フロントディレイラーを外して簡易的にフロントシングルにしたら、頻繁にチェーン落ちする——
インナーで走ってアウターをチェーンガード代わりにすれば大丈夫じゃないか?
そう思っていたのですが、思惑通りにはいきませんでした。走行中のチェーン落ちは危険だし、戻すたびに手が油で汚れるし——かなりのストレスでした。
そこでナローワイドギアを導入したところ、チェーン落ちがピタリと止まりました。この記事では、DJCのナローワイドギア44Tを2年・約3,000km使った実体験をレビューします。
- チェーン落ちなし(3,000km実績)
- 約100gの軽量化も達成
- 3,000円台から買える
- ダブルギア用ボルトで取り付け
導入前の悩み:月イチでチェーン落ち
ナローワイドを導入する前は、FDを撤去したFC-R7000(165mm)クランクを使用していました。

レイルアクティブは、フロントを46Tより大きいギアにするとFDがつけられないらしい。そのためFDを外し、42Tのインナーギアで走りながらアウターをチェーンガード代わりに残していました。
ところが、なぜかアウターを飛び越えてペダル側にチェーン落ちするのです。少なくとも月に一度は発生。走行中は危険だし、直すたびに手が油まみれになるし——相当なストレスでした。
DJCナローワイドギアへの交換
チェーン落ちしないとされるナローワイドギアへの交換を決意。Amazonで検索すると、コスパ最強だったのがDJCのナローワイドギアでした。

歯数によってデザインや価格は多少異なりますが、3,000円台から購入できます。
価格は安いですが、品質はどうでしょうか。DJCギアの材質は、ロケットや航空機にも使われる「7075アルミニウム合金」。CNC加工(コンピューター制御)で製造されており、安価ながら品質は安定しています。
さらに、カスタムの満足度を高める軽量化も実現しました。

| 項目 | 重量(ねじ+ギア) |
|---|---|
| FC-R7000(ダブルギア) | 201.8g |
| DJCナローワイド44T | 107.4g |
| 軽量効果 | -94.4g |
約100gも軽くなりました。
なぜチェーンが落ちないのか?ナローワイドの仕組み
ナローワイドギアの歯をよく見ると、「狭い歯(Narrow)」と「広い歯(Wide)」が交互に配置されています。

チェーンにも広い穴と狭い穴があり、そこにギアの歯が「ガッチリと食い込む」のでチェーン落ちしません。シンプルな仕組みなのに、効果は抜群です。

2年・3,000km走った感想
DJCナローワイドギア44Tに交換してから、2年で約3,000km走行しました。
実感したメリット
デメリットと注意点
その後|このレイルアクティブは40Tに交換しました
ここまでが44Tでの2年・3,000kmの記録です。その後、このRAIL ACTIVEはフロントを40Tへ落としました。44Tが合わなくなったわけではなく、走力に合わせて歯数を変えただけです。歯を小さくすると坂は軽くなり、平地の伸びは落ちます。
DJCは気に入っているので、40TもDJCのナローワイドです。いま44Tのほうは、Zwift専用機のBASSO LESMOに付いています。ナローワイドの効き方そのものは、歯数を変えても同じでした。
まとめ:コスパ最強のチェーン落ち対策

チェーン落ちゼロ、約100gの軽量化、3,000円台。この3つが、2年・3,000kmで出た答えです。
月イチのストレスが、3,000円のナローワイドで消えた。
- 3,000km走ってチェーン落ちゼロ——導入後は一度も起きていない
- 約100gの軽量化が同時に達成できる
- 44Tはクロスバイクの常用域にちょうどいい歯数
- 取り付けはダブルギア用ボルト(M8×8.5mm)が必須
- 交換直後のゴリゴリ感はオイルを多めに塗れば落ち着く
- チェーン落ち:0回(3,000km実績)
- 軽量化:約100g減
- 価格:3,000円前後〜
- ダブルギア用ボルトが必須