クロスバイクのVブレーキシュー交換|シマノ S70C カートリッジ式の選び方とコスパ比較

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Shimano-BR-T610L S70C
Shimano-S70C(BR-M770)

「ブレーキが以前より効きにくい気がする」——街乗りでブレーキを多用していると、シューの消耗は思った以上に早いです。月500kmほど走るRAIL ACTIVEのシューを久しぶりにチェックしたら、溝がほぼなくなっていてガラス状の異物まで刺さっていました。リムへのダメージになる前に交換して正解でした。

今回選んだのはシマノ BR-T610L S70C(カートリッジ式)。ゴムのみ交換できるタイプなので、2回目以降のコストが抑えられます。選んだ理由・S70Cの特徴・取り付けのポイントをまとめました。

目次

ブレーキシューの交換サインを見逃さない

Vブレーキのシューは消耗品ですが、見た目では気づきにくいことも多いです。次のサインが出ていたら交換時期のめやすです。

🔍溝がほぼなくなった
シュー表面の水抜き溝が消えかけたら限界サイン。摩耗したゴムはリムを傷める原因になります。
🔊ブレーキ鳴きが増えた
キーキー音はシューの硬化・摩耗のサインのひとつ。角度調整しても改善しない場合は交換のタイミングです。
⚠️制動距離が伸びた感覚
「以前より止まりにくい」と感じたらシューの状態を確認してください。街乗りの安全に直結するポイントです。
📅1〜2年以上交換していない
走行距離が少なくてもゴムは経年硬化します。年1回の目視確認が目安です。

カートリッジ式を選んだ理由|一体型とのコスト比較

ブレーキシューには一体型(シュー丸ごと交換)とカートリッジ式(ホルダーにゴムを差し込むタイプ)の2種類があります。

タイプ 初回(前後) 2回目以降(前後)
一体型 約1,800円 約1,800円(毎回同額)
カートリッジ式 約3,200円(ホルダー込み) 約1,600円(ゴムのみ)
💡 2回目以降は200円/回の節約
初回はホルダー付きなので一体型より高くなりますが、次回からはゴムのみ約1,600円で済みます。ホルダーを使い回せるので取り付け精度も安定しやすく、セッティングのやり直しが少なくなるメリットもあります。

シマノ S70C の特徴

S70CはシマノのVブレーキ用カートリッジシューの定番モデルです。雨天での制動力を意識した形状と素材が特徴です。

🧱5ブロック横長設計
接触面積が広く、リムへの当たりが均一になります。ブロック間の溝から水・ほこりが逃げるため、雨の日でも制動力が落ちにくいです。
🔄方向指定あり(要注意)
シューの前後・左右に取り付け方向の指定があります。「FRONT」刻印を進行方向に向けて取り付けてください。逆向きだとシューがリムに引っ張られて外れる危険があります。
🔧シマノ製Vブレーキ全般に対応
M-SYSTEMのVブレーキを搭載したクロスバイク・MTBに幅広く使えます。シマノホルダー付きセット(BR-T610L)ならそのまま取り付けOKです。

交換作業のポイント

交換手順はサイクルベースあさひさんの解説が写真付きで詳しいです。

サイクルベースあさひ Vブレーキシューの交換|メンテナンス・カスタム講座

古いシューを外したら、シュー表面とリムの状態を必ず確認してください。わたしの場合はこんな状態でした。

新旧ブレーキシューの比較画像
古いブレーキシューには異物が刺さっていた
⚠️ ガラス状の異物が刺さっていた
このまま走り続けるとリムにキズが入り、最悪ホイール交換が必要になります。ホイールは最近かなり高騰しているため、定期的なシュー確認は重要です。シューを外したタイミングでリム面の傷・汚れもあわせてチェックしておきましょう。
📝 取り付け時のポイント 新しいシューを取り付けたら「トーイン」調整(シューの前端をリムにわずかに近づけ、後端を遠ざける)をするとブレーキ鳴きが出にくくなります。リムに当たる位置がシルバー部分(アルミ面)に収まるよう、高さも合わせてください。

交換後の感想

新しいブレーキシューを取り付けたクロスバイク
方向指定を守って取り付け完了

試走してみると、握り始めからしっかりした手ごたえがあり、以前の「なんとなく効いてる」感覚とは別物でした。調整し直したこともありますが、シュー自体の当たりが均一で安心感が段違いです。

シマノ(SHIMANO) シマノ BR-T610L S70C シューペア Y81L98020
ブレーキは安全に直結する重要パーツです。シューは消耗品で、リムへのダメージを防ぐためにも1〜2年に一度の状態確認が目安になります。
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