
RAIL ACTIVEを12速にカスタムしたい!
と思って調べたところ、現在のシマノ製品のラインナップでは、レイルアクティブ(リムブレーキ)のリア12速化は不可能でした。
シマノに直接問い合わせて確認したところ、分厚い「3つの壁」に阻まれたのです。この記事では、なぜダメなのかを詳しくご紹介します。
なぜレイルアクティブの12速化は「無理」なのか?
12速化したい理由はシンプルです。「もう1段軽いギアがあれば…」と何度思ったことか。しかしネットで調べても明確な答えがなかったため、シマノに直接電話して確認しました。
「NG」と回答を得た3つのパターンを順番にご紹介します。
ワイヤー引き量の規格が違う
ディレイラーの適正距離が出ない
フリーボディの規格が合わない
NGパターン①:MTBシフター × ロード用パーツ
「フラットバーのままロードのギアを使いたい」と考えた時の定番の組み合わせです。

| パーツ | 品番 | 系統 |
|---|---|---|
| シフター | SL-M7100 | MTB用 12s |
| リアディレイラー | RD-R7100 | 105 12s(ロード) |
| スプロケット | CS-R7100 | 105 12s(ロード) |

シマノ担当者からの回答:MTBコンポとロードコンポでは、ワイヤーの引き量(レバー比)が全く異なるため、変速機能は働きません。
NGパターン②:MTBコンポ × ロード用スプロケット
「駆動系を全部MTB用にして、スプロケットだけロード用(クロスレシオ)にすればいいのでは?」という案です。

| パーツ | 品番 | 系統 |
|---|---|---|
| シフター | SL-M7100 | MTB用 |
| リアディレイラー | RD-M7100 | SLX(MTB) |
| スプロケット | CS-R7100 | 105 12s(ロード) |

シマノ担当者からの回答:MTB用のリアディレイラーは、巨大なスプロケット(45T/51T)専用設計です。ロード用の小さなスプロケットではガイドプーリーが離れすぎて、変速性能が出ません。
NGパターン③:全部MTB用コンポで統一する

全部MTB用(SLX)で揃える!これなら文句ない?

| パーツ | 品番 | 系統 |
|---|---|---|
| コンポ一式 | M7100シリーズ | SLX(MTB) |

結論:レイルアクティブの12速化は「無理」です
「ドロップハンドル化してSTIレバーを使えば?」という道も考えましたが、最新の12速STI(ST-R7120など)は油圧ディスクブレーキ専用です。リムブレーキのRAIL ACTIVEには取り付けできません。
- フラットバー対応のシフターがない(ロード12速用)
- MTB系とロード系のディレイラーに互換性がない
- フリーボディの規格(HG→マイクロスプライン)が変わっている
- 最新12速STIは油圧ディスクブレーキ専用でリムブレーキ非対応
どのルートを通っても「行き止まり」です。無理に実現しようとすればフレーム加工など危険な領域に入り、コスパも最悪になります。
これからは、12速よりAT(オートマ)!?
12速化できないとわかった今、残された選択肢は2つです。
- 今のバイクのまま、タイヤなどの消耗品を変えて楽しむ
- 12速&ディスクブレーキに対応したバイクに乗り換える
最近気になるのは12速よりも、自動変速システムです。ついに自転車も「MTからATへ」の時代。ハンドル周りもスッキリするし、買い換えるならこれ一択かと。
ついに自転車もATの時代へ![]()
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シマノの自動変速コンポを搭載したバイクはこちら▼
nestobikes.com NESTO AUTOMATE H|シマノ自動変速システム搭載クロスバイクまとめ:12速は諦めて、自動変速の未来へ進もう
- レイルアクティブの12速化は、シマノへの問い合わせで全ルートが行き止まりと判明
- 原因は「レバー比の違い」「ディレイラー設計の違い」「フリーボディ規格の違い」「ブレーキ規格の違い」の4重の壁
- 11速のままでタイヤ・消耗品を変えて楽しむか、ディスクブレーキ対応の新車への乗り換えを検討するのが現実的
- 次の愛車は自動変速(AT)も選択肢に入れてみては?
RAIL ACTIVEは最高の相棒です。12速化は諦めて、11速のままベクトルの向きを変えて楽しみます。どんどん進化する自転車の世界、なんだかワクワクします!
