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AppleTV4K 2022をZwift目線でレビュー

2022年12月2日

AppleTV 4K 2022
新型AppleTVでZwiftするとどう?

新型AppleTV 4K 2022(第3世代、型番:MN893J/A)が2022年11月に発売となりました。

旧型モデルと比べて処理速度は50%、グラフィック性能は30%向上したとアナウンスされています。

Zwiftもよりキレイな画面で遊べるのか?

4Kモニターに接続すれば4KでZwiftできるの?

早速試してみましたのでご紹介します。

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フルHD画質でのレビュー

まずフルHD画質で遊んでみると、よりキレイになってました。

AppleTV 4KのZwift画面
フルHDのZwift画面(1)

グループワークアウトもスムーズに表示される。

AppleTV 4KのZwift画面
フルHDのZwift画面(2)

大人数でも快適に遊べる。

AppleTV 4KのZwift画面
フルHDのZwift画面(3)

相変わらずゲーミングPCでは表現される「ライダーの影」と「夜間ヘッドライト」はありませんが、より遠くの景色まで細かく表現されます。

次に4Kではどうでしょうか?

4KでZwift出来るようになった?

Zwiftのタイトル画面
Dellの4Kモニターでテスト

性能アップしたことで遊べるようになったのでしょうか?

Dellの4KモニターS2721QSと接続してみました。

2023年の6月までは遊べていたんです。

フルHDの4倍の情報量がある4Kの画面、木々や溶岩の質感がリアルで流石だな!

なんて思いながら、、、

当時の4K-Zwift画面↓

AppleTV 4KのZwift画面
4KのZwift画面(1)
AppleTV 4KのZwift画面
4KのZwift画面(2)
AppleTV 4KのZwift画面
4KのZwift画面(3)
AppleTV 4KのZwift画面
4KのZwift画面(4)

これまでと同じワールドを走っているのに妙にリアルなので、とても新鮮な気分で遊んでました。

特に難しい設定もないし、4Kモニター買ってよかった!と。

しかしその後、2023年6月下旬からカクカクすることが増えました。

Neokyoのネオンビル群、アーケード周辺といった背景がゴチャゴチャした場所では、カクカクが頻発。

そしてスコットランドでは表示もバグレベルに・・・

Zwiftの画面
正常に表示されないことが増えた

これには参りました。

走る爽快感が全くありません。

その後、7月のアップデートで「Climbポータル」が追加されてから状況はさらに悪化しました。

グループライド中にコマ送り状態になったり、最悪フリーズしたりもしました。

特に背景が複雑でもなさそうなフランスのグループライドでもフリーズ・・・

正直、もう4Kで遊ぶのは無理だな・・・と諦め、その後は2025年現在もフルHD画質でZwiftしています。

4KでZwiftするならゲーミングPCで

ゲーミングPCのZwift画面
ゲームPCのZwift画面

ゲーミングPCの性能にもよりますが、最新式のグラフィックボード(RTX4080や5070Tiなど)を搭載したゲーミングPCなら快適に遊べるはずです。

というのも旧式のRTX2060を積んだ私のゲーミングPCでも何とか遊べるからです(4Kだと毎秒30フレーム程度)。

ゲーミングPCのZwift画面は、AppleTV4Kよりも格段にキレイなので画質重視の方にはおすすめ。

2021から2022、買い替える価値はある?

AppleTV4K 2022
買い替える価値はある?

では2021ユーザーが2022に買い替える価値はあるのか?

と聞かれると、そこは微妙です。

確かに性能はアップしました。

しかしそれは旧モデルとの比較であって、他のiPadやMacbookなどと比べると処理性能は圧倒的に低いままです。

実際に、M2チップを搭載したMacbookのZwift画面(影&ヘッドライトあり)と比べると圧倒的な画質の差を感じます。さらに、動画の滑らかさも違います。

また、消費電力が低くなっていますが、これも買い替えの理由としては物足りません。

歴代AppleTVの消費電力初代20212022
待機電力0.30w0.42w0.48w
4Kストリーミング3.03w3.01w2.35w
4K HDR ストリーミング5.58w3.46w2.36w
電源効率87.9%88.1%88.1%

コンマ何ワットの変化がどれだけの節約になるのかは微妙です。

ただ、Zwiftがすでに生活の一部になっている筆者にとっては、頑張っているご褒美的な位置づけで2022モデルの発売と同時に躊躇なく購入できました。

当時、メルカリでAppleTV 4K(2021)のリセールバリューがよかったことも買い替えを後押ししました。

筆者のようにZwift大好き人間にとっては買い替えるのも「あり」だと思います。

しかし2025年2月の現時点では、2022モデル発売からすでに2年以上経過しているので、新型を待つことをおすすめします。

AppleTV 4K 2022の選び方

2022モデルをZwiftで使うなら、おすすめなのはギガビット有線モデル(Wi-Fi/Ethernetモデル)です。

有線の方がWifiよりも高速通信で安定するからです。

このメリットは大きく2つあります。

1つめは、電子レンジやサーキュレーターといった電磁波を出す機器の影響を受けないので、通信トラブルによる集団からの千切れやワークアウトでの失敗判定が起こりにくいこと。

そして2つめは、Zwiftは頻繁にアップデートがありますが、有線モデルのほうが短時間で済ませられることです。

Zwiftのアップデート画面
有線モデルなら高速アップデート

ちなみに64GB/128GBの税込み定価は以下の通りです。

64GB
(Wi-Fi)
128GB
(Wi-Fi+Ethernet)
19,800円23,800円

AppleTV 4Kは公式サイトでの購入が安心ですが、安さを優先するならAmazonセール等を活用してください。割引き&ポイントのダブルでお得になります。

実は、容量だけで選ぶならZwiftアプリは2.74GB(Ver1.31)しかないので64GBモデルでも遊べます。64GBモデルが有線対応なら間違いなくそちらを選びました。

まとめ

最新型AppleTV 4K 2022でZwiftしたレビューをご紹介しました。

期待通りに画面がキレイになり、フルHD画質では快適に遊べます。ただ、4Kでは厳しいです。

操作性に関しては起動も早くてサクサク動くのでストレスはありません。Apple製品にしては破格の価格設定なので、気軽にZwiftを始めたい方におすすめです。

ゲーミングPCでZwiftしたレビュー記事はこちら↓

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ZwiftハードAppleTV 4K

Posted by Zippy