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バーチャルサイクリングのZwiftを6年間続けた結果

Zwiftの画面
Zwiftを6年続けた結果は?

畳の上で後輪を回し続けてはや6年、ハムスターの気持ちがわかりつつあります。

無我の境地で漕ぎ続けると・・・

もちろん、そんな超人的な話ではありません。

体力・脚力はついた?

新しい発見や気づき、良いパーツはあった?

という現実的な話です。

7年目を迎えるに当たって、この1年を振り返ります。

良ければご覧ください。

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ステージレースに参加

Casing Tour 2024
Casing Tour 2024

6年目で最も大きなトピックは、年間を通して行われるステージレース Chasing Tour に「ほぼフル参加」したこと。

この「ほぼフル参加」というのは、

  • 途中でぎっくり腰を発症して何回か休んだり、
  • 熱中症気味になってDNFも数回あった、

ためです。

A~Eまでの5カテゴリの下から2番目、初心者クラスですけど「毎日レース」は50代にはキツかった。

ツアー終了後にこれまでの疲労が爆発。年明けた2025年の1月現在でもまだ不調を引きずっています。

こんなに長い間不調になるのは初めて。

家族もインフルになるなど、厳しい年末年始を過ごしました。

もう今年は参加しませんよ。

ツアーの全記録はこちらに↓

脚力はどうなった?

ステージレースに参加し続けたことで、一時的には粘り強くなりました。

しかし、その後は先ほど書いたように絶不調になってその後に繋がらなかったのは残念。

年始比では圧倒的な衰えを感じています・・・。

心拍がバクバクして調子が上がらず↓

Zwiftのライドレポート
Zone2なのに心拍バクバク

Zone2なのに最大心拍数176bpmの90%超(汗)

昨年までだったら90%超なんて苦しみの極地でしたけど、Zone3あたりの酸欠感なのでキープできちゃう謎。

3ヶ月近い休息のおかげで、心筋の疲労が取れたのでしょうか。

いいの悪いのか分かりませんけど、ちょっと踏み込んだらあっけなく最大心拍数を更新しそう。

体を壊したくないのでやりませんけど。

しばらくは大人しくZone2で走り続けて様子見します。

7年目の気づき:ロードとZwiftは別種目

何が言いたいのかというと、やっぱりロードとZwiftはぜんぜん違うということ。

当たり前といえば当たり前なんですが、漕ぎ方も身体の使い方もぜんぜん違うな!って改めて実感しました。

ロード
Zwift
  • スピード勝負
  • バイクが動く
  • 負荷は随時変わる
  • 信号だらけ
  • 全身使いやすい
  • パワー勝負
  • バイクは固定
  • 負荷固定(MD640)
  • 信号なし
  • 下半身に頼りやすい

Zwiftはパワー(w/kg)勝負なので、ペダルを踏みつけてフレームがギシギシいう変な乗り方になってしまいがち。

そんなペダリングで「乗り込み」などしたら変なクセがつきそう。

これまでZwiftすればするほどロードも速くなると思ってましたが、どうも違うようだと。

その意味でロードとZwiftって似ているようで違う種目なんだと感じ始めています。スピードスケート選手にとってのロード練習みたいな、サポート的な種目というイメージでしょうか。

そんな当たり前にようやく気づきはじめました。

すでに2,500時間以上、Zwiftに費やしてきました。

よく言われる1万時間の法則の4分の1以上乗ってるのに、いまだ初級レベルという現実をしっかり見つめ直す価値はありそう。

せっかくZwiftに取り組んでいるので、もっと速くなって箱根やヤビツ峠に登りに行きたいし、レースでも集団に残って最後まで楽しみたい。

今年はしっかりと向上心を持って計画的にZwiftに取り組みたいです。

6年目のベストバイは?


Zwift用、そしておまけでクロスバイク用のベストバイもご紹介します。

いずれも比較的安価なのに満足度が高いです。

Zwift用でこれよかったな!というのは、Shimanoの青クリートです。

Shimano SM-SH12
Shimanoの青クリート

もう試されましたか?

私は黄から青に変えたんですが、当時、自己ベストが連発したので驚きました。

黄色に比べて青はパワーがしっかり伝わる、そんなイメージです。

嬉しくなって記事にまとめましたので、まだ青クリートを試されてないならご覧ください↓

そしてクロスバイク用のベストバイは、アジリストです。

Panaracer Agilest
軽量で乗りやすいアジリストタイヤ

軽量で乗り心地よし、見た目よし、パンクなし!といい感じ。

完全なるスリックタイヤなのですが、雨の日は乗らないのでOK。

さらなる耐パンク性能を求めるのであれば「アジリストDURO」という選択肢もあります。

アジリストについては、こちらの耐パンクの記事に詳しく書きました。

深まった海外サイクリストとのつながり

外国人女性のAIイメージ画像
みんな同じ(AIイメージ)

早いものでもう4年くらいの付き合いになりました。

まだ現実世界で会ったりとか、そういう事はありません。

あくまでネット上での付き合いです。

ただ話題は自転車にとどまらず、日常の悩みやトラブル、人生観にまで広がっています。

そしてつくづく感じるのは、どこの国の人も悩むのはほぼ同じだな、ということ。

見た目や言葉(表現の仕方)は異なりますけど、同じ人間なんだなって。

当たり前といえば当たり前なんですが。

日常的に連絡を取っているのはほぼ同世代なので親や子どもたちの年齢も重なりますから、余計にそう感じるのかも知れません。

いいことばかりではない人生をともに乗り越えていけるような、自転車だけではないつながりが出来たのはZwiftやStravaのおかげ。

超人見知りの私でも友人ができたので、常識をわきまえて行動すれば誰にでも可能なことだと思います。

あと、これまでは英語でチャットしていたんですが、🇨🇵フランス語、🇩🇪ドイツ語、🇳🇴ノルウェー語のチャットもついでに始めました。

Zwiftのコンパニオンアプリのメッセージ
ノルウェープロをコーヒーに誘った

まだカタコトですけど覚えた言葉が通じるととても嬉しいので、迷惑にならなそうなシチュエーションで話しかけています。

例えば・・・

夕方に走り始めればユーロ圏は朝ですから、まず「おはよう!」です。

おはよう!

  • フランス語:Bonjour(ボンジュール)
  • ドイツ語:Guten Morgen(グーテン・モルゲン)
  • ノルウェー語:God morgen(ゴッ・モーン)

そしてコーヒーを飲もうと誘って、

朝のコーヒー☕

  • フランス語:Café du matin☕ (カフェ・デュ・マタン)
  • ドイツ語: Morgenkaffee☕ (モルゲンカッフェー)
  • ノルウェー語:Morgenkaffe☕ (モーンカッフェ)

ありがとう!です。

ありがとう!

  • フランス語:Merci(メルシー)
  • ドイツ語:Danke(ダンカ)
  • ノルウェー語:Takk(タッキ)

たったこれだけでも楽しい気分になります。

Zwiftを楽しみながらマルチリンガルになれたら最高です。何年かかるか分かりませんが、友人に相手してもらいながら学んでいきたいと思います。

まとめ

Zwiftを6年続けたら、約8万キロ分も後輪を回すというハムスター生活になりました。現実世界なら地球約2周分ですから、よくもまあ続いてるなって自分で呆れています。

なかなか速くならないし、コミュニケーションにも苦戦している・・・

だからこそ速く走れた時、通じ合ったときの喜びが倍増しているのか?

そんな気がしています。

うまくいかないことこそ楽しい!

そんな結論で6年目をまとめたいと思います。

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