
4iiiiの左クランク型パワーメーターを使い続けて丸4年が経過しました。
これからパワーメーターを購入される方に、4iiii左クランクタイプをZwiftで使った感想をご紹介します。
ひと言でまとめるなら、
無難で使いやすいものの、
クランク長を変更する際には買い直す必要がある、
ということです。
クランク長がもうバッチリ決まっている方には、自信をもってお勧めできます。

4iiii:Zwiftでの使用感は?

4iiiiパワーメーターはBluetoothとANT+の両方に対応。
よってApple系デバイス、WindowsPC、スマホのどれにでも使える。
取り付けも簡単でお手元の左クランクと置き換えるだけ。
2つの6角ネジの締め付けトルクは、12~14Nと指定されています。トルクレンチがあると正確な締め付けが可能です。

取り付けが完了したら、4iiii専用アプリキャリでキャリブレーションします(後述)。
OKが出たらZwiftを起動し、デバイスの接続画面でパワーメーターを検出してくれるのを待ちましょう。

パワーとケイデンスが表示されるはずです。
もし検出されない場合は、次の二つのことを試してください。
専用アプリとペアリングしたままだとZwiftとペアリングしてくれないことがあります。また、電源が切れているとペアリングしてくれませんので、クランクを回して電源をONにしてください。
ペアリング画面をよく見ると「4iiiiPWM」と表示されているはずです。ペダルをこいでみてリアルタイムでパワーとケイデンスが送信できていることを確認しましょう。
正常にペアリングできていれば、Zwift画面にパワーとケイデンスが表示されます↓

電池の持ちについて

商品説明には「連続100時間まで」と書かれていたように記憶しています。
しかし、新品電池を入れて12時間連続で走った結果・・・↓

残量が47%・・・。
連続12時間で半分以下ということは、連続100時間というのはかなり厳しい?
電池の個体によるのかもしれませんが、日本メーカー品でも減りが早い印象。
筆者はAppleTV 4KメインでZwiftしているのでBluetooth接続限定なのですが、PCでZwiftされる方はANT+接続のほうが省エネなので電池が長持ちするかもしれません。
キャリブレーションのやり方
まず最初に、無料の4iiiiアプリをダウンロード↓
アプリを起動したら4iiiiパワーメーターを登録します。
クランクを数回転させるとパワーメーターがONになるので、4iiiiアプリが認識してくれるはずです。

「Zero Offset」をクリックして、左クランクが真下を向くようにセットしたらクランクマークをタッチ。キャリブレーション中はクランクマークが回転します。
終了したら「Successful」と表示されるので、アプリを閉じて、いつもどおりにZwiftとペアリングさせればOKです。
所要時間は1分もかかりません。
【追記】アップデートで画面が変わりました↓



紫基調の画面になりました。操作体系は変わっていません。
まとめ

4iiiiのクランク型パワーメーターの感想をご紹介しました。Zwiftとの相性が良く、使い勝手もいいです。
ただクランク長を変更したい場合は、買い替えとなってしまいます。その点、ご注意ください。
2024年10月現在では、電池が800時間持つように改善された後継機種が発売されています。

4iiii公式サイト(英語)からも購入できます。若干お安いです。
自転車パーツには、基本的に関税はかかりません。ウエア、ヘルメット、シューズはかかります。詳細は税関にお問い合わせください。
4iiiiパワーメーターを取り付けできるかどうかはこちらの記事で↓