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「高すぎ!?」Polar Verity Senseの本音レビュー

2022年8月2日

Polar Verity Sense
Polar Verity Senseの本音レビュー

Zwift中に心拍数が途切れたりしていませんか?

あるいはゼーゼーしているのに80bpm!?とかおかしな心拍数が表示されていませんか?

じつはわたしも同じトラブルに2年くらいは悩んでいました。

初めての心拍計だったので、そんなもん?それとも使い方が悪い?とよくわからずにいました。

そしてZwiftレースやワークアウト中に心拍数が途切れたりするとなんか集中できなかったり、終わってから「どうしてだろう?」とネットで原因探しを延々と繰り返していました。

今思うと結構な時間を費やしてしまいました。正直ストレスでした。

しかしPolarの心拍センサー「Verity Sense」に買い替えたら、何の苦労もなく!途切れず正確!に計測できるのでビックリ!使い方や設定の問題ではなかったのです。心拍計そのものの問題であったことにようやく気づきました。

もし同じような心拍数トラブルに悩まされているなら、Polar verity senseをおすすめしますよ。難しいことは何もなく、Zwift中の心拍を正確に記録してくれます。

この記事では、すでに3年間使い倒している私ならではの本音レビューをご紹介します。ぜひ最後まで読んでじっくりご検討ください。

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Polar Verity Sense心拍センサー

これがPolar verity senseです。

Polar Verity Sense
Polar Verity Sense

アームバンドの光学式心拍センサーです。

これがとにかく途切れないのです↓

Polar Verity Senseの途切れていない心拍データ-1
Polar Verity Senseの途切れていない心拍データ-2

左はロンドンPRL FULLコース(6時間半)、右はChasing Gold 273km(12時間)のデータです。

途中でトイレや食事、着替えなどもしています。それでも一度も途切れませんでした。

さらにぶっちゃけてしまうと、アームバンドなんて使わなくてもレーパンの下に潜り込ませるだけで、、、

Polar Verity Sense
バンドなしでも計測できる

途切れずに計測できちゃいます↓

Polar Verity Senseを使って太ももで心拍計測したデータ-1
Polar Verity Senseを使って太ももで心拍計測したデータ-2

これならバンドを洗ったり干したりする手間も不要!

取り扱いが楽すぎる心拍計なのです。とはいえ、Zwift自体が不安定だと途切れることもあります。万能ではないことはご承知おきください↓

Zwiftとのペアリング方法

本体横にあるスイッチを押すだけと超簡単です。もちろん、Apple製品(iPhone,iPad,Mac)とWidowsPCのどちらにも接続できます。

Polar Verity Senseを検出したZwift画面
Polar Verity Senseのペアリングが完了したZwift画面

つながってしまえば、電源を切るまで途切れません。

Garminサイコンとのペアリング方法

Garminサイコン等とペアリングする際は、BluetoothとANT+のどちらでもペアリング可能です(選択できます)。

消費電力や繋げられるデバイスの数など異なる点がありますので、用途に応じて選びましょう。

比較項目Bluetooth
Low Energy
(BLE)
ANT+
用途ウェアラブルデバイス
IoT機器全般
スポーツ計測用
消費電力低い極めて低い
同時接続数2~3個の
デバイスのみ
6個~など複数可能
BLEとANT+の違い

Garminの公式HPを拝見すると、ANT+が優位との記述があります。

Garminデバイスの多くはANT+ / BLE (Bluetooth Low Energy)の2つの電波規格で接続することができます。Garminはデバイスで2つの電波規格が利用できる場合、ANT+を使用する事をお勧めしています。
ANT+は成熟しており、より多くの機能を備えているためBLE接続を使用する事によるユーザーのメリットはありません。

GarminHPより

Google AI で確認したところ、確かにBLEよりも送信データが限定されるANT+の方が低消費電力とのことでした。

一方でZwiftのHPには、Bluetoothの方が電波が強いのでおすすめと書かれていた記憶があります。電波強度を取るのか、低消費電力をとるのか。距離やルートによって使い分けが必要かもしれません。

ちなみに、BLE or ANT+を選択する手順は次のとおりです。

  • 【1】センサー追加
    • 画面右上のボタンを長押し
    • センサーを選択
  • 【2】ペアリング
    • Polarの電源を入れる
    • センサー追加を選択
    • BLE、ANT+どちらで接続する選択する
    • 「はい」を選択

Polar Verity Senseのメリット・デメリット

Polar verity senseのメリットを表にまとめました。

メリット
つまり・・・
  • アームバンド式である
  • 6LEDの光学式心拍センサー
  • BluetoothとANT+に対応
  • 軽量コンパクト
  • 50m防水
  • 内蔵メモリに保存可能
  • 無料専用アプリPolar Flow
  • 随時アップデートあり
  • 保証期間が長い
  • Polarの信頼性と実績
  • 締めつけ感がなく快適
  • 途切れずに正確な計測
  • Zwiftとロード両方で使える
  • 動きを妨げない
  • スイム・トライアスロン対応
  • 筋トレ中の計測も可能
  • 過去の自分と比較できる
  • 常に最新の状態で使える
  • 安心して使える
  • 高品質で安心

つぎにデメリットを本音で・・・

デメリット
つまり・・・
  • 充電式
  • 連続使用は30時間まで
  • バンドが劣化
  • アップデートは要PC
  • 比較的高価
  • 電池交換はできない
  • 日をまたぐ計測はできない
  • 買い替えが必要
  • しかも書き換えに時間かかる
  • 高いなりの精度はある

