
Garminのスマートウォッチを長年愛用しているけれど、
バッテリーの持ちが悪くなってきた?そろそろ寿命?
そんな疑問をお持ちではありませんか。
管理人の7年目になるGarminウォッチ「Vivoactive3」、現状でバッテリーがどれくらい持つのか?
100kmサイクリングで実証テストした結果は、5時間40分程度(購入当初の約70%)と予想以上に現役バリバリでした。
まだまだ大事に使いたいので、バッテリー寿命を縮めてしまうNG行為や正しい保管方法、そしてバッテリーの交換方法について調べましたので、シェアさせていただきます。
ぜひ最後までご覧いただき、お手持ちのGarminウォッチを末永くご愛用くださいませ!
- 7年使用したGarminスマートウォッチのリアルなバッテリー状態
- うっかりやってない?バッテリー劣化を早めるNG行為
- Garminのバッテリー交換、どうすればいい?
7年目のGarminウォッチ、バッテリー容量70%を維持!
筆者が7年間愛用しているGarminのスマートウォッチ(Vivoactive 3)は、推定バッテリー容量70%を維持していることが判明しました。
これは購入当初は約8時間使えていたGPSモードが、現在は5時間40分(後述する100kmサイクリングの検証結果)になっているからです
Garminスマートウォッチの劣化の目安について、公式サイトには次のような記載があります。
通常の動作条件下では、ForeAthlete、Edge、およびvivoシリーズデバイスのバッテリーを例に上げると、数年間の頻繁な充放電サイクルの後、元の容量の約80%になるはずです。
Garmin公式サイトより
筆者のVivoactive3も、ほぼ毎日使っては充電してましたから「頻繁な充放電サイクル」に該当します。公式HPに記載のある通り数年で約80%なら、7年で70%は平均的と言えそうです。
個人的には、70%あるならまだ現役バリバリですよね。まだまだ大切に使いますよ!
100kmサイクリングで検証!7年目のGarmin何時間持つ?
当日の朝、Garminウォッチをフル充電し、横浜市内の自宅から東海道をひたすら西に走りました。

走り始めて約1時間、江の島付近で残りは81%。
想像以上に減りが早い・・・
2024年9月の気温35℃前後の残暑厳しい日。
しかも手首に装着されたGarminウォッチは直射日光にさらされ続けた状態で、バッテリーには相当不利な状況だったかもしれないことをお伝えしておきます。

1時間半、二宮付近。残り73%でした。

2時間15分、小田原城の日陰でひと休みです。残り66%。

箱根湯本駅前です。まだ59%残っていましたので100kmは持ちそう。
ただ、ここからの減りが早かった・・・
箱根湯本からの下りもあって2時間弱で走ったのに、37%も消耗してました(往路は約3時間で41%消耗)。
そして横浜市内の自宅まで104km走ったあとの残量は22%でした。

この調子ならバッテリーはあと15km/1時間程度は持ちそうです。
結果を表にまとめると、、、
経過時間 / 走行距離 | 電池残量 |
---|---|
1時間 / 17km | 81% |
1時間36分 / 30km | 73% |
2時間15分 / 42km | 66% |
2時間58分 / 52km | 59% |
4時間42分 / 104km | 22% |
5時間40分 / 120km | 0%? |
7年目のVivoactive3、バッテリーは5時間40分、120kmまではもつ!と推察します。
ちなみに同時計測したGarminのサイクルコンピューター「Edge130Plus」(2021年9月購入:4年目)の電池残量は61%でした(上画像)。
なお、検証にあたってはガーミンウォッチを電池長持ちモード↓に設定しました。
- バックライト:10%(点灯時間:短い)
- ライフログ:オフ
- Bluetooth:オフ
- 通知:オフ
- スマートフォン:ステータスオフ
- 心拍計:オン
- オートストップ:停止時
- GPS:スマート計測(毎秒ではない)
走行ルートはこちら↓

