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Polar Verity SenseがZwiftで途切れる2パターン

2023年12月31日Zwift心拍計Polar

Polar Verity Senseは非常に安定していてZwiftでも途切れ知らずでしたが、2年間使用していて何回か通信が途切れたことがあります。

この記事では、その時の状況と対策をご紹介します。しっかりと対策をして快適にZwiftしましょう。

Polar Verity Senseが途切れるパターン

これまでに途切れたのは3回で、2パターンありました。

  1. システムが不安定な時、
  2. バンドの装着位置が悪い時

詳しくご紹介します。

システムが不安定なとき

グループライド中にシステムが不安定になり、断続的に途切れたことがありました。

Zwiftで通信エラーの画像
2023年8月のエラー
Zwiftで通信エラーの画像
2024年1月のエラー

画像のように心拍計だけでなく、パワーメーターも同時に途切れるパターンです。周りのライダーも消えたりしています。

ネットワークエラーが記録されたZwiftのライドレポート
白丸のあたりでネットワークエラーになった
Zwiftで通信エラーの画像
ライダーが消えている

ライドレポートでも断続的な途切れを確認できます。

このエラー発生時、海外の友人も

  • 買い替えたばかりのPCでも落ちた、
  • 周りのライダーがすべて「N.Valid」という名前で同じキットのアバターになった

と言っていたので、Zwiftとの通信状態が全体的に混雑していた(輻輳していた)と言えます。

同様のエラーは2回ありました。いずれもコマ送り状態になってから、パワーメーターと心拍データが同時に途切れました。

日時場所ライド種類
2023.8スコットランドグループライド
2024.1ワトピアグループライド
エラーの発生記録

ただ、Zwiftサーバーのステータスページには特に障害記録は残っていません。

センサーの位置が悪いとき

パワーメーターが正常表示なのに、心拍だけ瞬間的な途切れが発生する場合があります。このケースでは、心拍計のバンド位置がよくないことが原因です。

Zwift中に心拍計データが途切れたことを伝える画像
Polarが一瞬途切れたケース

これまで2回このパターンに遭遇しましたが、いずれもセンサーの位置が上腕二頭筋の真下にありました。

心拍センサーの位置を示す画像
上腕二頭筋の真下につけるのはやめましょう
心拍センサーの位置を示す画像
この辺りがおすすめ

力の入れ具合によって凹んだり形が変わりやすい場所です。バンドをずらしてセンサーの位置をより下の方に変えると安定します。

ネットワーク環境を改善する

ここからは、ネットワークを少しでも安定させるための施策をご紹介します。

まずは回線速度を上げる

Zwiftが推奨している回線速度は以下の通り↓

  • 回線速度:3Mbps以上
  • ping:50ms未満

気を付けたいのは、アメリカにあるZwiftサーバーとの回線速度であることです。国内速度は良好でも、アメリカ西海岸との通信速度が足りていないこともあります。

筆者はマンション1Gpsタイプ。国内サーバーとは問題ない速度(実測581Mbps、Ping2.7ms)で通信できますが、西海岸とは133MbsでPingが112msでZwift推奨に届きません。

国内での回線速度計測結果
国内サーバーとの回線速度
アメリカ西海岸との回線速度計測結果
アメリカ西海岸との回線速度

アメリカの方とミートアップするとチャットの応答が遅いなと感じます。ちなみに、pingが遅いと操作の遅延や画面のカクつき、コマ送りの原因になります。

海外との通信速度を上げるには、VPNやパブリックDNSなどの方法が一般的ですが、物理的に距離が離れている場合は効果が出にくいです。国内での速度をできるだけ速くするのが現実的です。

ルーターをアップデート

ルーターのファームウェアをアップデートすることで、通信環境が改善されることがあります。お手持ちのルーターのメーカーにアクセスし、サポートページからアップデートを行ってください。

ルーターのアップデート画面
ファームウェアのアップデート

筆者のルーターも、アップデート後はWifiが途切れにくくなるなど改善されました。

まとめ

Polar Verity Senseは非常に安定している心拍計ですが、Zwiftのシステムが不安定だったり、センサーの位置が悪いと途切れることがあります。

ネットワーク環境とセンサーの位置をいま一度見直して、快適にZwiftを楽しみましょう。

Zwift心拍計Polar

Posted by Zippy