ヤビツ峠をクロスバイクで5回登った記録|Zwift1年で23分→16分に

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ヤビツ峠の看板とクロスバイク
クロスバイクでヤビツへ
ヤビツ峠にクロスバイク+スニーカーで5回挑戦した記録。初回は心臓バクバクで23分台、Zwiftで1年積み重ねた4回目に18分台へ。ロードバイクに抜かれ続けても、自分のペースで登る楽しさがある。

「こんなにキツイとは思わなかった・・・」

これが、人生の折り返し地点を過ぎてヤビツ峠に挑んだわたしの、偽らざる感想です。

横浜の自宅から約29km。スタート地点に立つだけでも一仕事ですが、本当の勝負はそこから。

ヤビツ峠といえば、最新のロードバイクに身を包んだベテランや、鍛え抜いた学生たちがタイムを競う場所というイメージですが、わたしはあえて「クロスバイク+スニーカー」という、いつものスタイルで挑んでいます。シンプルにロードバイクを持ってないですし、ショップの練習会に参加するほどガチでもない。

一人で自由気ままに走るのが好きなのです。

これは、自宅で好きな時間にトレーニングできるZwift(インドアサイクリング)と、アラフィフに優しい機材を活用して、少しずつ自信を取り戻していった記録です。


目次

一人でも強くなる。Zwiftという「秘密兵器」

スタート地点の名古木(ながぬき)交差点。ここに至るまでのアプローチですでに脚には疲労が溜まっています。初めて挑んだ時は、善波のトンネル手前で心拍数が上がりきってしまい「もう引き返すべきかな」と本気で迷ったほどです。

善波の坂を避けるべく海岸線から北上するルートも試しましたが、結局は遠回りで余計に疲れた。善波を超えていく正面突破が、なんだかんだ一番楽だとわかりました。

自宅での積み重ねが、坂道での「余裕」に変わる

名古木交差点のコンビニで十分に休憩してからスタート。その直後からギアはインナーローです。

もうギアないけど大丈夫か?

不安と戦いながらもなんとか漕ぎ続けて、最初の関門である蓑毛バス停手前の急勾配(13%)へ。

蓑毛バス停までの坂
蓑毛からの下りでパンク修理中

この辺りでいつもロードバイクに抜かれます。遅いのは変わりませんが、回数を重ねるごとに確かな変化が起きました。

記録回タイム心境の変化
初挑戦23分39秒無理のしすぎ。心臓の音が耳元で鳴り響く。
2回目24分43秒迂回ルートで逆に消耗。
3回目22分45秒少しだけ呼吸のリズムが掴めてきた。
4回目18分09秒Zwiftの効果を実感。景色を見る余裕が生まれる。
5回目21分56秒タイムよりも、風を感じることを優先。

4回目での大幅なタイム短縮。これは決して「気合」でペダルを踏んだからではありません。Zwiftを1年間こぎ続けた結果です。

ジムに通うのは億劫だし、ムキムキマンと並んで練習するのはなんか嫌。でも自宅でのトレーニングなら気兼ねなく汗だくになれますし、雨の日も風の日も、好きな音楽を聴きながらペダルを回し続けることができました。

わたしのようなちょっと内向的なサイクリストにとって、この自宅という安心感こそがZwift最大のメリットかもしれません。


痛みは我慢しない。「楽をする」ための機材選び

蓑毛を過ぎ、菜の花台への道のりは、視界が開けたり閉じたりを繰り返す尾根道が続きます。ここでわたしを苦しめたのは、体力的な限界よりも「腰の痛み」でした。

蓑毛バス停までの頑張りの代償でしょうか。若い頃なら根性で済ませられる痛みかもしれませんが、ギックリ腰経験者としては看過できません。これはサドルを変えることで解消できました。

菜の花台までの道のりで見つけた答え

ヤビツ峠の菜の花台
菜の花台、Plushサドルで登った
記録回タイム身体の状態
初挑戦23分09秒腰が痛くてペダルを踏めない。
2回目24分18秒PLUSHサドル導入。痛みが消えた。
3回目23分02秒スニーカーの高校生に抜かされる。
4回目20分28秒ここでもZwift効果を実感。
5回目22分04秒気温30度でもバテない粘り強さ。
サドル投資は「医療費」 注目すべきはタイムよりも「腰痛なし」という事実。痛みが消えた分だけ景色を楽しむ余裕が生まれます。数グラムでも軽くするために硬いサドルを選ぶのはレーサーの仕事。わたしたちは「快適さ」を買って、翌日に疲れを残さないサドルを選ぶべきです。
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抜かれることは、自分のペースを守れている証

菜の花台を過ぎると、眼下に美しい街並みが広がります。ここからはラストスパート。

ヤビツ峠への道からの眺望
最高の景色と空気

後方から「シャーッ」という音と共にロードバイクがわたしを追い抜いていきます。時には健脚なランナーにさえ抜かれます。なんであんなに速いのか、毎回感心します。

まあスマホ片手に撮影ポイントを探しながら走るわたしとは、もう思想からして違いますね。ヒルクライムは自分のペースで登り、安全に自宅に帰ることを最優先にします。

ヤビツ峠ゴールまでの記録

記録回タイム登頂の記録
初挑戦20分32秒苦しくてストレッチ休憩ばかり。
2回目20分16秒腰が痛まず、最後まで満喫できた。
3回目19分39秒ついに20分切り。自分なりの達成感。
4回目17分43秒Zwiftありがとう。
5回目16分08秒抜かされまくりだが、過去最高の自分。

5回目、数え切れないほどの人に抜かれましたが、過去最高の16分08秒で区間を走り抜けました。ガチでなくとも記録更新はうれしい。


まとめ:10年後の自分のために、今日ペダルを回す

自由気ままに走るだけのサイクリストでもヤビツ峠を登れるようになったのは、Zwiftで距離を積み重ねたおかげです。

Zwiftは単なるゲームではありません。忙しいわたしたちが、誰の目も気にせず効率よく心肺機能を高め、「自分の足でどこまでも行ける自由」を確保するための、最もコスパの良い自己投資です。

武器 自宅でZwift
1年の積み重ね

蓑毛区間 23分→18分
気合ではなく継続の力

機材 痛みを消す
サドル選び

腰痛が消えた分だけ
景色を楽しめる

心構え 抜かれても
自分のペースで

5回目で16分08秒
過去最高の自分

もしあなたが「もういい歳だから」「本格的な自転車じゃないから」と躊躇しているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。ひと踏みひと踏みと頂上を目指す時間は、何物にも代えがたい充実感です。

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