大腸がん日記15:ステージ4患者の血液検査の推移

当ページのリンクには広告が含まれています。
大腸がんステージ4患者の血液検査
血液検査の推移を公開

大腸がん患者の血液検査結果の推移をご紹介します。

管理人は大腸から肝臓に転移してて、すでに全体を覆うような感じで広がっています。

ステージ4の中でも進行が進んだ状態です。

現在、3回目の抗がん剤治療が終わったところです。

今後、随時更新していきますが、現段階ではデータがまだ少ないことご了承ください。

血液検査の結果

表にまとめました。

スクロールできます
対象臓器検査項目4/14/245/135/276/106/17
肝臓総蛋白:6.5~ 8.2
液中に含まれるタンパク質の総量です。
栄養状態や肝臓・腎臓の機能などと関連があります。
6.06.46.66.86.16.6
アルブミン:3.8~ 5.33.83.94.14.33.84.1
総ビリルビン:0.2~ 1.0
赤血球が分解される際にできる色素で、
肝臓で処理され胆汁として排泄されます。
肝臓の機能低下や胆道の閉塞があると高値になり、
黄疸の原因となります。
1.30.80.50.70.50.6
直接ビリルビン:0.0~ 0.40.30.20.30.20.2
AST (GOT):7~ 38
肝臓の細胞に含まれる酵素で、
肝細胞が壊れると血液中に流れ出し数値が上昇します。
肝炎や脂肪肝などで高値になります。
ASTは心臓や筋肉などにも存在するため、
ALTの方がより肝臓の状態を反映すると言われます。
425329282827
ALT (GPT):4~ 44394219161718
LDH:120~ 245
体内で糖がエネルギーに変わる代謝経路に関わる酵素です。
高値の場合、肝臓の病気(肝炎、肝硬変、がんなど)、
心臓の病気(心筋梗塞など)、血液の病気(溶血性貧血など)、
腎臓の病気、肺の病気、悪性腫瘍、骨格筋の損傷など、
幅広い疾患の可能性が考えられます。
606700267227226230
ALP:38~ 113
臓、骨、腎臓、小腸などに存在する酵素です。
肝臓や胆道の病気、骨の病気などで上昇することがあります。
126139128127111120
γ-GTP:6~ 64
肝臓や胆道に多く存在する酵素です。
アルコールの影響や胆汁の流れが悪くなると
高値を示すことが多い項目です。
15617166442830
筋肉CPK:22~ 222
筋肉細胞がエネルギーを作り出す際に
重要な働きをする酵素です。
筋肉やこれらの臓器の細胞が障害を受けると、
CPKが血液中に流れ出して数値が上昇します。
152120221231214257
脂質総コレステロール:130~ 220
血液中のコレステロールの総量です。
268183169159204
膵臓アミラーゼ:~ 130
糖質(でんぷん)を分解する消化酵素の一つです。
主に膵臓と唾液腺から分泌されます。
617310210798118
血糖:65~ 1091018698838994
炎症CRP:0.0~ 0.3
体内に炎症や組織の破壊がある場合に
増加するタンパク質です。
感染症やリウマチなどの病気で高値になります。
0.60.30.00.00.00.0
ミネラルNa:135~ 148
ミネラル不足は足吊りの原因になるそうです。
139139143142143142
K:3.5~ 5.04.43.84.04.04.24.0
腫瘍
マーカ
CEA:0.0~5.0
消化器の粘膜などを作るために
活発に作られるタンパク質
2223762178

表の中のピンク背景は基準値からはみ出たデータを表しています。

【5/27、6/10、6/17】データ追加しました

やはり肝臓の状態が悪いことを示しています。

まず総蛋白が低いので栄養不足。

アスリート基準(7.2以上)としては低すぎなので、これではいくら練習しても速くならないですね。

そして大問題なのはLDHです。

基準値の3倍近い・・・

大腸がんが肝臓に転移して広がってますので仕方ないですね。

ALPも下がりません。若い方であれば骨の成長を表す指標でもあるので高くても問題ないそうです(1000以上で目先1年で7cm伸びるなど)。管理人は50代ですから縮まないかが気になります。

6/17:追記

腫瘍マーカーの値は178まで下がりました。治療前の「2223」からは10分の1以下になっています。

ただ腫瘍マーカーの値が小さいからと言ってがん細胞が小さくなっているとか、そういうことはないそう。

ガンが小さくなったかどうかは、あくまでCT画像を目視で確認して診断するようです。主治医の説明では、わたしは「経過良好」だそうです。

医師の説明を受ける患者のイラスト画像
検査結果は医師に説明してもらいましょう

ご注意:検査結果の数値は、基準値と比較して医師が総合的に判断するものです。ご自身の検査結果については、必ず医師に説明を受けてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!