AppleTVと4Kモニターで高解像度Zwiftは可能なのか?

AppleTV4K(2022)と4Kモニターで、高解像度Zwiftを楽しめるのでしょうか?
画面は綺麗?
カクカクしない?
4Kモニターをせっかく買ったのに・・・なんて後悔しないために、実例をご紹介します。
4K-Zwiftを実際にやった結果
AppleTV 4KをDELLの4Kモニターに接続してZwiftした結果は、「購入当初は遊べていましたが、アップデートによって処理が重くなって遊べなくなった」です。
ここからは、実際どういう状況だったのか?をご紹介します。
4KのZwiftはきれい?
まず、4KのZwift画面をご紹介します。
画像は、実画面を4分の1に縮小&圧縮したものになります(クリックで拡大します)。実際の画面はより高詳細です。
フルHDの画面に比べて、4Kの画面は木々や溶岩の質感がリアルです。もう別世界と言い切ってもいいレベルです。
例えるなら、、、
初めてメガネやコンタクトを
買ったときのような、
急に視力が良くなったような感覚
です。
もう世界の見え方が変わる感じで、ワールド内を走り回るだけで「おお!」っと驚きの連続。
特に難しい設定もないし、4Kモニター買ってよかった!と思ってました。
しかしその後、状況は変わります。
4Kだとカクカクしない?
4Kモニターで高詳細Zwiftを満喫していましたが、2023年6月下旬からカクカクすることが増えました。
特に、Neokyoのネオンビル群、アーケード周辺といった背景がゴチャゴチャした場所では、カクカクどころかコマ送り状態になって老眼には耐えられません。
スコットランドでは画面が正しく表示されないことも・・・

これには参りました。
走る爽快感が全くありません。
その後、7月のアップデートで「Climbポータル」が追加されて状況はさらに悪化。グループライド中にフリーズすることが増え、4KでのZwiftは厳しくなりました。
Zwiftは、アップデートのたびに機能追加されて処理が重くなっています。もうAppleTV4Kでは処理が追いつかないようです。
2025年現在は、フルHDの解像度に落としてZwiftをしています。
より処理能力の高いゲームPCなら、アップデート後も快適なのでしょうか?試した結果をご紹介します。
ゲームPCでも4Kは厳しい
実はゲームPCでも4Kだと厳しいです。
確かにゲームPCのZwift画面は、AppleTV4Kよりもさらにキレイです。

キレイですが、筆者のゲームPCではまだ処理能力が足りないと感じます。
ゲームPCの処理能力は、ほぼグラフィックボード(GPU)によって決まります。筆者のGPU、RTX2060はエントリーモデルなのでまだまだ性能が足りないようです。
フレームレートなどを検証した結果については、こちらの記事を参考にしてください↓
どうしても4Kモニターを使って高詳細Zwiftを満喫したいのであれば、RTX4070Ti SUPERといった高性能でビデオメモリが16GB以上のGPUを搭載したゲームPCが必須となります。

高性能ゆえに価格も高くなりますが、美しいZwiftワールドを走れるようになります。
4Kの高詳細Zwiftを満喫するのは無理!
AppleTVで4Kモニターを使ってZwiftしても、処理能力が足りずにZwiftを楽しめません。4Kモニターを買っても後悔することになります。
もし4Kモニターを使って高詳細Zwiftを満喫したいのであれば、ハイエンドのGPUを搭載したゲームPCが必須となります。