【設定3分】ZwiftのデータをGarminに集約して一元管理する方法

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ZwiftとGarminの文字画像

「Zwiftでこれだけ汗を流したのに、Garmin Connect上では休息日・・・」

そんな経験をして、少し寂しい気持ちになったことはありませんか。

私は一人で気ままに走るのが好きですが、ログ(記録)に関しては少しこだわりがあります。誰に見せるわけではなくても、自分が積み上げた距離や強度は、ひとつの場所にまとめておきたいのです。

ZwiftとGarminを連携させれば、そんな悩みは解消します。ライド終了と同時にデータは自動で同期され、あなたのGarminはインドアでの努力も含めた「正しい身体の状態」を示してくれるようになります。

この記事では、数回のクリックで完了する連携手順と、連携し忘れていた「過去のデータ」を取り込む方法を、実際の画面と共に解説します。

目次

なぜ、連携が必要なのか(数値の適正化)

手順の前に、少しだけ「連携のメリット」についてお話しさせてください。 単に走行ログが残るだけではありません。二重管理から解放されますし、Garminユーザーにとっては「トレーニングステータス」「リカバリータイム」などが使えるようになるというメリットがあります。

  • トレーニングステータス: Zwiftライドのステータスを把握、管理できるようになる。
  • リカバリータイム: 適切な休息時間を提案してくれる。
  • 総走行距離や消費カロリー: Zwiftと実走の合算で計算されるようになる。

Zwiftと外でのライドを別々で管理するよりも、まとめて一か所で見れて検索できる方が断然楽です。ただGaminコネクトのユーザインタフェースが今一つ・・・という気になる点はあります。今回の記事では、その点は一旦横に置いといて、連携方法してデータ管理を一元化する方法をご紹介します。

それでは、具体的な設定方法を見ていきましょう。

手順:Zwift設定画面から数ステップで完了

作業はとてもシンプルです。Zwiftのウェブサイトから行います。

1. Zwiftの接続設定ページへ

まずは、ブラウザからZwiftの接続設定ページにアクセスします。

2. Garminとの連携を開始

ページをスクロールし、「GARMIN」のロゴを見つけたら、その横にある「接続」を選択します。

Zwiftの設定画面
接続をクリック

3. Garminアカウントでサインイン

Garmin Connectで使用しているメールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。

Garminのログイン画面
Garminにログイン

その後、データの同期に関する同意画面が表示されます。「アクティビティデータ」や「アカウント情報」の共有を許可してください。

Zwiftの同意画面
アクティビティの同期に同意します
Zwiftの同意画面2
アカウント情報の同期に同意する

4. 接続状態の確認

設定画面に戻り、GARMINのアイコン部分が「接続」から「切断」という表示(現在は接続中という意味)に変わっていれば、設定は完了です。

Zwiftの設定画面2
「切断」と表示されていることを確認する

これで、次回からのZwiftライドは自動的にGarmin Connectへ転送されます。ケーブルを繋いだり、ファイルを手動で動かしたりする手間から解放されます。


実際に走って確認してみましょう

連携ができたら、短い距離でも良いのでZwiftで走り、データの流れを確認します。

ライド終了後の保存画面で、連携済みアプリのアイコン(Garmin)が明るく表示されているはずです。

Zwiftの保存画面
連携しているアプリが白く表示される

保存後、スマートフォンのGarmin ConnectアプリやPCサイトを開いてみてください。実走の記録と同じタイムラインに、Zwiftのアクティビティが並んでいるはずです。

Garminコネクトの画面
Zwiftとロードデータが混在して見える
Garminコネクトの画面
GarminコネクトにアップロードされたZwiftデータ

これで、全ての努力が一箇所に集まりました。


過去のデータを手動で取り込む方法

「もっと早く連携しておけばよかった」 そう思われる方もいるかもしれません。連携前のデータは自動でアップロードされませんが、手動で取り込むことで解決できます。少し手間はかかりますが、大事なデータを取り込んで活用する価値は十分にあります。

PC(Windows/Mac)の場合

PC版Zwiftを使用している場合、データは「.fit」という形式で保存されています。

  1. ファイルの場所: ドキュメント > Zwift > Activities
  2. アップロード: Garmin Connect(PCサイト)の「データのインポート」ページを開き、該当する.fitファイルをドラッグ&ドロップします。
ウィンドウズのアクティビティフォルダー
ActivitiesフォルダーにZwiftデータがある
Garminコネクトのインポート画面
Garminコネクトのインポート画面

※古いデータなど、一部アップロードできない場合もありますが、私の経験では大部分を登録できました。

スマホ・タブレット(iPadなど)の場合

PCを使わずモバイル端末のみでZwiftしている場合の手順です。

  1. Zwiftのタイトル画面で「Zwift」のロゴ付近を3回タップします。
  2. ファイルブラウザが開くので、送りたいデータを選択します。
  3. メール等で自分のPCへ送信し、PC版Garmin Connectからアップロードします。
Zwiftのログイン画面
Zwiftのあたりを3回タップ
Zwiftのファイル選択画面
Zwiftのデータファイル画面が開く
Zwiftのファイル選択画面2
アップロードするデータを選んでOKをタップ

※現時点では、スマホアプリから直接Garmin Connectへファイルを飛ばすことは難しいため、一度PCを経由する方法が確実です。


まとめ:データは集めて管理を

ZwiftとGarminの連携は、一度設定してしまえば何も意識せずにアップロードしてくれます。

ZwiftとGarminを連携させる設定は数分で終わりますので、今すぐに済ませておきましょう。過去データのアップロードは多少手間がかかりますので、お時間のある週末などに行うのがおすすめです。

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Garminウォッチがなくても、スマホのGPSで運動を記録できます。

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