
自転車で交差点を通るとき、
あれ?どこ走ったらいいの?
と迷うときありません?
例えば、
- 左折専用レーンのある交差点で直進したい
- 歩行者・自転車専用信号機のある交差点ではどの信号に従う?
です。
この記事では、特に間違えやすいこの二つのケースについて、正しい交通ルールをご紹介します。
この記事を読めばもう間違えることはありません。
違反チャリ発見!といったYoutube動画のネタにされることもありません!
ぜひ、最後までご覧ください。
交差点を直進する交通ルール
まずは直進方法です。
直進なんて間違えようがない!
という方がほとんどだと思いますが・・・
こんな信号機見かけませんか?
歩行者・自転車専用信号機がある場合

歩行者・自転車専用の信号機です。
これが交差点にある場合は、自動車用ではなくこちらの歩行者・自転車専用信号機に従わなくてはなりません。
自動車信号が青でも、この専用信号が赤なら自転車は停止する必要があります。
一時停止線の前で停止、専用信号機が青になるのを待ちましょう。
専用信号が青であれば直進できます。この時、自転車レーンや自転車横断帯があれば、その上を進まなくてなりません。

路面の通行区分を守って通行しましょう。
左折専用レーンがある交差点の直進方法
つぎに、下の画像のように左折専用レーンがある場合です。

ついつい直進レーンの左側を走りたくなりますが、それはルール違反なんです。
まず自転車の大原則として、
常に左車線の左端!
というのがあります。
すなわち、自転者は左折レーンからそのまま直進がルールなんです。

中央の直進レーンを直進するには道路交通法違反になります。
たまに真ん中の直進車線で信号待ちしてて、そのまま直進車線を進むロードバイクを見かけます。
危険なだけではなく、万が一事故があった場合には過失割合が高くなってしまう可能性もあります。
ただ、
左折車に巻き込まれない?
と、ちょっと心配になりますよね。実際にそういう巻き込み事故のニュースを見かけますからね。
特に大型車。
管理人は安全確認のために、後方ドライバーに「ちょっと左折待ってね!」と合図というか手信号を送ります。
そしてすでに右に車が並走している場合は、巻き込まれるのを防ぐために先に車を行かせて安全を確保してから直進します。
とにかく安全が最優先です。
もし走行中に後ろを振り返るのが難しいなら、一旦停止しましょう。そして車の列が途切れてから直進すればいいです。
交差点を左折する交通ルール
自転車専用信号機がある場合
直進同様に、自転車専用信号に従います。専用信号が青になったら、歩行者の妨げにならないよう慎重に左折してください。
自動車用の信号が青でも自転車専用信号が赤であれば左折・直進ともにできません。
自転車専用信号機がない場合
自動車用の信号機に従って左折します。
交差点を右折する交通ルール

自転車で交差点を右折する場合は、信号の有無、道路の幅に関係なく常に2段階右折です。
- 青信号で直進、
- 交差点を渡ったら一時停止、
- 右に向きを変える、
- 進行方向の信号が青になったら進む。
十字路でもT字路でも同じです。
信号機がない場合は渡った交差点で一時停止し、左右の安全を確認して右方向に進みます。
右折信号は自転車には適用されません。そもそも右車線は自転車は走ることが出来ません。先ほども書きましたけど、自転車は
常に左車線の左端!
です。
右折信号での右折は交通違反です。
やむなく横断歩道で渡るなら手押しで
自転車で横断歩道を渡る場合は「手押し」が必須です。手押し自転車は「歩行者」扱いとなりますので、横断歩道や歩道を通行できます。
横断歩道を通行する場合は、横断中の歩行者がいないなど歩行者の通行を妨げるおそれのない場合を除き、自転車に乗ったまま通行してはいけません。
まとめ

この記事では、特に間違えやすい二つのケースについて、正しい交通ルールをご紹介しました。
もうこれでYoutube動画のネタにされることはありませんね。
交通ルールを守って安心・安全に交差点を通行しましょう!