シマノの公式オンラインストアに、見慣れない名前のシューズがありました。「SH-IC100」。オンラインストア限定で販売されている、インドアサイクリング専用のビンディングシューズです。購入してしばらくZwiftで使ってみました。
- 重量225g(42サイズ)は、最高級モデル「S-PHYRE SH-RC903」ワイドと同じ。軽い!
- メッシュ素材と大きな通気口で、汗をかきやすい室内ライドで快適
- SPD-SLとSPD、両方のクリートに対応
- 手軽さはフラペに分がある
- ワイドの設定はなし。幅広の足ならサイズを上げる手がある(幅が普通なら通常サイズでOK)
- 2026年8月1日に12,650円へ改定済み
SH-IC100ってどんなシューズ?
SH-IC100は、シマノのオンラインストアでのみ販売されている室内サイクリング専用のビンディングシューズです。屋外用のロードシューズと違って雨や路面の状況を考慮しなくていい分、通気性と軽さに振り切った設計になっています。
公式メールには以下のような案内がありました。
225g(42サイズ)は、シマノのフラッグシップモデル「S-PHYRE SH-RC903」ワイドと同じ数値です。室内専用モデルとしてはかなり抑えた価格で、同じ軽さを実現しています。


ソールはほぼ全面に通気口が開けられていて、アッパーもメッシュ素材でできています。屋外用ではここまで開放的な作りにはできません。「外では使わない」と割り切っているからこそできる設計です。クリートはSPD-SL(3ボルト)とSPD(2ボルト)の両方に対応しています。わたしが使っているのはSPD-SLです。屋外用と分けておくと、汗や匂いが混ざらずに使い分けられます。
フラットペダル+ランニングシューズとの違いを比較
Zwiftを始めた頃は、ランニングシューズとフラットペダルで乗っていました。
抗がん剤の副作用で足先にしびれがあり、足裏の感覚が怪しいです。フラペのときは「足の位置、合ってるかな?」と確認しながら乗っていました。クリートで足が固定されると、その不安がなくなりました。想像していたよりも大きな変化でした。
一方で、パワーが大きく上がった実感はありません。引き足をうまく使えているかどうかも、まだわかりません。しびれがなければ、手軽さを優先してフラペ+ランシューのままでも十分だと思います。
サイズ選びで失敗しないために
フィッティングサービスを使って購入した話
シマノのオンラインストアには「フィッティングプログラム」があり、シューズを同時に2〜3点注文して、合わなかったものを返品できます。わたしは40・41・42の3足を注文し、足を入れて確かめたうえで2点を返品しました。
40を入れたのは、このシリーズが大きめに作られていた場合の保険です。
返品の手続きはスムーズで、発送から数日で返金完了の連絡が届きました。

ただし、試着は室内でのサイズ確認のみです。実際に自転車に乗ってしまうと返品できません。またキャリア決済(ソフトバンクまとめて支払い・auかんたん決済・d払い)は対象外で、クレジットカード・PayPay・Paidyあと払いのいずれかで注文する必要があります。SH-IC100は対象商品です。
条件は変わることがあるので、注文前に公式ストアでご確認ください。
シマノオンラインストアでSH-IC100を見る
出典:シマノ《公式》サイクリングオンラインストア「フィッティングプログラム」(2026年8月26日確認)
実際にZwiftで使ってみて感じたこと
- パワーへの影響:
フラペの時と比べてパワーが大きく上がった実感はありません。期待していましたので少し残念です。 - ポジション調整が必要:
ランニングシューズとソールの厚みが違うので、サドル高さなど一部のポジション調整が必要になりました。乗り換える場合は、最初の数回はポジション確認の時間を取っておくのがおすすめです。

SH-IC100は室内専用ウエアの「足元」にあたります。上はベンチレーション ノースリーブ、下はベンチレーションパンツ、中敷きはシダス。どれも室内向けで揃えているので、あわせて置いておきます。
走行中に足がむくむ|クロスストラップは走りながら緩められる
ライドの途中で足がむくみ、シューズがきつく感じることがあります。そのときはクロスストラップを緩めて対応しています。
シマノはこのクロスストラップを「素早く締められる」=着脱の速さとして紹介していますが、実際に効いているのは走りながら片手で緩められることのほうでした。BOAダイヤルのような細かい調整はできませんが、ペダルを回したまま数秒で対応できます。
夏場や長時間のライドで足がむくむ人には、この構造は向いていると思います。
4か月使って、いまこうなっています

4月に買って、4か月が経ちました。まだ一度も洗っていません。
それでも、においも汗じみも気になりません。気持ちよく履き続けられています。
蒸れも感じません。ただ、これをSH-IC100の通気性のおかげと言い切ることはできません。がんになってから、汗の量そのものが減っているからです。以前は全身汗だくになりながら回していました。いまはそうなりません。シューズの性能なのか、わたしの体が変わったのか、正直なところ分かりません。
クリートは別売です|わたしはSPD-SLで使っています
SH-IC100はSPD-SLとSPDの両方に対応していますが、クリートは付いてきません。シューズだけ買っても、そのままでは走れません。
わたしはSPD-SLで使っています。クリートは青(SM-SH12)、ペダルはDURA-ACEのPD-R9100です。青は可動域が左右1度です。黄色より足の動く範囲がせまくなります。
SPDで使うなら、クリートはSM-SH51になります。室内だけならSPDのほうが歩きやすく、値段も抑えられます。
価格は12,650円に改定されました|2026年8月1日から
公式の価格改定のお知らせを見る
まとめ
- 室内専用に特化した、軽量・高通気のビンディングシューズ
- 重量225g ── 最高峰S-PHYREワイドと同等の軽さ
- SPD-SL/SPD 両クリート対応で汎用性あり
- 足の固定感は◎、着脱のしやすさはフラペに軍配
- 価格改定は2026年8月1日 ── 検討中なら今すぐ確認を