Apple TV 4KでZwift|買う前に知りたかったこと9つ(4年使いました)

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Apple TV 4Kの2022年モデルと2021年モデルを背景に「Apple TVでZwift 買う前に知りたかったこと9つ」と書かれたアイキャッチ
PCからAppleTV 4Kにした

PCでZwiftを立ち上げるたびに、

もう少し起動が早ければなー

と思ってました。Apple TV 4Kに乗り換えたら、5秒でZwiftが立ち上がります。「ちょっと走ろうかな」がそのまま走ることになります。

練習を続けられない理由は、たいてい「めんどくさい、時間がない」ということでしょう。リモコンをポチっと押して、サッサと始めてしまう。時間がないときは20分だけ乗ったりしています。Apple TVにしてから、めんどくさい、時間がない!という言い訳が減りましたよ。

Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ

正確には、電源を入れてから起動までが1秒ほど。そこからペアリング画面まで進むのに5秒程度です。PCのように「立ち上がるのを待つ」時間はありません。

爆速で起動 Zwift起動まで Apple TV 4K 5秒
セットアップ リモコン1つ
終了後の片付け なし
Zwift起動まで Windows PC 1〜3分
セットアップ マウス・キーボード
終了後の片付け シャットダウン待ち

4年間、ほぼ毎日乗り続けています。



目次

先に結論:買っていい人と、やめたほうがいい人

4年使ったうえでの結論から書きます。Apple TV 4Kは万能ではありません。向いている人にはこれ以上ない選択ですが、合わない人には物足りない機材です。

買っていい人
・とにかくすぐ走り始めたい(起動1秒)
・PCの管理や設定が面倒に感じる
・グループライドやレースが中心
・費用を抑えたい(ゲーミングPCの半額以下)
・置き場所を取りたくない
やめたほうがいい人
カスタムワークアウトを自分で組みたい(本体で作れません)
・ANT+のセンサーを使っている(Bluetoothのみ対応)
・接続するデバイスが3台以上ある(Bluetooth2台まで)
・最高画質でZwiftを味わいたい

右側に当てはまる項目があっても、回避策があるものと、ないものがあります。それぞれ後の章で詳しく書きました。とくにBluetoothの2台制限は、KICKR BridgeとWiFi接続を使えば解決できます。

買う前に知りたかったこと9つ

① インストールは簡単|iPhoneがあればほぼ自動

AppleTV 4Kのネットワーク設定画面
ほぼ自動で設定が完了する

Apple TVにiPhoneを近づけるだけで、Wi-Fi設定・Apple IDなどが自動でコピーされます。箱を開けてからZwiftを起動するまで、10分かかりません。


② ANT+センサーはつながらない

Apple TV 4KはANT+を受信できません。接続できるのはBluetoothデバイスのみです。古いGarminウォッチやANT+専用センサーをお持ちの場合は、Bluetooth対応品への買い替えか変換ブリッジが必要です。最近のスマートトレーナーや心拍計の多くはBluetooth対応なので、新しく揃えるなら問題ありません。

③ Bluetoothは2台まで|Zwift Click・Rideを足すと詰まる

Apple TVのBluetooth同時接続数はリモコンを除いて2台までです。

スマートトレーナー利用の場合
(3台必要 → 枠が足りない)

  • 1スマートトレーナー
  • 2ケイデンスセンサー
  • 3心拍センサー ← これが繋がらない

パワーメーター利用の場合
(2台で収まる)

  • 14iiiパワーメーター(パワー+ケイデンス兼用)
  • 2心拍センサー ← 問題なし
対策 スマホの「Zwift Companionアプリ」経由、またはWahooの「ブリッジ機能」を使えば、この制限を回避できます。

【2026:追記】KICKR Bridgeを使えばBluetooth枠1つに収まります。詳細は関連記事で▼

関連記事 Apple TVでZwiftを安定させる接続手順|KICKR Bridge×WiFi

④ 画質は悪くない|ただしフルHDのほうが安定する

「4K」という名前ですが、Zwift側の設定は1080p(フルHD)にしておくのが正解です。

AppleTV4K(2022)のZwift画面
AppleTV 4K(フルHD)のZwift画面

4K設定にするとフレームレートが落ちてカクつくことがあります。フルHDでも十分きれいで、動作が安定します。

【2026:追記】画質設定について Zwift側の解像度は、以前はAppleTV4Kでも選べましたが、2026年現在は選択できなくなっています。恐らく「1080p(フルHD)」の固定設定になったのだと思います。

⑤ チャットの文字が大きくて見やすい

テレビの大画面に出力するため、チャットの文字サイズが自然と大きくなります。画面にはありませんが、絵文字も大きくはっきり見えます。老眼になりつつあるわたしには、ありがたいのです。

Zwift上のチャット画面
AppleTV4Kのチャット文字は見やすい

ただし、リモコンでの文字入力はほぼ不可能です。最初のログインID・パスワード入力ですら苦痛レベルでした。チャットへの返信はZwift Companionアプリからスマホのキーボードで打つのが現実的です。

ノルウェー語のチャット
コンパニオンアプリならチャットが重ならない

⑥ リモコンは慣れが必要

AppleTV 4Kのリモコン
慣れが必要なAppleTVのリモコン

タッチパッド式のスワイプ操作でカーソルを動かします。最初の1週間は「あー、行き過ぎた」を連発しました。

やりがちな失敗

  • スワイプのスピードを出しすぎてカーソルが飛ぶ
  • ライド中にリモコンに触れてしまい、アプリが切り替わって集団から千切れる(これは本当にやった)
鉄則:走り始めたらリモコンには絶対に触れない これだけで大半のトラブルは防げます。文字入力が必要なシーン(チャットなど)は、スマホの「Zwift Companionアプリ」を使うのが正解です。

