Apple TVでZwift|4年使って分かった良い点と3つの機能制限

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Apple TV 4K本体とWi-Fi+Ethernetモデルのパッケージ
PCからAppleTV 4Kにした

PCでZwiftを立ち上げるたびに、

もう少し起動が早ければなー

と思ってました。Apple TV 4Kに乗り換えたら、5秒でZwiftが立ち上がります。「ちょっと走ろうかな」がそのまま走ることになります。

練習を続けられない理由は、たいてい「めんどくさい、時間がない」ということでしょう。リモコンをポチっと押して、サッサと始めてしまう。時間がないときは20分だけ乗ったりしています。Apple TVにしてから、めんどくさい、時間がない!という言い訳が減りましたよ。

この記事でわかること
  • Apple TV 4KでZwiftを4年使った実体験
  • 起動時間・操作感・Bluetooth2台制限の実態
  • カスタムワークアウト非対応の回避策
  • Wi-FiモデルとEthernetモデル、Zwiftで選ぶべきはどちらか
  • Apple Storeより安く買う方法
Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ

目次

先に結論:買っていい人と、やめたほうがいい人

4年使ったうえでの結論から書きます。Apple TV 4Kは万能ではありません。向いている人にはこれ以上ない選択ですが、合わない人には物足りない機材です。

買っていい人
・とにかくすぐ走り始めたい(起動1秒)
・PCの管理や設定が面倒に感じる
・グループライドやレースが中心
・費用を抑えたい(ゲーミングPCの半額以下)
・置き場所を取りたくない
やめたほうがいい人
カスタムワークアウトを自分で組みたい(本体で作れません)
・ANT+のセンサーを使っている(Bluetoothのみ対応)
・接続するデバイスが3台以上ある(Bluetooth2台まで)
・最高画質でZwiftを味わいたい

右側に当てはまる項目があっても、回避策があるものと、ないものがあります。それぞれ後の章で詳しく書きました。とくにBluetoothの2台制限は、KICKR BridgeとWiFi接続を使えば解決できます。

リモコン1つで起動1秒、4年間毎日乗り続けた

正確には、電源を入れてから起動までが1秒ほど。そこからペアリング画面まで進むのに5秒程度です。PCのように「立ち上がるのを待つ」時間はありません。

爆速で起動 Zwift起動まで Apple TV 4K 5秒
セットアップ リモコン1つ
終了後の片付け なし
Zwift起動まで Windows PC 1〜3分
セットアップ マウス・キーボード
終了後の片付け シャットダウン待ち

4年間、ほぼ毎日乗り続けています。


リモコン操作には「慣れ」が必要

AppleTV 4Kのリモコン
慣れが必要なAppleTVのリモコン

タッチパッド式のスワイプ操作でカーソルを動かします。最初の1週間は「あー、行き過ぎた」を連発しました。

やりがちな失敗

  • スワイプのスピードを出しすぎてカーソルが飛ぶ
  • ライド中にリモコンに触れてしまい、アプリが切り替わって集団から千切れる(これは本当にやった)
鉄則:走り始めたらリモコンには絶対に触れない これだけで大半のトラブルは防げます。文字入力が必要なシーン(チャットなど)は、スマホの「Zwift Companionアプリ」を使うのが正解です。

リモコンの設定については、こちらの記事も参考にしてください▼

関連記事 Apple TVリモコンの誤操作を防ぐ|クリックパッドを「クリックのみ」にするのが効果的 ライド中のリモコン誤操作はクリックパッドの設定変更で防げます。

知っておくべき機能制限3つ【ガチ勢ほど要確認】

制限① カスタムワークアウトを本体で作れない

Apple TV単体ではカスタムワークアウトの新規作成ができません

デバイス作成実行
PC / Mac
iPad・Androidタブレット
Apple TV 4K この記事
第2・第3世代
iPhone / Android スマホ
回避策 PCやタブレットでワークアウトを作成・同期してから、Apple TVで呼び出す。一度作ってしまえばそのまま使えます。※ZWOファイルは64KB以下である必要あり。

制限② ANT+センサーが使えない(Bluetoothのみ)

Apple TV 4KはANT+を受信できません。接続できるのはBluetoothデバイスのみです。古いGarminウォッチやANT+専用センサーをお持ちの場合は、Bluetooth対応品への買い替えか変換ブリッジが必要です。最近のスマートトレーナーや心拍計の多くはBluetooth対応なので、新しく揃えるなら問題ありません。

制限③ Bluetooth同時接続数が「2台」まで

Apple TVのBluetooth同時接続数はリモコンを除いて2台までです。

スマートトレーナー利用の場合
(3台必要 → 枠が足りない)

  • 1スマートトレーナー
  • 2ケイデンスセンサー
  • 3心拍センサー ← これが繋がらない

パワーメーター利用の場合
(2台で収まる)

  • 14iiiパワーメーター(パワー+ケイデンス兼用)
  • 2心拍センサー ← 問題なし
対策 スマホの「Zwift Companionアプリ」経由、またはWahooの「ブリッジ機能」を使えば、この制限を回避できます。

【2026:追記】KICKR Bridgeを使えばBluetooth枠1つに収まります。詳細は関連記事で▼

関連記事 Apple TVでZwiftを安定させる接続手順|KICKR Bridge×WiFi Apple TV 4KのBluetooth2台制限はKICKR Bridgeで解決できます。

チャットの文字が大きくて見やすい

テレビの大画面に出力するため、チャットの文字サイズが自然と大きくなります。画面にはありませんが、絵文字も大きくはっきり見えます。老眼になりつつあるわたしには、ありがたいのです。

