
クロスバイクが月イチくらいでチェーン落ちして困ってました。
いつも外側に落ちるのでフレームは無事でしたけど、直すのは手が汚れるし面倒ください。
そこでナローワイドギアをAmazonで購入して装着したら、チェーン落ちは一気に解消。
この記事では、購入したDJCナローワイドギアをご紹介します。
チェーン落ちしていた以前のクランク
ナローワイドにする前の状態がこちら↓

FC-R7000(165mm)です。FDはありません。
インナー固定(DURA-ACE 42T)で使い、アウターはバッシュガードのつもり・・・でした。
しかし筆者の狙い通りには行かず、チェーン落ちが頻発。
しかも、なぜかバッシュガードのアウターを飛び越えてペダル側(外側)に落ちるんです。
頻度としては月イチくらい。
チェーン落ちは危険ですし、戻すのも手が汚れて非常に煩わしくてストレスでした。
DJCのナローワイドギアに交換した
そこでチェーン落ち防止のために、ナローワイドギアと呼ばれるギアをアマゾンで検索したらDJCが圧倒的に安かった。
価格は3000円前後からありました(歯数によって価格とデザインが変わります)↓

材質は7075のアルミです。

コンピューター制御のCNC加工なので、大量生産されて安価なのでしょう。
CNCだけに品質は安定してそう。趣味で楽しむ分にはちょうどいい感じ。
7075の強度は、アルミニウム合金の中でも最も高く軽量なのが特徴。ただし高強度ゆえに溶接性が悪く、耐食性も弱い。ロケット、航空機、自動車、自転車などに広く使われている。
DJCナローワイドにした感想
とにかく見た目がスッキリです。

黒くて重量感たっぷりだったFC-R7000よりもかなりスッキリした印象です。
実際に軽いのか?
計量してみると・・・↓

約半分の107g(ねじ+ギア)になりました。見た目だけでなく実際に軽くなりました。
FC-R7000 ダブルギア+ねじ | ナローワイド +ねじ |
---|---|
201.8g | 107.4g |
さて実走です。
最初はなんとも言えないゴリゴリ感があります。チェーンとガッチリ噛み合うナローワイドの特徴です。

いつもより多めのオイルは必須です。Made in japanオイル↓
チェーン落ちは解消できたのでしょうか?
交換してから半年で約1,400km走りました。
まだ一度もチェーン落ちはありません!!
ゴリゴリ感も気にならなくなりました。
- 見た目がカッコよくなって
- 軽くなって
- チェーン落ちも解消できて
満足です。
44Tという歯数については、平地から登りまで結構万能だと感じます。
常用速度域が~35km/hまでという方におすすめ。
トップギアでぶん回せば60km/h近くまで出ますので、不足感もありません。
ナローワイドギアの注意点
ご紹介したDJCナローワイドの取り付けで注意したいのが「ボルト」です。
ギアに厚み(約4mm)があるので、ダブルギア用のボルト(M8x8.5mm)が必須。シングル用(M8x6mm)では長さが足りませんでした。
また、FC-R7000のチェーンリングを外すにはT30トルクスレンチが、ナローワイドの装着にはペグスパナと六角レンチが必要です。
錆びて固着しやすい場所なのでグリスも忘れずに。
そして、
ナローワイドギアも万能ではない
ことは十分ご留意ください。
チェーン落ちも物理的に完全に防げるわけではありません。
チェーンはShimano製品を使いましょう。以前安いのを使っていたら登りで切れた経験があります。
まとめ

クロスバイクにナローワイドギア44Tを装着した感想をご紹介しました。
カッコよく、軽く、チェーン落ちしない優等生です。
取り付けの際はボルトの長さにご注意ください。そしてオイルも多めに使ってください。