
Zwift中に心拍数が途切れたりしてストレス感じてませんか?
ライドデータをアップしても、途切れ途切れのデータでガッカリしてませんか?
実は、胸ベルト式の心拍計、手首のスマートウォッチから計測される心拍データは、一部の方にとっては途切れがちになるのです。
はい、この私自身がそうでした。
胸ベルト式の心拍計、電極パッドにしっかり水を付けても、心電クリームという専用品を使っても途切れました。
Garminウォッチを使ってANT+で計測しても途切れがちでした。
そんな心拍の途切れに2年くらい悩まされました。
心拍計を使うのは初めてだったので、
こんなもん?
それとも使い方が悪い?
とよくわからず・・・
ネットを徘徊しては原因探しを繰り返していました。
結構ストレスでしたね。
最終的にどう解決したか?
というと、シンプルに心拍計を買い替えたのです。
そしたら何の問題もなく途切れずに計測できるようになったのです。
私の場合は胸ベルト式心拍計、スマートウォッチ型の光学心拍計との相性が悪かっただけでした。
それは管理人が乾燥肌であり、とくに冬場はデータが途切れてしまう事、そして手首が細くて脂肪が少ないのですき間ができてしまうことでした。
この記事では、そんな心拍計との相性が最悪な管理人でもバッチリ計測できた「Polar Verity sense」という心拍計をご紹介します。
すでに3年間使っていますので実績も耐久性もバッチリな心拍計です。
ぜひ最後まで読んでじっくりご検討ください。

Zwiftの心拍データが途切れないPolar Verity sense
これがPolar verity senseの心拍計です。

アームバンドの光学式心拍センサーです。
小さくて頼りない感じですが邪魔にならず、とにかく途切れないのです↓


左はロンドンPRL FULLコース(6時間半)、右はChasing Gold 273km(12時間)のデータです。
途中でトイレや食事、着替えなどもしています。それでも一度も途切れませんでした。
さらにぶっちゃけてしまうと、アームバンドなしでもレーパンの下に潜り込ませるだけで、、、

途切れずに計測できちゃいます↓


バンドを洗ったり干したりする手間も不要!なので取り扱いが楽すぎ。
とはいえ、Zwift自体が不安定だと途切れることもあります。万能ではないことはご承知おきください↓
Zwiftとのペアリングは簡単
本体横にあるスイッチを押すだけと超簡単です。
もちろん、Apple製品(iPhone,iPad,Mac:Bluetooth)とWidowsPC(ANT+)のどちらにも接続できます。


つながってしまえば、電源を切るまで途切れません。
Garminサイコンとのペアリングは2方式から選べる
Garminサイコン等とペアリングする際は、BluetoothとANT+のどちらでもペアリング可能です(選択できます)。
消費電力や繋げられるデバイスの数など異なる点がありますので、用途に応じて選びましょう。
比較項目 | Bluetooth Low Energy (BLE) | ANT+ |
---|---|---|
用途 | ウェアラブルデバイス IoT機器全般 | スポーツ計測用 |
消費電力 | 低い | 極めて低い |
同時接続数 | 2~3個の デバイスのみ | 6個~など複数可能 |
Garminの公式HPを拝見すると、ANT+が優位との記述があります。
Garminデバイスの多くはANT+ / BLE (Bluetooth Low Energy)の2つの電波規格で接続することができます。Garminはデバイスで2つの電波規格が利用できる場合、ANT+を使用する事をお勧めしています。
GarminHPより
ANT+は成熟しており、より多くの機能を備えているためBLE接続を使用する事によるユーザーのメリットはありません。
Google AI で確認したところ、確かにBLEよりも送信データが限定されるANT+の方が低消費電力とのことでした。
一方でZwiftのHPには、Bluetoothの方が電波が強いのでおすすめと書かれていた記憶があります。電波強度を取るのか、低消費電力をとるのか。距離やルートによって使い分けが必要かもしれません。
ちなみに、BLE or ANT+を選択する手順は次のとおりです。

- 【1】センサー追加
- 画面右上のボタンを長押し
- センサーを選択
- 【2】ペアリング
- Polarの電源を入れる
- センサー追加を選択
- BLE、ANT+どちらで接続する選択する
- 「はい」を選択
Polar Verity Senseのメリット・デメリット
Polar verity senseのメリットを表にまとめました。
つぎにデメリットを本音で・・・
電池交換が出来ないのでいずれ寿命が来ます。
Garminウォッチを7年使い続けて学んだリチウムイオンの劣化(7年でカタログの半分)によると、4年目の現在はまだ半分以上の残量(20時間は使えそう)がありそう。
アームバンドは洗濯機で洗うとヨレや反りが発生しやすいです。画像左は1年使用後、右はさらにその半年後に撮影したものです。