Zwift上のチャット画面
AppleTV4Kのチャット文字は見やすい

ただし、リモコンでの文字入力はほぼ不可能です。最初のログインID・パスワード入力ですら苦痛レベルでした。チャットへの返信はZwift Companionアプリからスマホのキーボードで打つのが現実的です。

ノルウェー語のチャット
コンパニオンアプリならチャットが重ならない

リモコンの電池は約7ヶ月もつ

毎日使い続けて、電池残量の警告が出たのは約7ヶ月後でした。

アップルリモートのライトニング端子
2021モデルはライトニング端子で充電

充電端子はモデルによって異なります。

  • 2021年モデル(第2世代): Lightningケーブル
  • 2022年モデル(第3世代): USB-Cケーブル ← こちらが便利

画質は「4K設定」より「フルHD」が安定する

「4K」という名前ですが、Zwift側の設定は1080p(フルHD)にしておくのが正解です。

AppleTV4K(2022)のZwift画面
AppleTV 4K(フルHD)のZwift画面

4K設定にするとフレームレートが落ちてカクつくことがあります。フルHDでも十分きれいで、動作が安定します。

【2026:追記】画質設定について Zwift側の解像度は、以前はAppleTV4Kでも選べましたが、2026年現在は選択できなくなっています。恐らく「1080p(フルHD)」の固定設定になったのだと思います。
関連記事 ZwiftにApple TV 4Kは「最強コスパ」。iPad・PCと画質を実機比較した結果 ZwiftにApple TV 4Kは「最強コスパ」。iPad・PCと画質をAppleTV 4Kの画質はiPad M2とほぼ同じだったりします。

iPhoneユーザーならセットアップが爆速

AppleTV 4Kのネットワーク設定画面
ほぼ自動で設定が完了する

Apple TVにiPhoneを近づけるだけで、Wi-Fi設定・Apple IDなどが自動でコピーされます。箱を開けてからZwiftを起動するまで、10分かかりません。


ゲーミングPCの半額以下の価格で揃う

Zwiftが快適に動く環境を揃えるコストを比べると:

安価高価
ゲーミングPC
20万円から
M4 iPad Air
13万円から
Apple TV 4K
この記事のおすすめ
4.4万円

Zwiftのアップデート方法|Apple TVはリモコンだけで2分

買ったあとに必ず出てくるのがアップデートです。コンパニオンアプリに青帯のお知らせが来たら、新しいバージョンが出ています。新ルートやイベントの追加、バグ修正が入るので、気づいたら早めに済ませておきましょう。

Apple TVの場合、アップデートはApp Storeから行います。Zwiftアプリの中には更新ボタンがありません。

STEP
Appleストアを開く

購入済み、もしくは検索タブにでZwiftアプリを探します

AppleストアのZwiftアプリ
Apple StoreでZwiftアプリを選択
STEP
Zwiftアプリを選択してアップデートをクリック
アップデート中のZwiftアプリ
アップデートをクリック
STEP
アップデートの完了を待ちます
アップデート中のZwiftアプリ
アップデート中のZwift
STEP
アップデート完了

時計マークが「開く」ボタンになったらアップデート完了です。

Zwiftのアップデートが完了した画面
アップデートが終わると開くボタンになる

アップデート内容は、そのままの画面を下にスクロールすると表示されます。

新機能やルート案内などありますので確認しておきましょう。

Zwiftのアップデート情報
アップデート内容を確認しよう

以上、アップデートする手順をご紹介しました。

PCのように「更新プログラムをダウンロードして…」という手間がありません。リモコンだけで2分ほど。ここもApple TVの気楽なところです。

どのモデルを買えばいいか — Zwiftなら「Ethernet」一択

Apple TV 4Kには2つのモデルがあります。

Wi-FiモデルWi-Fi + Ethernetモデル
ストレージ64GB128GB
有線LANなしあり
Apple Store価格34,800円44,800円

ストレージだけで見れば64GBで十分です。Zwiftと数本のアプリしか入れません。でも、選ぶべきはEthernetモデルのほうです。

Zwiftは常時ネット接続が前提のアプリです。レース中にWi-Fiが一瞬途切れれば、集団から消えます。そしてZwiftのアップデートは頻繁にあります。大きなアップデートファイルをWi-Fiでダウンロードするのと有線でダウンロードするのでは、安定感がまったく違います。

ストレージの差ではなく、有線接続ができるかどうかです。

2026年6月に値上げあり 自分が購入したときは23,800円でしたが、2026年6月のApple全体の価格改定でEthernetモデルは44,800円に値上がりしています。Amazonに在庫があれば割引価格で買えることもあるので、購入前にチェックしてみてください。
Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ

まとめ:Zwift継続の最大の敵は「めんどくさい」

ペアリングしながら飲み物を準備してシューズを履けば、スタート準備完了です。「今日はいいか」の言い訳が出る前に乗り始めてしまえる、それがApple TVの本質的な強みだと思います。

Apple TV 4K × Zwift|4年使用の結論
  • 起動1秒、リモコン1つで即スタート
  • iPhoneユーザーなら設定も爆速
  • BT2台制限はBridge・Companionで回避可能
  • カスタムWO作成・最高画質が必要ならPC

【2026年追記】ゲーミングPCが壊れて、Apple TVに戻った

一度はゲーミングPCに乗り換えました。でもそのPCが壊れたとき、やっぱりコレだわ、と。ちっさいのに高級に見える不思議なヤツ。電気も食わず、静かにいい仕事してくれてます。

Apple Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)128GBストレージ
関連記事 Apple TVでZwiftを安定させる接続手順|KICKR Bridge×WiFi Bluetooth2台制限はKICKR Bridgeで解決できます
関連記事 ZwiftにApple TV 4Kは「最強コスパ」。iPad・PCと画質を実機比較した結果 Apple TV 4Kの画質はiPad M2とほぼ同じだったりします
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