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ノートPCで快適Zwiftをするための設定

2021年7月28日

Zwiftの画面
ノートPCでZwiftする

家にあるちょっと古いノートPC、ThinkPad E470でZwiftしたい!

9年前に発売されたかなりの旧型ノートですが、いざZwiftをインストールしてみるとそこそこ遊べちゃいました。

この記事ではそんな旧型ノートPCで遊ぶためのセッティング方法と、実際のThinkPad E470のZwift画面をご紹介します。

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何年前までのノートPCならZwiftできる?

Zwiftは軽めのゲームなので、そこそこ古いノートPCでも遊べます。

どれくらい古くて大丈夫?というご質問には、「2014年以降が目安」となります。

その根拠は、2023年6月時点でZwift公式HPに記載されている必要要件です。

項目最低条件推奨スペック
OSWindows10 64bit~
MacOS 10.14.4~
最新版Windows 64bit
最新版MacOS
CPUIntel Core i3
AMD Athlon
Intel Core i7
AMD Ryzen
メモリ8GB8GB
GPU1GBメモリ
Intel HD4000
AMD R5
2GBメモリ
Radeon R9 290
NVIDIA GTX970
HDD5GB空き5GB空き
BluetoothVer 4.0 以降Ver 4.0 以降
2023年版 Zwift用PCの必要要件

ここで注目すべきは、Intel HD4000かAMDのR5以上のグラフィック性能が必要なことです。

これらは2014年にリリースされたものなので、それ以降に購入したPCであるかどうか?がひとつの目安になるのです。

メモリは8GBが必須となっています。

Zwift実行時のメモリ使用量を調べると6.7GBです(システム含む、2025年3月時点、chari100.com調べ)。

Zwift画面
Zwiftのメモリ使用量は6.7GB

不足していると起動しない可能性があります。また8GBでもギリギリなので、できれば16GBにしたいところ。

ノートPCのメモリ
足りなければメモリ増設を

ちなみにこのPCの必要要件、2021年版↓と比べるとCPUやHDD容量が引き上げられています。

項目最低条件
2021年版
推奨スペック
2021年版
OSWindows7 64bit~
MacOS 10.11~
Windows7 64bit~
MacOS 10.11~
CPUCore2DuoCore i5 or AMD
GPU1GBメモリ
Intel HD4000
AMD R5
2GBメモリ
Radeon R9 200
NVIDIA GTX650
HDD4GB空き4GB空き
2021年版 Zwift用PCの必要要件

コースや機能拡張のアップデートに伴って、必要要件も上がっています。

次に、快適にZwiftするための設定方法をご紹介します。

2011年発売のノートPCでは起動しませんでした。2016年発売のThinkPad E470ならZwiftできます。

快適にZwiftするための設定方法

快適にZwiftするためにはWindowsそのものとZwiftアプリ、この両方の設定を変える必要があります。

WindowsのゲームモードをONに

Windows10には「ゲームモード」があります。ゲームが安定して動くようCPU速度やバッテリーを自動調整してくれるモードです。

通常はONになっているのですが念のために確認していただいて、OFFになっている場合はONにしてください。

確認方法ですが、PC左下の「Windowsマーク ⇒ 設定 ⇒ ゲーム」と進んでください。

Windowsの設定画面
設定→ゲームにアクセス

ゲームモードがONになっていることを確認します。

Windowsの設定画面
ゲームモードをONにする

ゲームモードの詳細については、マイクロソフトの公式ページを参照ください。

Windowsデバイスのゲームモード | マイクロソフト

Zwiftアプリの設定

Zwiftアプリの動作を軽くするために以下の4つの設定を行います。

  • ゲームの解像度
  • ラップトップバッテリーセーバー
  • ペインエフェクト
  • ホロ設定

旧形ノートPCの場合は、グラフィックス性能が不足しがちです。これは解像度を調整することで対処できます。

Zwiftの画面
解像度を調整する

解像度は実際に起動してみて調整してください。ThinkPad E470の場合は、1080p(フルHD)で遊べました。

次に、バッテリーセーブモードを解除してCPUがフルパワーで動くようにします。

Zwiftの画面
バッテリーセーバーを調整する

最後に、ワークアウト中に画面がゆらゆらしたりする効果と、自己ベストのゴーストを表示してくれるホロ機能もOFFにして動作を軽くしましょう。

Zwiftの画面
各種エフェクトをOFFにする

ハイスペックノートPCの場合はここまで下げる必要はありません

ThinkPad E470 でZwift

2016年に発売されたThinkPad E470でZwift画面です↓

Zwift画面
ThinkPad E470のZwift画面

フルHD解像度で特に問題なく遊べます。

Zwiftの画面
ThinkPad E470のZwift画面

ただ、ゲーミングPCのような影とヘッドライトは表示されません。

ご参考:ThinkPad E470のスペック

  • CPU:Intel Core i5 7200U
  • Memory:8GB DDR4-2400
  • GPU:Intel HD Graphics 620

【トラブル対処法】ワールドの読み込みができない場合

心拍センサー、パワーメーターをリンクさせてコース選択し、いざワールドへ!という段階でフリーズする場合は、

  1. とりあえず「見るだけ」の観戦モードでワトピアに行く
  2. ワトピアでパワーメーター、心拍計などをリンクさせる
  3. レースに参加する

という3段階にすると、うまく行きやすいです。センサー類を引き連れてワールドに行くと負荷が高いようです。

まとめ

Zwift画面
ThinkPad E470のZwift画面

ちょっと古めのノートPCで快適にZwiftするための設定方法をご紹介しました。

解像度、バッテリー設定、各種効果を切るなど動作を軽くする設定をして、Zwiftを楽しみましょう。

ゲーミングPC、AppleTV 4KでZwiftしている記事も参考になさってください。

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ZwiftハードPC

Posted by Zippy