電池交換が出来ないのでいずれ寿命が来ます。Garminウォッチを7年使い続けて学んだリチウムイオンの劣化(7年でカタログの半分)によると、4年目の現在はまだ半分以上の残量(20時間は使えそう)があります。

故障もないので当分は現役で活躍してくれそう。

アームバンドは洗濯機で洗うとヨレや反りが発生しやすいです。画像左は1年使用後、右はさらにその半年後に撮影したものです。

1年使用したアームバンド 劣化したアームバンドと新品

洗濯機対応ではあるものの、ハンドソープ(キレイキレイ等)での手洗い&除菌がおすすめ。ちなみに専用ベルトが別売りで販売されています。詳細はこちらの記事に↓

ファームウェアのアップデートは非常に時間がかかります。初めて行ったときはフリーズしたのかと超不安になりました。ちなみに、アップデート自体の頻度は数ヶ月に1回程度です。

アップデートの方法や詳細はこちらの記事をご覧ください↓

ライバル製品との比較や口コミ

同じような製品であるCoospoのアームバンド式の心拍計HW9と比較し、Amazonレビューを見比べてみます。

比較項目Polar Verity SenseCoospo HW9
メーカ創業:1977年
本社:フィンランド
創業:2014年
本社:中国
違う点定価:16,500円
防水:50m
保証:2年(HP購入は3年)
定価:9,500円
防水:1m(30分まで)
保証:1年
同等アームバンド式
Amazon
レビュー
Polar Verity SenseのAmazon評価Coospo心拍センサーのAmazon評価
AIによる
評価要約
高評価
精度と使いやすさ
長時間装着してもストレスを感じない
肌への接地面が少ない
ストレスなくトレーニングができる
着け心地や重量についても違和感がない
ーーーーーーー
気になる
充電器を差し込む際に折れないか不安
高評価
装着感が良く、ゴムバンドの違和感がない
サイコンとのペアリングが簡単
Bluetooth接続も難なくできる
手首より正確に測定できる
オーバー脈拍のワーニングも適切
ーーーーーーー
気になる
充電持続時間が短い
バッテリーの持ちが悪い

Amazonレビューによると、どちらも使いやすくて高評価です。

Coospoの素晴らしい点は、設定心拍を超えたら警告してくれる「オーバーワークワーニング」機能があることです。設定した心拍になったら教えてくれるので、追い込みたい人、抑えたい人、どちらにもありがたい機能です。

気になる点としては保証期間が短いこと。万が一、1年で故障&買い替えとなると割高になってしまいます。

一方で、Polar Verity Senseは保証期間が最大3年と長いので安心感があります。

防水性能が高くトライスロンにも使用可能だったり、内部ソフトウェアのアップデートによってバグ解消や性能向上に対処する点も高評価です。

筆者が購入してからは4回のアップデートと1回の軽微なモデルチェンジがありました。モデルチェンジは、イギリスのEUからの離脱によってパッケージの安全表記が変わりました。

Polar Verity Senseがオススメな人/オススメしない人

Polar Verity Senseがオススメな人は次のとおりです。

オススメな人理由
途切れずにZwift中の心拍を計測したい人簡単に使えて正確に記録できるから
複数デバイスで心拍データを活用したい人BluetoothとANT+に対応
ZwiftやGarminサイコンと接続可能
トライアスロンする人スイミング用のアクセサリ付属
50m防水
筋トレ中の心拍データも記録したい人内蔵メモリに心拍データを保存可能
常に最新の機能を利用したい人ファームウェアアップデートで最新の機能を利用可能
高品質な心拍計を長く使いたい人長い保証期間で安心して使用できる

逆に、PC操作が苦手な人にはオススメできません。PCでのアップデートが出来ないと、せっかくの最新機能が使えないままになってしまいます。

心拍データの活用例

ここからは、心拍データの活用例をご紹介します。

とはいえ、難しいことは全くありません。シンプルに記録した結果を表やグラフにするだけで十分です。

以下のグラフは、ワークアウト「ゴルビー」に20回取り組んだ際の平均心拍数です↓

平均心拍数のグラフ
心肺機能の向上をモチベーションにする

Googleスプレッドシートにデータを入力してトレンドラインを引いてもらっただけ(Googleスプレッドシートの機能です)。

これだけで、ワークアウト中の平均心拍数が下降傾向であることを確認できてモチベーションアップに非常に役立ちました。詳細はこちらの記事に書いています↓

その後、ツアーレースでも同様に心拍を記録し、w/bpm(1心拍あたりのパワー)を計算して心肺機能の変化を確認したりしました↓

何かしらの変化を感じ取れれば練習にフィードバックできます。ぜひ、心拍データを活用してモチベーションを維持しましょう。

Polar Verity Senseを安値で買う方法

Polar Verity Senseをお得に買う方法は、ずばりAmazonセールです。特にブラックフライデーセールは過去最安値となる1万円切りの超特価で販売されていました。

ただし、これは2024年2月の値上げ前の話。値上げ後はさすがに1万円切りは見たことがありません。12,000円台というのが底値の目安となっています(chari100.com調べ)。

まとめ:Polar Verity Senseで心拍を記録しよう

Polar Verity Senseは確かに高価です。

しかしこの3年間故障もなく、途切れずに快適な装着感で計測し続けてくれています。私にとってはお値段以上の価値がある必須の心拍計です。

あなたもPolar Verity Senseを手に入れて、新しいZwift体験を始めてみませんか?

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