洗濯機対応ではあるものの、ハンドソープ(キレイキレイ等)での手洗い&除菌がおすすめ。ちなみに専用ベルトが別売りで販売されています。詳細はこちらの記事に↓
ファームウェアのアップデートは非常に時間がかかります。
初めて行ったときはフリーズしたのかと超不安になりました。ちなみに、アップデート自体の頻度は数ヶ月に1回程度です。
アップデートの方法や詳細はこちらの記事をご覧ください↓
ライバル製品との比較や口コミ
Polarの心拍計は、1980年代からすでにツールドフランスという世界最高峰のレースで使われていたようです。世代的にはヤン・ウルリッヒ、ミゲール・インデュラインが大活躍したあの頃です。
詳しくは「ほんとうに幸福な自転車乗り(kindleUnlimited)」をご一読ください。一気に普及していった経緯が詳しく書かれています。

憧れの選手が使っていたPolar、心拍計としての実績は十分すぎます。それゆえに高価ですが、正確性を求めるなら断然おすすめ。
あれから40年、似たような製品であるCoospoのHW9と比較してみましょう。
Amazonレビューチェックします。
比較項目 | Polar Verity Sense | Coospo HW9 |
---|---|---|
メーカ | 創業:1977年 本社:フィンランド | 創業:2014年 本社:中国 |
違う点 | 定価:16,500円 防水:50m 保証:2年(HP購入は3年) | 定価:9,500円 防水:1m(30分まで) 保証:1年 |
同等 | アームバンド式 | |
Amazon レビュー | ![]() | ![]() |
AIによる 評価要約 | 高評価 精度と使いやすさ 長時間装着してもストレスを感じない 肌への接地面が少ない ストレスなくトレーニングができる 着け心地や重量についても違和感がない ーーーーーーー 気になる 充電器を差し込む際に折れないか不安 | 高評価 装着感が良く、ゴムバンドの違和感がない サイコンとのペアリングが簡単 Bluetooth接続も難なくできる 手首より正確に測定できる オーバー脈拍のワーニングも適切 ーーーーーーー 気になる 充電持続時間が短い バッテリーの持ちが悪い |
Amazonレビューによると、どちらも使いやすくて高評価です。
Coospoの素晴らしい点は、設定心拍を超えたら警告してくれる「オーバーワークワーニング」機能があることです。設定した心拍になったら教えてくれるので、追い込みたい人、抑えたい人、どちらにもありがたい機能です。

Polar Verity Senseは保証期間が最大3年なので安心感もある。
防水性能が高くトライスロンにも使用可能だったり、内部ソフトウェアのアップデートによってバグ解消や性能向上に対処する点も高評価です。
筆者が購入してからは4回のアップデートと1回の軽微なモデルチェンジがありました。

正確性を求めるならPolar
正確性を求めるならPolar Verity Senseですが、次のような方にもおすすめします。
オススメな人 | 理由 |
---|---|
途切れずにZwift中の心拍を計測したい人 | 簡単に使えて正確に記録できるから |
複数デバイスで心拍データを活用したい人 | BluetoothとANT+に対応 ZwiftやGarminサイコンと接続可能 |
トライアスロンする人 | スイミング用のアクセサリ付属 50m防水 |
筋トレ中の心拍データも記録したい人 | 内蔵メモリに心拍データを保存可能 |
常に最新の機能を利用したい人 | ファームウェアアップデートで最新の機能を利用可能 |
高品質な心拍計を長く使いたい人 | 長い保証期間で安心して使用できる |
逆に、PC操作が苦手な人にはオススメできません。PCでのアップデートが出来ないと、せっかくの最新機能が使えないままになってしまいます。
Polar Verity Senseを安値で買う方法
Polar Verity Senseをお得に買う方法は、ずばりAmazonセールです。特にブラックフライデーセールは過去最安値となる1万円切りの超特価で販売されていました。
ただし、これは2024年2月の値上げ前の話。値上げ後はさすがに1万円切りは見たことがありません。12,000円台というのが底値の目安となっています(chari100.com調べ)。
まとめ
Zwiftを終えて、心拍の途切れていないライドレポートを見ると、買い替えてよかった!といつも思います。
この3年間、一切のトラブルもなく快適に使えてストレスフリー。
Polarなら間違いなく途切れない心拍データをゲットできます。