バッテリー寿命を縮めるNG行為とは?
公式HPにバッテリー寿命を縮めてしまうNG行為が記載されています。
バッテリーを劣化させるNG行為
Garmin公式HPより
- 極端な温度への曝露放電したまま長期間(2週間以上)放置する
- バッテリーを完全に充電または放電した状態で、長期間(2週間以上)放置する
「極端な温度への曝露放電」というのは、例えば以下のような場合です。
- 真夏の車内!
炎天下の駐車場に停めた車内は50度以上の高温になります。電池が高温にさらされ劣化が進みます。 - サウナ!
最近流行りのサウナでの使用もNGです。サウナは極端に高温多湿な場所であり電池に大きな負担がかかります。 - 暖房器具の前!
ストーブやヒーターなどの暖房器具の近くに放置すると、高温により電池が劣化する可能性があります。 - 真夏のビーチ!
強い直射日光の当たるビーチで放置すると、砂浜の高熱にも晒されて劣化が進む可能性があります。
以上のことを守って、Garminウォッチのバッテリー劣化を防ぎましょう。
Garminスマートウォッチの保管方法

Garminウォッチを長期間使用しない場合は、公式HPにあるように部分的に充電&電源OFFで保管しましょう。
長期間使用しない場合の保管方法
部分的に充電し(約30〜50%)、涼しく乾燥した場所に保管することをお勧めします。
Garminウォッチのバッテリー交換ってできるの?
ここからは劣化してしまったバッテリーの交換についてです。主な交換方法についてご紹介します。
Garmin公式サポートでの交換
Garminウォッチのバッテリー交換は、公式HPの修理サービスで行えます。
- メリット
-
とにかく純正サービスなので安心。修理料金も明確で分かりやすい。
- デメリット
-
費用が17,722円(税込み、Vivoactive3の場合)と電池交換しては異様に高価なこと。
ガーミンの修理サービス、どんな修理でも同一料金なのです(価格は機種による)。
つまり、ガラス交換して基板交換してといったフル修理も、電池交換だけ!も同一価格!!
明瞭会計でわかりやすいですけど、電池交換だけをお願いしたい場合はちょっと手が出しにくいのが現実。
とはいえ買い替えるよりは安価ですので、永く使いたい方は3年目辺りでリフレッシュを兼ねての電池交換をおすすめします。
あなたのGarminウォッチの修理代は?料金表はこちら↓
修理の依頼方法はこちらです↓
街の時計修理店での交換
Garminの公式サポートが終了してしまった場合、街の時計修理店で電池交換できるのか?
Garminウオッチを店舗に持参してお願いしてみました。
しかしながら、

充電式のスマートウォッチ類は対応できません
とのこと。
「本体交換」という形でしか対応できないそうです。
自分で交換
公式HPには「Garminウォッチの電池はご自身では交換できません」と記載されています↓
しかし、Amazonで検索すると出てくるんですよね・・・
自力交換キットなるものが↓


本体裏を見ると、センサー横に内部にアクセスするためであろう凹みがあります(金属プレート左の穴は気圧センサーです)。


怖くて開けたことはありませんが、、、
はんだ付けとか電気配線が得意な方なら可能なのでしょうが、筆者は不安なのであきらめました。
中古のGarminウォッチってどう?
実際にGarminウォッチを7年使った経験からお答えすると中古品はおすすめしません。
その理由は、
- 電池が劣化している
- サポートが終了している
可能性があるからです。
Garminユーザーは熱心に運動して使い込んでいる方がほとんどだと思います。
すなわち「頻繁な放電サイクル」なのです。
可能な限り新品か未使用品を購入し、末永く使うほうが気分的にもコスパ的にもいいと考えます。
筆者のGarminウォッチは7年目でもまだまだ現役ですし見た目もキレイです。初ガーミンでしたけど、耐久性もあるし新品を買ってよかったと思っています。
まとめ
今回の検証で、Garminウォッチは7年目でも70%の容量を維持していることがわかりました。まだまだ寿命ではありませんでした。
バッテリー寿命を縮めないために、NG行為を避けて保管方法にも気を付けましょう。
この記事が、あなたのGarminライフをより豊かに、そして長く楽しむための一助となれば幸いです。