

Garminウォッチの充電が始まらない…



ケーブルを何度抜き差ししても反応しない…
こんなトラブルに直面していませんか?
修理に出せば数週間は戻ってこないし、費用も高い。日々のトレーニングログが途切れるのは絶対に避けたいですよね。
この記事では、Garmin愛用歴7年の私が、「充電できないトラブル」に見舞われてから、試行錯誤の末にたった数千円で完全復活させた全記録を公開します。
結論から言うと、本体の故障を疑う前に「ケーブルの劣化」を疑ってください。
▼この記事の結論
- 端子磨きやタコ足配線解消などは効果薄
- 原因の9割はケーブル端子の摩耗(劣化)
- 純正ケーブルへの買い替えで「カチッ」と解決
悪あがき全記録:充電復活のために試したこと
「まさかケーブルが原因じゃないだろう」と思い、まずは手軽にできることから試しました。結果は以下の通りです。
端子の状態を確認
接触が悪いのかと思って少し磨いたり、何回も抜き差しして接触がよくなるか試しました。
⇒効果なかったです。
タコ足配線をやめてみました
電源タップからUSBハブ経由で充電するのをやめて、コンセントにiPhone用のUSBポートをさして充電してみました。
⇒効果なし。
ぶら下げ充電
Garminウォッチ本体を充電ケーブルで吊り下げるような形で充電すると接触が良くなる・・・しかし、一時的なもので次第に認識しなくなりました。
⇒一時的には効果あり!
出費という痛みを伴うケーブル交換
購入してから3年くらい経っていたのでケーブル買い換えました。ええ、もちろん最初からこうなる予感はしてましたよ。これでダメだったらどうしよう!?とドキドキしながら純正品を購入。差し込んでみたら「カチッ」と大きめの音がして無事に充電できました!
⇒即解決!
証拠画像:新品と劣化ケーブルの決定的な違い
なぜケーブル交換だけで直ったのか? 新旧のケーブルを見比べてその理由がハッキリしました。


ご覧の通り、劣化したケーブル(右)は端子がくすみ、さらに端子周りのプラスチック部分が摩耗して痩せています。 日々の抜き差しによって物理的に削れてしまい、カチッとはまらなくなっていたのが原因でした。
「まだ使える」と思っていても、ケーブルは消耗品です。3年近く使っているなら、寿命だと思って間違いないでしょう。
失敗しない充電ケーブルの選び方
Garmin純正ケーブルには主に「Type B(差し込み式)」と「Type C(クリップ式)」の2種類があります。 ご自身の機種の裏面を見て、端子の形状を確認してから購入しましょう。
- Type C(クリップ式):挟み込んで固定するタイプ
- Type B(差し込み式):多くの最新機種で採用
私の「Vivoactive 3」はType B(差し込み式)でした。


注意 Amazon等には安価な「互換ケーブル」も出回っていますが、端子の精度が悪く、最悪の場合ウォッチ側の端子を破損させるリスクがあります。高価な本体を守るためにも、必ず純正品を選ぶことを強くおすすめします。
まとめ:本体を壊す前にケーブル交換を
充電できないストレスと戦いながら、端子をグリグリといじり回すのは危険です。接触不良の状態で無理に通電させると、本体のバッテリーや回路にダメージを与える可能性があります。
Amazonの商品ページを見ると、過去1ヶ月で数百点以上も購入されており、多くのユーザーが同じトラブルでケーブルを買い替えていることが分かります。 「ケーブルは消耗品」と割り切り、早めに交換してしまうのが、精神衛生的にもお財布的にも一番の解決策です。
【2025年1月追記】 ケーブル購入から3年が経過しましたが、一度も充電エラーは起きていません。やはり新品の純正ケーブルは耐久性が違います。


