ミノウラMD640のテンションベルト調整方法
ミノウラのサイクルトレーナー「MD640」を使用していて、スプリントですべりを感じたらベルト調整が必要です。この記事では、その手順と作業の様子をご紹介します。10分ほどで完了する作業になります。
テンションベルトの調整手順
スプリント等ですべりが発生する原因はベルトの「伸び」です。定期的なテンション調整が必要です。具体的な手順はミノウラ公式サイト↓にも掲載されています。
以下、手順に従って実際に調整した様子をご紹介します。
- 【Step.1】 カバーを外す
- 黄色丸のボルト(画像A参照)を外します。長いねじ、短いねじがあるので要注意。上のPDFファイルで確認ください。
- 【Step.2】調整前のテンション確認
- 指の腹でベルトを押して張り具合を確認しておきます。今回は3mmくらいのたわみがありました。
- 【Step.3】ピンクのボルトを少し緩めます(画像B参照)
- スプリングワッシャーが効いている範囲で、絶対に引き抜かないように!
- 【Step.4】テンション調整
- 左の黄色いテンション調整ボルトを時計回りに絞めていきます。たわみ量が1mmになるまで締めました
- 【Step.5】回復作業
- ピンクのボルトを締め、カバーを取り付けて完了です
作業後の「すべり」チェック
さっそくZwiftしてチェック。100w⇒350wを繰り返し試したところ「すべり」は解消していました。
路面がギュッと食いついてくる感じ。他にもいいことが2つありました。
静かになった
テンション調整後は、ノイズが減って静かになりました。回転精度が上がったこと、カバーをしっかり取り付けたこと、このふたつが効いていると思います。
ただ、こっちが静かになるとあっちの音が気になる・・・という感じで、スプロケットとチェーンの駆動音が気になる。リアディレイラーを調整したらさらに静かになりました。やはり定期メンテナンスは大事です。
シンプルな構造で耐久性に期待
自分でメンテナンスできるシンプル構造なので、耐久性の良さが期待できます。
負荷は永久磁石だし、劣化しやすい電気系統もない。Kickerを5年使っている友人は、
- 電源プラグの接触が悪い、
- ドリンクをこぼしてからケイデンスが暴走するようになった
などと愚痴をこぼしています。
購入するときは「安さ優先」であまり深く考えてなかったけど、MD640でよかったかも。
まとめ
ミノウラのサイクルトレーナーMD640の「すべり」を解消する方法をご紹介しました。10分程度で静かに快適に走れるようになります。
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