大腸がん日記5:内面を見つめたら理想への執着に気づいた

大腸がんで入院中の管理人です。
抗がん剤の点滴の日々、なので超暇です。
備え付けのTVを見てもいいのですが、有料なのでなんだか見る気がしません。
大腸がんになった原因を調べていますが、これまでに見つけたものは
このうち、1,2,3,5は分かりやすくて対処しやすい。
食生活を見直し、歯医者に行って口腔ケアをし、なるべく運動して、整体やリハビリに行く。
行動すればいいわけです。
とくに姿勢については、背骨を正しくS字にするのが大事かと思ってます。
Youtubeでも参考になる動画がたくさんあります。
この動画を見て仙骨の傾きを意識するようにしてから、リハビリの先生にも
「姿勢がいいですね!」
と褒められるようになりました。

背骨がグーンと伸びて、つま先側に体重が乗るから足の指を意識して使える。あごも後ろに引けるので首も楽になりました(個人の感想です)。
さて、大腸がんの原因の続きです。
難しいのは6の孤独でしょうか。
動けないと地域コミュニティに参加するのは難しいですし、かといってオンラインが苦手な方はどうしても孤立しがちになってしまう。
何らかの公的サポート受けられるように、お住まいの市役所などに問い合わせるしかないかも。
管理人は人見知りで人付き合い少なめ。
オンラインでのつながりはあるものの、リアルのつながりを広げる必要がありそう。
ここは退院後の課題ですね。
残るは4のストレス。
思い返せば、自分は結構なストレス人間でした。
人目を気にするので人付き合いは苦手。
両親のことも苦手でしたし、自宅に心休まる居場所がなかったのが辛かった。
いつも傷つくことを恐れてビクビクしている、そしてそんな自分のことも否定しちゃって、自分を受け入れることがなかなかできなかった。
ストレスが積み重なってメンタルを病んだ時期もありました。
自分の根っこにあった強烈な自己否定・・・
こんな思考が奥深いところにあったように思います。
頭の中でぐるぐる考えました。
「なんでこんな自己否定が強いのか?」
「これ、消せないの?」
「もうどうにもならないの?」
「この自己否定こそが、大腸がんの一番の原因なのでは?」
冷静になろう。
がんの原因をみつけよう。
内面を見つめるために精読しているのがこちら↓

読むほどに、心が、思考が、冴えてくる感じがする。
今まで自分が執着していたものがハッキリと見えてきた。
何かというと「理想」です。
こうありたいと頭の中で思い描いた架空の自分。
見た目や性格、収入や住まいまで。
何から何まで理想を思い描いては
足りないものをリストアップ。
不足感や無価値観を自分で醸成していたことに気づいたら、
なんだか馬鹿らしくなった。
そんな有害な理想を捨てた瞬間、
ありのままの自分や周りの景色がハッキリと見えるようになった。
モヤモヤもすべて消えました。
これからも内面を正観して、渦巻く記憶や思考のその先へ。