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大腸がん日記14:抗がん剤治療を続ける?やめる?判断の決め手になったこと

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抗がん剤治療を続ける決断をした
抗がん剤を続けた決め手とは?

抗がん剤治療を続けるかどうか?

散々悩みましたけど、結局続けることにしました。

専門医の知見、医療従事者である親戚からのアドバイス、家族の意見などなどを尊重して決めました。

自分としてはあまり気が進みませんでしたけど、自分の意見に固執しすぎるのもよくないかと思いました。

息子の「パパは確証バイアスに陥ってない?」という意見が身に沁みました。

目次

確証バイアスに陥らないで!

確証バイアスを破ろう
周りの意見も柔軟に聞こう!

確証バイアスとは?

AIの回答をご紹介します。

確証バイアスとは?

確証バイアス(かくしょうバイアス、英語: Confirmation Bias)とは、自分の持っている仮説や信念を裏付ける情報を無意識のうちに優先的に集めたり、逆にそれに反する情報を軽視したり排除したりする傾向のことです。

簡単に言うと、「こうであるに違いない」と思っていることについて、その通りだと確認できる情報ばかりに目が行き、そうではない情報は無視してしまう心の働きです。


例えるなら:
ある人が「A型は几帳面だ」という信念を持っているとします。
すると、周りのA型の人を見たときに、その人の几帳面な行動ばかりに気づきやすくなり、「やっぱりA型は几帳面だ」という考えを強めます。
逆に、A型なのに几帳面でない人がいても、あまり印象に残らなかったり、「例外だ」と考えてしまったりします。

このように、自分の考えを「確証(正しいと確認)」しようとする無意識の傾向が確証バイアスです。

私たちは皆、多かれ少なかれこのバイアスを持っており、物事を判断する際に影響を与えることがあります。例えば、ニュースやSNSで自分の考えに近い情報ばかりを信じてしまったり、人の評価を決めつけで見たりする原因になったりします。

確かにね、抗がん剤に対して否定的な意見を持っていると、それを補完するような意見に目が行きますよ。

そして「やっぱりね!」となる。

一方で、「抗がん剤が有効である」という情報や意見を無視したり受け入れなくなったりします。

要するに偏った思考に陥りやすいのです。

自分の意見に執着するのも考えものですね。改めて自分の執着に気づきました。

他人の意見を素直に受け入れるのも大事ですね。

専門医の知見も決め手に

医師の説明を受ける患者のイラスト

さらには、専門医の知見として、

「このまま抗がん剤をしなければ余命4か月くらい、抗がん剤を行えば1,2年が見込める」

という統計データを提示いただきました。

理系出身の管理人、統計データで説得されるとメチャ弱いです。

もちろん「データの品質」は大事ですよ。

なんでも良いわけではありません。

今回は「大腸がん、ステージ4患者」の余命に関する統計データを提示いただきました。

ステージ4も、転移初期からほぼ臓器を覆いつくすような転移までと幅が広いので、ひとくくりにするのは難しい。今回のデータはその「中央値」ということでした。

管理人はステージ4の中でも転移が進んで、もう肝臓全体に広がってしまっている状態なので、どちらかというとっ中央値よりもヤバい方です。

余命数か月と1、2年、どちらか選べ!と言われたら、おそらく多くの方が1,2年を選びますよね?

また、治験に参加する意思があるか?と聞かれました。

可能性のある新しい治療法であれば積極的にやっていきたいし、治験に参加することでデータ収集にも協力できます。

今後の医療のお役にも立てるはず。

もう残り少ない人生、自己中に生きても仕方ない。

この体験、この身体をいかに他の人に役立てられるか?

そんなことを考えてこのがん日記も書いています。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

Zwift記録、クロスバイクの整備記録を書いています。世界中に自転車友達を作って一緒に走り回るのが夢。人生いろいろあるけどシンプルに漕ぐ!どうぞよろしくお願いいたします。プロフィール記事もよければご覧ください。

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