リモコンの設定については、こちらの記事も参考にしてください▼

関連記事 Apple TVリモコンの誤操作を防ぐ|クリックパッドを「クリックのみ」にするのが効果的

⑦ カスタムワークアウトは本体で作れない

Apple TV単体ではカスタムワークアウトの新規作成ができません

デバイス作成実行
PC / Mac
iPad・Androidタブレット
Apple TV 4K この記事
第2・第3世代
iPhone / Android スマホ
回避策 PCやタブレットでワークアウトを作成・同期してから、Apple TVで呼び出す。一度作ってしまえばそのまま使えます。※ZWOファイルは64KB以下である必要あり。

⑧ リモコンの電池は約7ヶ月もつ

毎日使い続けて、電池残量の警告が出たのは約7ヶ月後でした。

アップルリモートのライトニング端子
2021モデルはライトニング端子で充電

充電端子はモデルによって異なります。

  • 2021年モデル(第2世代): Lightningケーブル
  • 2022年モデル(第3世代): USB-Cケーブル ← こちらが便利

⑨ バグは出る。でも直るのも速い

Zwiftのアプリに不具合が出ることはあります。2022年12月には、スクリーンショットを撮りためると途中で落ちるバグがありました。98kmのライドで78km走ったところで落ちて、記録が消えました。

ただ、記録を失ったのはこの一度きりで済みました。同じApple TVを使っている仲間から、原因と回避策をすぐに教えてもらえたからです。使っている人が多いぶん、情報が回るのが速い。わたしは英語が苦手なのでフォーラムを自分で追うのは難しいのですが、ネイティブの友人が拾って教えてくれます。これは本当に助かっています。

このバグもバージョン1.32で直りました。細かいものは、たいてい次のアップデートで解決しています。

ひとつだけ、例外があります。日本語が正しく表示されないバグです。こちらは10年近く直っていません。チャットが読めないので、けっこう致命的です。ただしこれはApple TV固有の問題ではなく、Zwift全体の問題です。詳しくはZwiftで日本語が表示されない原因と回避策に書きました。

どのモデルを買えばいいか — Zwiftなら「Ethernet」一択

Apple TV 4Kには2つのモデルがあります。

Wi-FiモデルWi-Fi + Ethernetモデル
ストレージ64GB128GB
有線LANなしあり
Apple Store価格34,800円44,800円

ストレージだけで見れば64GBで十分です。Zwiftと数本のアプリしか入れません。でも、選ぶべきはEthernetモデルのほうです。

Zwiftは常時ネット接続が前提のアプリです。レース中にWi-Fiが一瞬途切れれば、集団から消えます。そしてZwiftのアップデートは頻繁にあります。大きなアップデートファイルをWi-Fiでダウンロードするのと有線でダウンロードするのでは、安定感がまったく違います。

ストレージの差ではなく、有線接続ができるかどうかです。

2026年6月に値上げあり 自分が購入したときは23,800円でしたが、2026年6月のApple全体の価格改定でEthernetモデルは44,800円に値上がりしています。
Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ

画質がどのくらい出るのか、iPadやゲーミングPCと比べてどうなのかは、Zwift用に Apple TV 4K(第3世代)を選ぶ|iPad・ゲーミングPCと4年使い比べた結論にまとめました。

まとめ:Zwift継続の最大の敵は「めんどくさい」

Zwiftのアップデートも、Apple TVならリモコンだけで2分ほどで終わります。

ペアリングしながら飲み物を準備してシューズを履けば、スタート準備完了です。「今日はいいか」の言い訳が出る前に乗り始めてしまえる、それがApple TVの本質的な強みだと思います。

Apple TV 4K × Zwift|4年使用の結論
  • 起動1秒、リモコン1つで即スタート
  • iPhoneユーザーなら設定も爆速
  • BT2台制限はBridge・Companionで回避可能
  • カスタムWO作成・最高画質が必要ならPC

【2026年追記】ゲーミングPCが壊れて、Apple TVに戻った

一度はゲーミングPCに乗り換えました。でもそのPCが壊れたとき、やっぱりコレだわ、と。ちっさいのに高級に見える不思議なヤツ。電気も食わず、静かにいい仕事してくれてます。

Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ
関連記事 Apple TVでZwiftを安定させる接続手順|KICKR Bridge×WiFi

おまけ:Apple TVユーザーの見分け方

他の人のライドレポートを見ると、その人が何で走っているのか、だいたい見当がつきます。Zwiftに乗っている方なら、なんとなく気づいていることだと思います。

見ているのは2か所です。画面右に出る「近くにいるライダー」の人数と、ライダーの影。

  • 前後3人+画面中央上に時刻表示 → スマホ
  • 前後9人くらい+中央上に時刻表示 → 縦長のタブレット
  • 前後6人+ライダーに影がない → Apple TV
  • 前後6人+ライダーに影がある(夜間にヘッドライトが点く) → グラフィックボードを積んだWindows PC、またはM4搭載MacでUltraプロファイル

といっても、見抜いているわけではありません。気になったときは、本人に聞いています。先日も、やたらきれいな画面の方がいたので「何を使っているんですか」と尋ねたら、Windows 11とGeForce GTX 1660という答えが返ってきました。

そうやって聞いた答えと画面を照らし合わせているうちに、だいたいの見当がつくようになった、というだけの話です。Zwiftはコメントで気軽にやり取りできるので、聞けば大抵は教えてくれます。

ちなみにこのとき驚いたのは、Core i3とGTX 1660で十分きれいだったことです。わたしが比較に使ったのはRTX 2060でした。

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