クロスバイクのハンドルを460mm幅にしてスイスイ、キビキビ走ろう

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460mmハンドルのクロスバイク
460mmハンドルのクロスバイク

愛車の丸石のクロスバイク、これまで日東の520mmハンドルで乗っていました。

520mmでも狭い方ですが、さらに狭い460mmのハンドルに交換したらどんな感じなのか?

車幅を狭くした方が一般道では走りやすいし、駐輪も楽。

空気抵抗も減らせそう。

そんなことを期待して交換してみました。

早速感想をご紹介します。

この記事で分かること
  • B-WITCH 460mmハンドルの商品概要
  • 520mmハンドルからの変化
  • ショートハンドルのメリット
目次

B-WITCH 460mmのショートハンドル

これまで使っていたのは日東のB2520AAです。

日東らしい高品質でしっかりしたハンドルです。満足度も高い。

希望としては日東のショートハンドルが欲しいのですが、ないんですよね。

製品名
(Amazonリンク)
画像概要
B2500AA日東 B2500AAハンドル500mm
フラットバー(210g)
B201AA日東 B201AAハンドル500mm
リーチが35mm(210g)
B220AAF日東 B220AAFハンドル480mm
グリップ38mmアップ
角度10°(265g)
RB-021日東 RB021AAハンドル380,400,420mm
ブルボーンバー、ドロップ60mm
リーチ167mm(265g~)

B2500AAは、500mmで左右10mm短いですが520mmと微妙な差なので買い替える魅力が感じられない。

B201AAやB220AAFなど、途中で曲がっているハンドルはサイコンやライトの取り付けスペース的に厳しくなるので個人的に避けています。シングルギアであれば、左右の変速レバー分余裕があるので問題ないかも。

ブルボーンのRB-021は超狭くなりますが、かなりリーチが長くてハンドルが遠くなるのでポジションが心配。

ご参考までに日東の製品一覧はこちらの公式HPで確認できます↓

仕方ないので、他メーカーのB-WITCHの460mmハンドル(シルバー)を選択しました。

日東の520mmハンドルに比べると左右30mmずつ狭い。

日東B2520AAとB-WITCH460mmのハンドル

しかも手前へ強く曲がっています。乗ってみてどんな感じなのか?

B-Witchのパイプ厚はかなり薄いです。

日東B2520AAとB-WITCH460mmのハンドル
日東(左)に比べてB-Witch(右)は薄い

日東のハンドルは取り付け部に滑り止め加工がありますが、B-WITCHはつるつる。

日東B2520AAとB-WITCH460mmのハンドル
B-Witchには滑り止め加工がない(右)

日東と比べるとB-WITCHは少しコストダウンされている印象ですが、街乗りしている分には強度不足とか締め付けが緩むとかネガティブ要素は感じませんでした。

それはそうですよね。そんな危ない製品はさすがに販売されないと思います。

逆に、薄くて短いということは裏を返せば「軽量」なのです。

日東B2520AAとB-WITCH460mmのハンドルの重さ
B-WITCH(左:167g)と日東(右:226g)

その差は実測で58.7gです。

純正の560mmハンドルの重さは測り忘れましたが、純正からであればその差も大きそうです。

ハンドルの交換方法

一般的なクロスバイク用のハンドル(中央部分が25.4mm径で、グリップ部分が22.2mm径)であれば、ブレーキ、変速機などはそのまま流用できます。

ただ最新モデルではクランプ径がロードバイクと同じ31.8mm規格のハンドルが採用されているケースもあるので、交換前に必ずご確認ください。こちらの記事に各クロスバイクのハンドル径も記載してあります↓

他に用意すべきものは

  • 新しいグリップ
  • 6角のねじ回し(4,5,6mmあたり)

です。

では交換手順をお伝えしますが、割と手間がかかりますので不安な方はプロショップに任せた方が安心です。

STEP
グリップを外す

どのようなグリップが取り付けられているのかよく確認ください。

ゴムがスポっとはめ込んであるようなタイプであれば、はさみなどで切って廃棄します。ねじ止めされているタイプであれば、ねじを緩めて外してください。

STEP
変速レバー、ブレーキレバーを外す

ワイヤー類は再利用しますので切断したりしないようにご注意ください。ねじで止まっているだけですので、緩めて左右の端から引き抜きます。

Shimano SL-RS700 11速シフター
各レバーのネジを回して外す
STEP
ハンドルを外して新しいハンドルに交換する

ステムのネジを外してハンドルを外します。

ステムのネジ

あとは新しいハンドルを取り付け、手順を遡って各レバーとグリップを取り付けてください。

取り付けは好みに合わせた角度で

このB-WITCHのハンドルは曲がりが強いので、取り付け角度によって走行感覚がかなり変わります。

いろいろ試した結果、TOP画像のように左右が少し下がった「なで肩」にしました。

460mmハンドルのクロスバイク
460mmハンドルのクロスバイク

グリップもバーエンドも握りやすいです。

ブレーキに手が届きやすくて安心。

460mmハンドルのクロスバイク

バーエンドはシマノプロ。ベルとライト、リフレクターを装着してもまだ中央スペースには余裕があります。

一般道、ヤビツ峠で走った感想

ヤビツ峠からの下り道とクロスバイク
ヤビツ峠からの下り道で

左右3cm狭くするだけですが、乗ってみるとその違いは大きいです。

車でいうと3ナンバーから5ナンバーになった感じ。

  • 取り回しが楽です
  • 狭い道でもスイスイ
  • 反応がクイックになって小石やマンホールもサッと除けやすい
  • 駐輪場で威圧感を放つこともない
  • バスやトラックの追い越しも多少気楽になった

本格的なヒルクライムではどうなのか?

ヤビツ峠で試してみました。

ヒルクライムにおけるハンドル幅の重要性って、立ち漕ぎしないわたしは今ひとつわかりません。

ただハンドル幅が狭くなったことで、下りのスピードはアップしてるでしょうね。

下り(50km/h~)ではクイックハンドルが少し怖い気もしました。

速度域が上がると、Vブレーキの頼りなさが気になります。

よりしっかりとしたパーツに変えたくなりますね。今後、検討します。

まとめ

クロスバイクのハンドル幅を520→460mmにした感想をご紹介しました。

空気抵抗も減って、速度域がギア一段分アップする感じです。

狭い道でスイスイ、キビキビ走りたいならありです。

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