家にある古いノートPC、捨てる前にZwiftで使えないか試してみませんか?
10年前に発売された ThinkPad E470 でも、いくつかの設定を変えるだけでZwiftがフルHDで遊べました。この記事では旧型ノートPCで快適にZwiftするための設定手順と、ThinkPadでの実際の画面をお見せします。
- 何年前のノートPCまでZwiftに対応しているか
- WindowsのゲームモードをONにする手順
- Zwiftアプリ側で行う4つの軽量化設定
- ワールド読み込みでフリーズするときの対処法
この記事は2021年の情報をもとに、2025年に一部加筆したものです。ThinkPad E470での動作確認は当時のものであり、最新バージョンのZwiftで同じ設定が最適かどうかは保証できません。目安として参考にしつつ、動作に問題があれば設定を調整してみてください。
何年前のノートPCまでZwiftできる?
Zwiftは本格的な3Dゲームとしては比較的軽量な部類に入るため、そこそこ古いPCでも動作します。ただし限界はあって、あそべる目安は2014年以降に購入したPCです。
根拠はZwift公式サイトに掲載されている動作要件。とくにGPU(グラフィック)の最低スペックとして「Intel HD4000 / AMD R5以上」が挙げられており、これらは2014年にリリースされたチップだからです。
| 項目 | 最低条件 | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit〜 macOS 10.14.4〜 | 最新版 Windows 64bit 最新版 macOS |
| CPU | Intel Core i3 AMD Athlon | Intel Core i7 AMD Ryzen |
| メモリ | 8 GB | 16 GB |
| GPU | VRAM 1 GB Intel HD4000 AMD R5 | VRAM 2 GB Radeon R9 290 NVIDIA GTX 970 |
| ストレージ | 空き 5 GB | 空き 5 GB(SSD推奨) |
| Bluetooth | Ver 4.0 以降 | Ver 4.0 以降 |
Zwift起動時のメモリ消費はシステム込みで約6.7 GB(2025年3月・当ブログ調べ)。8 GBではギリギリで、ブラウザなど他のアプリを同時に使うと不安定になることがあります。可能であれば16 GBへの増設を検討してください。

快適に動かすための設定手順
設定は「Windows側」と「Zwiftアプリ側」の2段階です。どちらかだけでは効果が薄いので、両方行ってください。
① WindowsのゲームモードをONにする
Windows 10/11には、ゲーム中にCPUリソースを優先配分する「ゲームモード」が搭載されています。通常はONになっていますが、念のため確認しましょう。
- スタートメニュー(Windowsマーク)をクリック
- 「設定」→「ゲーム」を選択
- 左メニュー「ゲームモード」を開き、スイッチをオンにする
ゲームモードをONにすると、Zwift実行中にWindows Updateなどのバックグラウンド処理が抑制され、フレームレートが安定します。

ゲームモードがONになっていることを確認します。

ゲームモードの詳細については、マイクロソフトの公式ページを参照ください。
② Zwiftアプリの4つの軽量化設定
Zwiftアプリ内の設定画面(メニュー→設定)で、以下の4項目を変更します。
- ゲームの解像度を下げる
- ラップトップバッテリーセーバーをOFF
- ペインエフェクト(揺れ効果)をOFF
- ホロ設定(ゴーストライダー)をOFF
解像度はPCの実力に合わせて調整してください。ThinkPad E470(Intel HD Graphics 620)では1080p(フルHD)でも問題なく動作しました。もしカクつく場合は720pに下げてみましょう。

バッテリーセーバーはOFFにすることでCPUが制限なくフル稼働します。電源ケーブルを接続した状態でプレイするのが前提です。

ペインエフェクト(ワークアウト中の画面揺れ)とホロ設定(自己ベストのゴーストライダー表示)は視覚的な演出機能です。オフにしても走行自体には影響がなく、GPU負荷を大幅に下げられます。

ハイスペックノートPCなら全設定をMAXにしても快適に動きます。設定変更は旧型・低スペック機向けです。
ThinkPad E470での実機レポート
2016年発売のThinkPad E470(Intel Core i5 7200U / Intel HD Graphics 620 / メモリ32GB増設済)で実際に遊んでみた結果です。

- CPU:Intel Core i5 7200U
- メモリ:32 GB DDR4-2400(増設済)
- GPU:Intel HD Graphics 620
- 解像度設定:1080p(フルHD)
フルHD解像度で動作は安定しており、コースをスムーズに走れました。ただし、ゲーミングPCのような影のレンダリングやヘッドライト表現は表示されません。グラフィックのリッチさより「走れること」を優先するなら、旧型ノートPCで十分楽しめます。


【トラブル対処】ワールド読み込みでフリーズするときは
センサー類(パワーメーター・心拍計など)を接続した状態でワールドに入ろうとすると、ロード中にフリーズすることがあります。そのときは以下の3ステップで試してください。
- まず「見るだけ(観戦モード)」でワトピアに入る
- ワトピアに入ってからパワーメーター・心拍計をリンクする
- センサーリンク後にレースやグループライドに参加する
旧型PCではワールドロードとセンサーリンクを同時に処理するとメモリ・CPU負荷が集中します。段階的に接続することで安定性が上がります。
まとめ
旧型ノートPCでZwiftを快適に動かすためのポイントをまとめます。
- 2014年以降のPCが目安(GPU: Intel HD4000以上)
- メモリは8 GB必須、16 GBあると安心
- WindowsゲームモードをONに確認
- Zwift側で解像度・バッテリー・エフェクトを調整
- フリーズするなら観戦モードから段階的に接続
グラフィックのリッチさはゲーミングPCに及びませんが、「走る」という体験の本質は旧型PCでも変わりません。手元の古いPCを捨てる前に、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ゲーミングPCやApple TV 4Kとの比較記事もあわせてどうぞ。
