
Garminのスマートウォッチ「Vivoactive3」を使い始めて7年が経ちました。
最新モデルが次々登場する中、なぜ私が今もVivoactive3を愛用しているのか。
それは、最新のAMOLED(有機EL)ディスプレイが主流の今、Vivoactive3が持つ「MIPディスプレイ」の圧倒的な見やすさにあります。
この記事では、50代(アラフィフ)の私が7年間使い込んで感じたVivoactive3のリアルな評価を、メリット・デメリット両面から徹底的にレビューします。
「最新モデルは眩しくて苦手」「シンプルで軽い時計が欲しい」という方は、ぜひ参考にしてください。
なぜ今もVivoactive3を使い続けるのか
結論から言うと、私がVivoactive3を7年間使い続ける理由は、以下の3点に集約されます。
- 屋外でも屋内でも見やすい「MIPディスプレイ」
- 24時間装着できる「43gの軽量性」
- ボタン一つの「シンプルな操作性」
最新のスマートウォッチは高性能ですが、画面が眩しすぎたり、機能が多すぎて使いこなせないと感じることも。
Vivoactive3は、特に「時計としての見やすさ」と「装着感の軽さ」を重視する私にとって、今なお最高の相棒です。
Vivoactive3を7年愛用して感じる3つのメリット
最新モデルと比較しても色褪せない、Vivoactive3の魅力をご紹介します。
メリット1:MIPディスプレイは目に優しく、常時表示が最高

最大のお気に入りポイントは、京セラが開発した「MIPディスプレイ(Memory in Pixel Display)」です。
• 直射日光下でもクッキリ: 自発光しないため、太陽光が強い屋外ほどハッキリ見えます。
• 目に優しい: スマホのように眩しくないため、目の奥が痛くなりません。
• 常時表示で省エネ: Apple Watchのように腕を上げなくても、常に時間が表示されています。
最近主流のAMOLEDディスプレイは黒が綺麗で鮮やかですが、アラフィフの私には少々眩しく感じます。
その点、Vivoactive3の「眩しくない・常時表示・省エネ」という特徴は、日常生活で非常に実用的です。
- 自発光しない=省エネ
- 常時表示=すぐ見れる
- 強い太陽光下でもはっきり見える
- 低温下でも見やすい
メリット2:わずか43g!つけている事を忘れる軽量性
Vivoactive3は43gと非常に軽量です。(最新のVivoactive6は36gとさらに軽いですが)
Fenixシリーズなどが90gを超えることを考えると、この軽さは圧倒的です。24時間つけっぱなしでも、睡眠中やランニング中でも全く負担になりません。
メリット3:ボタン一つのシンプル操作

操作は、側面のボタン1つとタッチディスプレイが基本です。
機能が多すぎないため、「あの機能どこだっけ?」と迷うことがありません。
スマホアプリ(Garmin Connect)と連携すれば、複雑な設定も簡単です。7年間使っていますが、操作で困ったことは一度もありません。
7年使って見えたVivoactive3の弱点(デメリット)
もちろん、7年前のモデルならではの弱点もあります。購入前に知っておくべき注意点です。
弱点1:バッテリー容量は最新機種に劣る

長距離サイクリングなどでは、バッテリー持ちに不安があります。
以前、横浜から箱根までサイクリングした際、途中でバッテリー残量が7%になり、データが消えないかヒヤヒヤしました。
• 対策: 4〜5時間のランニング程度なら問題ありませんが、丸一日使うアクティビティではモバイルバッテリーでのこまめな充電が必須です。
• 比較: 最新のウルトラマラソン用モデル(Enduro3など)は、GPSモードで数週間稼働するものもあります。
- GPSモードで最大320時間稼働(2週間弱)
- 太陽光充電
- MIPディスプレイ!!
弱点2:定期的な再起動が必要
メモリ容量が少ないためか、定期的に再起動しないと消費カロリーがゼロ表示になるなどの不具合が出ることがあります。
これは最新モデル(Vivoactive6は8GB)では解消されている可能性が高いです。
弱点3:タッチディスプレイの誤操作
汗を拭いたタオルが画面に触れると、意図せず心拍転送モードがキャンセルされるなど、タッチ操作の誤作動がたまにあります。
対策として、運動前には「スクリーンロック機能」をオンにすることを徹底しています。
弱点4:充電ケーブルの劣化

これはGarmin全般に言えるかもしれませんが、3年目を過ぎたあたりから充電ケーブルの接触不良が頻発しました。端子を掃除することで改善しましたが、ケーブルは消耗品と考える必要があります。
最新機種と比較して見劣りする機能
7年前のモデルなので、当然ながら最新機能は搭載されていません。
• 血中酸素トラッキング: ありません。健康管理を重視する方には物足りないかもしれません。
• ボディバッテリー: ありません。自分の体力を可視化したい方には、最新機種がおすすめです。
まとめ:Vivoactive3は「見やすさ」と「軽さ」を求める人になら今でも”買い”
Vivoactive3の7年間の長期レビューをお届けしました。
バッテリーの持ちや一部の機能面では最新機種に劣りますが、「MIPディスプレイの圧倒的な見やすさ」と「軽量性」は、今なお大きな魅力です。
残念ながらMIPディスプレイを搭載したモデルは減少傾向にあります。
「AMOLEDは眩しすぎる」「シンプルで常時表示の時計が欲しい」という方は、選択肢としてVivoactive3(またはMIP搭載の旧モデル)を検討する価値は十分にあります。
Garmin
- Tactix 8 Dual Power(軍事仕様)
- Instinct3 Dual-Power(軍事仕様)
- fenix8 Dual-Power(トレラン用)
- ForeAthlete 55(ランニング)
- Enduro3(ロングバッテリー)
- Descent G1 Dual Power(ダイビング用)
Polar
- Pacer Pro(ランニング用)
- Grit X Pro(ロングバッテリー)
