Polar Verity Sense:実走でも安定計測
Polar Verity Senseは、Zwiftでは安定計測することを以前にお伝えしました↓
実走ではどうなのか?
横浜市内の自宅から箱根湯本駅まで往復104km走ってテストしてきましたので、結果をご紹介します。
ルートや計測条件
ルートは国道134号を大磯まで走り、その先は国道1号で箱根湯本まで向かいました。
小田原から箱根湯本まで少し登るくらいでほぼ平坦です。
バイクはクロスバイクのRAIL ACTIVE。
Bikeについての詳細はこちらの記事に書いています↓
その他、天候や使用機材はこちら↓
- ルート:横浜市内 ⇔ 箱根湯本駅往復
- 走行距離/時間:104km/4時間38分
- 平均気温:34.4℃
- サイクルコンピューター:ガーミンエッジ130Plus
- 心拍計:Polar Verity Sense
- 通信:BLE(Bluetooth Low Energy)
- オートストップ:停止時
Polar:実走での計測結果
下の画像のように、実走でも途切れることなく計測してくれました。
Zwiftでの心拍数と同じような、違和感のないデータです。
小田原から箱根湯本に向かう登りで心拍数が上がっています。そして折り返しでピークに。
その後、心拍下がって再び上がっているのは、速いロードバイクに追いつこうと頑張ったからです(汗)
パワーはStravaの推定パワーです。1000wなんて出せません><;
ガーミンウォッチの心拍データと比較
同時計測したガーミンウォッチの心拍データがこちら↓
ガーミンウォッチは、本体裏に心拍センサーがあるので途切れることはありません。
平均心拍数はPolar115、ガーミン116とほぼ同じ。ただ、よ~く見るとピンポイントで大きな違いが。
80km手前のところです。
ガーミンウォッチは、急に心拍が上がって最高心拍146bpmを記録していますが、Polarにはこの部分の盛り上がりがありません。
この時のパワーはデータを見ると170wくらいなので、Polarの心拍データ(120bpmあたり)のほうが妥当です。
以前も、ガーミンウォッチは何でもないところで188bpmという史上最高心拍数を表示したことがありました。
Polarとガーミンエッジ130Plusの接続方法
Polar Verity Senseとガーミンエッジをペアリングする方法は次のとおりです。
- 【1】センサー追加
- 画面右上のボタンを長押し
- センサーを選択
- 【2】ペアリング
- Polarの電源を入れる
- センサー追加を選択
- BLE、ANT+どちらで接続するか決める
- 【3】心拍を追加
- 「はい」を選択
今回の検証ではBLE(Bluetooth Low Energy)を使用しました。
BLEとANT+の違いを簡単にまとめてみました↓
比較項目 | Bluetooth Low Energy (BLE) | ANT+ |
---|---|---|
普及度 | 高い | ニッチ |
用途 | ウェアラブルデバイス IoT機器全般 | スポーツ計測器 フィットネス機器 |
接続性 | スマートフォン、 タブレット との接続に強い | スポーツセンサー の接続に強い |
消費電力 | 低 | 極めて低い |
同時接続数 | 2~3個の デバイスのみ | 6個~など複数可能 |
Garminの公式HPを拝見すると、ANT+の優位性が書かれています。
Garminデバイスの多くはANT+ / BLE (Bluetooth Low Energy)の2つの電波規格で接続することができます。Garminはデバイスで2つの電波規格が利用できる場合、ANT+を使用する事をお勧めしています。
GarminHPより
ANT+は成熟しており、より多くの機能を備えているためBLE接続を使用する事によるユーザーのメリットはありません。
BLEの方が省エネかと思っていましたが、ANT+はその上を行っていたようです。
ただ電波はBLEの方が強いイメージがあるので悩ましい。次回、ANT+でも試してみようと思います。
サイクルコンピュータ、ガーミエッジ130Plusについてはこちらの記事をご覧ください↓
まとめ
Polarの心拍計Verity Sense、実走でも途切れずに計測してくれました。これまでZwiftにおすすめとしてきましたが、実走用の心拍計としてもおすすめできます。
保証期間は公式HPは3年、他は2年となります。販売価格と見比べてご検討ください。