ELITE vs GORIX:室内ローラー専用タイヤ比較
Zwiftで使う室内ローラータイヤ、エリート「コペルトン」とGORIXを比較しました。耐久性と静音性、ともにコペルトンの方が優秀です。
室内ローラー専用タイヤとは
室内ローラー専用タイヤとは、一般道路を走ることは想定されていない室内専用タイヤのこと。体育館履きと外履きが違うのと同じ理屈か。
タイヤの種類 | 求める性能 |
---|---|
一般的なタイヤ | グリップ(ドライ/ウェット)、乗り心地、軽さ |
室内ローラー専用タイヤ | 静音性、耐久性 |
一般的なタイヤがグリップ力や乗り心地を求めるのに対し、ローラータイヤは静音性と耐久性が優先。ウェット性能、軽さについてもそれほど考慮されていないのも特徴。
エリート「コペルトン」 VS GORIX
これまで使ってきたのは、エリートとGORIX。それぞれの特徴とインプレッションをご紹介します。
エリート コペルトン
室内ローラーメーカーが開発した専用タイヤ。ぶん回してもスポークの「ヒュンヒュン」という風切り音くらいでとにかく静か。
耐久性については、丸1年(約12,000km)でひび割れ発生した。
コストパフォーマンスを「距離÷価格」と定義すると、12,000km ÷ 3,000円(購入価格) = 4km/円。気になる点は、バリが多くて使い始めはタイヤカスが出やすいこと。使い始めは掃除が必須。
リピート後の状況報告
2本目もキッチリ12,000kmでひび割れが発生した。
ひび割れの様子がこちら↓
まだ乗れるものの全周にわたってひび割れが発生した。
GORIXタイヤ
GORIXタイヤは新品時のバリもなく、使い始めからタイヤカスはゼロ。見た目から品質の高さを期待したけど、ペダルを回すとウォンウォンとエリートタイヤでは聞こえなかった音がする。
耐久性に関しては走行約3,000kmでひび割れ発生。
ポコッと少し膨らんで、回転させるたびにコトンコトン音がするようになった。ちなみにGORIXのコスパは、3,000km ÷ 2,500円 = 1.2km/円となった。
まとめ コペルトンの方が静かで耐久性がいい
GORIXとエリートのローラータイヤを使用した結果、静音性と耐久性の両方でエリートがよかった。
比較項目 | エリート コペルトン | GORIX |
---|---|---|
静音性 | 静か | ウォンウォン鳴る |
耐久距離 | 12,000km | 3,000km |
コスパ | 4km/円 | 1.2km/円 |
タイヤかす | バリが多い | なし |
値段も装着しやすさも変わらないのでエリートをおすすめします。