでご紹介します。
新型AppleTV 4K 2022でZwiftすると?
結論から言うと、よりキレイになってました。
画像クリックで拡大します↓
掲載画像はスクリーンショットでかつ圧縮しているので今ひとつですが、実際のZwift映像はより美しいです。
相変わらずゲーミングPCでは表現される「ライダーの影」と「夜間ヘッドライト」はありませんが、より遠くの景色まで細かく表現されます。
AppleTV 4K 2021と2022の画像を並べてみました(左が2021、右が2022)↓
桜もよりクリアに表現されます。
スクショだと分かりにくかも知れませんが、実際の画面で見ると2022はよりクッキリとクリアに見えます。
買い替える価値はあるのか?

では2021ユーザーが2022に買い替える価値はあるのか?
と聞かれると、そこは微妙です。
確かに性能はアップしました。
しかしそれは旧モデルとの比較であって、他のiPadやMacbookなどと比べると処理性能は圧倒的に低いままです。
実際に、M2チップを搭載したMacbookのZwift画面(影&ヘッドライトあり)と比べると圧倒的な画質の差を感じます。さらに、動画の滑らかさも違います。
また、消費電力が低くなっていますが、これも買い替えの理由としては物足りません。
歴代AppleTVの消費電力 | 初代 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|
待機電力 | 0.30w | 0.42w | 0.48w |
4Kストリーミング | 3.03w | 3.01w | 2.35w |
4K HDR ストリーミング | 5.58w | 3.46w | 2.36w |
電源効率 | 87.9% | 88.1% | 88.1% |
コンマ何ワットの変化がどれだけの節約になるのかは微妙です。
ただ、Zwiftがすでに生活の一部になっている筆者にとっては、頑張っているご褒美的な位置づけで2022モデルの発売と同時に躊躇なく購入できました。
当時、メルカリでAppleTV 4K(2021)のリセールバリューがよかったことも買い替えを後押ししました。
筆者のようにZwift大好き人間にとっては買い替えるのも「あり」だと思います。
しかし2025年2月の現時点では、2022モデル発売からすでに2年以上経過しているので、新型を待つことをおすすめします。
AppleTV 4Kの選び方:有線モデルがおすすめ
2022モデルをZwiftで使うなら、おすすめなのはギガビット有線モデル(Wi-Fi/Ethernetモデル)です。
有線の方がWifiよりも高速通信で安定するからです。
このメリットは大きく2つあります。
1つめは、電子レンジやサーキュレーターといった電磁波を出す機器の影響を受けないので、通信トラブルによる集団からの千切れやワークアウトでの失敗判定が起こりにくいこと。
そして2つめは、Zwiftは頻繁にアップデートがありますが、有線モデルのほうが短時間で済ませられることです。

ちなみに64GB/128GBの税込み定価は以下の通りです。
64GB (Wi-Fi) | 128GB (Wi-Fi+Ethernet) |
---|---|
19,800円 | 23,800円 |
AppleTV 4Kは公式サイトでの購入が安心ですが、安さを優先するならAmazonセール等を活用してください。割引き&ポイントのダブルでお得になります。
実は、容量だけで選ぶならZwiftアプリは2.74GB(Ver1.31)しかないので64GBモデルでも遊べます。64GBモデルが有線対応なら間違いなくそちらを選びました。
2022モデルのおすすめな使い方
新型の2022モデルは高速化されてますが、4KでZwiftするには流石にパワー不足です。
走るステージや周囲のライダーの数にもよりますが、画面がコマ送りのようにカクカクすることもあります。
実際に検証した記事はこちら↓
Zwiftは、1080p解像度で遊ぶことをおすすめします。
まとめ
最新型AppleTV 4K 2022でZwiftしたレビューをご紹介しました。
期待通りに画面がキレイになりました。
費用は抑えつつ、少しでも高画質でZwiftしたい方には悪くない選択だと思います。

- 静音・省エネ
- 高速起動
- 有線で高速通信可
- 定価:23,800円