自転車でお尻が痛くなる方へサイクルウェアのご紹介
自転車に長い時間乗っているとお尻が痛くなるという方は多いのではないでしょうか?
その原因は主に2つあります。
- サドルが合っていない
- 初心者で筋肉がまだ弱い
サドルに関しては、サドルを交換したり高さや角度を調整することで改善されることがあります。また、初心者の場合は、サイクルウエアを活用することで痛みを軽減することができます。
今回は、おしりの痛みを軽減するサイクルウェア、クッション付きのインナーパンツとレーサーパンツをご紹介します。
サドルが合っていないと考えられる場合は、こちらの記事を参考にしてください↓
インナーパンツとレーサーパンツの違い
インナーパンツとレーサーパンツの主な違いを表にまとめました。
比較項目 | インナーパンツ | レーサーパンツ |
---|---|---|
履き方 | 下着として着用 | 単独で使う |
履き心地 | ボクサーパンツのよう よく伸びて履きやすい | ビシッとしていて 太ももが加圧される感じ |
クッション (パッド) | あり メッシュ生地 サドルと同じ形状 | あり 起毛処理されている 漕ぎやすいよう前が薄い |
価格 | 1400円前後 | 3000円~ |
それぞれを詳しく見ていきましょう。
履きやすさの違い
インナーパンツは柔らかいメッシュ生地で伸縮性があり、下着感覚で履くことができます。ただ、股間からお尻にかけて厚めのパッドがついています。普通のパンツとサドルカバーが一体化した商品と言えます。
一方のレーサーパンツは、長時間走り続ける競技でも使われるサイクルウェアです。しっかりした厚めの生地で、空気抵抗を減らすためにピッチリとしていてタイトな着心地です。
パッドの形状の違い
インナーパンツとレーサーパンツのパッドは、大きさや形、表面処理も異なります。
インナーパンツのパッドはサドルと同じ形をしています。まさに「パンツ+サドルカバー」といった商品です。
レーサーパンツのパッドは、カチカチの硬いサドルでも痛みを感じないように座骨まわりが厚くなっています。そして他は薄くすることで、クッションと漕ぎやすさを両立させています。
パッドの表面の違い
インナーパンツのパッド表面はメッシュ生地です。スポーツウエア、あるいはリュックの背中側のような生地が使われていて通気性があります。
レーサーパンツのパッドは起毛処理されていています。長時間座っていても皮膚との擦れを起こさないように、柔らかい生地になっています。ところどころに小さな穴を開けることで、通気性を確保しています。
痛くならないのはどっち?
どちらの方が快適なのか、実際に40kmの2時間サイクリングで検証しました。
インナーパンツの感想
日常的な使い方を想定して、ジーパンの下に履いて検証しました。座るとすぐに柔らかいことに気づきます。ふわふわの座り心地で、路面の凸凹も角が取れてお尻に優しい。
痛みはこれまでの半分くらいと言えます。20kmまでなら何の問題もありません。
レーサーパンツの感想
レーサーパンツはメーカー想定通りに単独で履きました。同じようにクッションを感じますが、パッドの形状がよく考えられていて漕ぎやすいです。
ジーパンとインナーパンツのように2重にならないのでムレることもなく、最後まで快適でした。
まとめ
自転車でお尻に痛みを感じる方のために、インナーパンツとレーサーパンツという2種類のサイクルウェアをご紹介しました。どちらも痛みの軽減に役立ちます。
漕ぎやすさと蒸れにくさを重視するならレーサーパンツを、カジュアルに使うならインナーパンツをおすすめします。
日本メーカー「パールイズミ」の記事はこちら↓