エリート「Qubo Fluid」の静音性は?スマホアプリで検証
液体抵抗を採用して静音性を高めた固定ローラー、エリートの「QuboFruid」は本当に静かなのか?スマホの音量計測アプリを使って計測してみました。
エリートQuboFluidとは
静かな固定ローラーとして人気のQuboFluid(キューボフルード)。静かさの秘密は、液体を抵抗として使っているから。電源や電池は一切不要で経済的にトレーニングできる。
主な特徴は、
・高い安定性と水平が出せる調整機構を備えた新型フレーム「QUBO」を採用
Amazon商品ページより
・エリートトレーナーラインナップ中、最も静粛性の高い負荷ユニット「パワーフルード」を搭載
・バイクの取付、取外しが容易なファストフィキシングメカニズム
・金属製よりも静粛性に優れ、振動やタイヤ磨耗を軽減するエラストGELローラーを採用
・対応ホイールサイズ:20~29インチ
となっています。
QuboFluidの長所と短所
最大の長所は、静かなこと。マンション住まいなので、ここは最優先事項です。これまで3年使っていますが近隣からの苦情も、横でドラマ見てる家族からの苦情もありません。
また構造がシンプルなので耐久性が高く、比較的安価な点も長所として挙げられます。
最大の短所は、Zwiftをするなら別途パワーメーターを購入する必要があることです。MisuroB+という簡易パワーメーターを取り付けることも出来ますが、誤差が大きいのおすすめしません。
QuboFluidの音量を計測
スマホアプリを使って、出力ワット別に計測した騒音は次の通りです。
100w | 150w | 200w | 250w | 300w |
---|---|---|---|---|
52dB | 53dB | 55dB | 56dB | 56dB |
スマホはハンドルに設置して計測
100から300wまで計測したところ、52~56dBとなりました。この数値は、静かなオフィス相当になります。
300wまでの範囲で淡々と漕ぐような練習をする場合は、騒音等で悩むことはなさそうです。
家族と近隣の反応
これまで3万キロ走りましたが、家族からの苦情はありません。家族がTVを見ているリビング横で漕いでも「うるさい」と言われたことはなく、TVの音量もいつも通りでした。集合住宅住まいですが、近隣からの苦情もありません。
ただ座りながらのスプリント(700w程度)をすると、スポークの風切り音がヒュンヒュン聞こえますし、タイヤの走行音もブーンとうるさくなります。
300w巡行でスプリント1000w!みたいな豪脚の方にもおすすめできるのか?と聞かれれば、お勧めしません。高出力では音が大きくなります。外箱には「540Wまで」と書かれていたので、これから始める初心者や女性向けの商品と言えます。
ご使用にあたっては専用タイヤ「コペルトン」が必須です。他のタイヤでは騒音・振動が大きくなります。
まとめ
エリート社の固定ローラー「QuboFluid」の騒音をスマホアプリで計測した結果、52~56dBとなりました。一般的なオフィス相当の音量であり、安価で静かなトレーナーをお探しの方にはおすすめできます。
耐久性も約3万キロ(コスパ的には1円/km)あり、自転車の取り付けも挟み込むだけで簡単。脱初心者までの基礎練習に向いています。
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