Apple TV 4K(2021)でZwiftして気づいたこと8つ【PC不要の最適解】

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AppleTV 4Kの画像

「Zwiftを始めたいけれど、高価なゲーミングPCを買うのはちょっと…」 「リビングのテレビで手軽に、でも高画質で楽しみたい」

そんな悩みを抱えていませんか?

結論から言うと、Apple TV 4Kは、現在もっともコスパ良く、快適にZwiftを楽しむための「最適解」です。

私は2022年2月にApple TV 4Kを導入し、ほぼ毎日Zwiftをプレイしてきました。もちろん「完璧」ではありません。PC版と比較して不便な点もあります。

この記事では、実際に使い倒して気づいた「正直なメリット・デメリット」を8つご紹介します。購入を迷っている方の判断材料になれば幸いです。


目次

① 結論:画質とコスパは「驚異的に優秀」

Apple TV 4Kの実売価格は2万円前後。10万円以上するゲーミングPCと比較すれば、そのコスパは圧倒的です。

「安いと画質が悪いのでは?」と心配されるかもしれませんが、Zwiftで遊ぶ分には驚くほどキレイです。

ただし「4K」ではなく「1080p」推奨

ここで一つ重要な「気づき」があります。機種名は「4K」ですが、Zwift側の設定で4K表示にすると、処理が追いつかずカクつくことがあります。

スムーズな描画でストレスなく走るには、フルHD(1080p)設定で遊ぶのが正解です。 実際に私がプレイしている1080pの画面がこちらです。

AppleTV4K(2022)のZwift画面
AppleTV 4K(フルHD)のZwift画面

さらに、HUD(画面上のデータ表示)をカスタマイズできる機能も実装されており、自分の好みに合わせて見やすい画面を作れます。この価格でこの体験ができるのは、間違いなく「買い」です。

Zwift、HUDのセットアップ画面
何を表示させるかカスタマイズできる

② 設定が「ほぼ自動」で終わる(iPhoneユーザー)

もしあなたがiPhoneユーザーなら、面倒なネットワーク設定やApple IDの入力は不要です。

AppleTV 4Kのネットワーク設定画面
ほぼ自動で設定が完了する

Apple TV 4Kのセットアップ時、iPhoneを本体に近づけるだけで、Wi-Fi設定やアカウント情報を自動でコピーしてくれます。 箱を開けてからライド開始までの速さは、他のどのデバイスよりも優秀です。

③ リモコン操作には「慣れ」と「注意」が必要

正直にお伝えしなければならないデメリットの一つが、付属リモコン(Siri Remote)の操作性です。

AppleTV 4Kのリモコン
慣れが必要なAppleTVのリモコン

Apple TVのリモコンはタッチパッドのような操作感(フリックとスワイプ)なのですが、これがZwiftのUIとあまり相性が良くありません。

  • カーソルが飛びすぎる:
    丁寧に操作しないと、選択したい項目を通り過ぎてしまいます。
  • 誤操作のリスク:
    ライド中に汗を拭こうとしてリモコンに触れてしまい、アプリが切り替わってパワーが切れ、集団から千切れてしまったことがありました。

対策: 「走り始めたらリモコンには絶対に触らない!」を鉄則にしましょう。

④ ANT+センサーは使えない(Bluetooth必須)

Garminなどのサイクルコンピューターで主流の通信規格「ANT+」は、Apple TV 4Kでは受信できません。

  • スマートトレーナー
  • 心拍計
  • ケイデンスセンサー

これら全てのデバイス接続はBluetoothのみとなります。 もしお手持ちのセンサー(特に古いGarminウォッチなど)がANT+専用の場合、Bluetooth対応のセンサーに買い換えるか、変換ブリッジが必要になるので注意してください。

⑤ カスタムワークアウトは本体で作成不可

Zwift公式サポートにも記載がありますが、Apple TV単体では「カスタムワークアウト」を新規作成できません。

  • 作成可能: PC、Mac、iPad、Androidタブレット
  • 作成不可: Apple TV、iPhone、Androidスマホ

「自分で複雑なメニューを組みたい」という方は、PCやタブレットで作成しいったんZwiftを終了させ、アカウントに同期させてからApple TVで呼び出す必要があります。

ZWOファイルサイズが64KB以下である必要があります

⑥ チャットの文字はPC版より見やすい

テレビの大画面に出力するため、チャットの文字サイズが大きく、ライド中でも読みやすいのはメリットです。

Zwift上のチャット画面
AppleTV4Kのチャット文字は見やすい

ただし、大人数が同時に発言すると吹き出しが重なって解読不能になることがあります。 その場合は、手元のスマホで「Zwift Companionアプリ」を開けば、履歴を含めて快適に確認できます。

ノルウェー語のチャット
コンパニオンアプリならチャットが重ならない

⑦ リモコンの電池持ちは「約半年」

アップルリモートのライトニング端子
2021モデルはライトニング端子で充電

実際に毎日使い続けて検証した結果、約7ヶ月で電池残量の警告が出ました。 充電頻度はかなり少なくて済みますが、充電ケーブルには注意が必要です。

  • 2021年モデル: Lightningケーブル
  • 2022年モデル(第3世代): USB-Cケーブル

Apple TV本体には充電ケーブルが付属しない場合があるため、iPhoneユーザー以外の方は別途用意する必要があります。

⑧ バグ対応が迅速で安心

ユーザー数が多いApple製品だからこそ、不具合の修正も早いです。 過去に「スクリーンショットを撮りすぎると落ちる」というバグがありましたが、アップデートですぐに解消されました。

アプリの安定性は高く、安心してトレーニングに打ち込めます。


Apple TV 4KでのZwiftの始め方(簡単5ステップ)

導入は非常にシンプルです。

  1. 接続: Apple TV 4KをHDMIケーブルでテレビ(モニター)に繋ぐ。
  2. ネット接続: Wi-Fiまたは有線LANでインターネットに接続(iPhoneなら自動設定可)。
  3. アプリ入手: App Storeで「Zwift」を検索しインストール。
  4. ログイン: 既存のアカウントでログイン(新規作成も可)。
  5. ペアリング: トレーナーや心拍計をBluetoothで接続してライドオン!

たったこれだけで、リビングがトレーニングルームに変わります。

まとめ:迷っているならApple TV 4Kで間違いなし

AppleTV 4K
AppleTV4Kはコスパ最強のZwiftマシン!

ゲーミングPCのような高画質設定や拡張性はありませんが、「2万円で、テレビに繋ぐだけですぐにZwiftができる」という手軽さは最強です。

  • コストを抑えたい
  • 難しい設定はしたくない
  • iPhoneを使っている
  • Zwift以外に映画やYouTubeも高画質で見たい

これらに当てはまる方にとって、Apple TV 4Kはベストな選択肢です。 2025年現在は、さらに処理速度が向上しUSB-Cに対応した「第3世代(2022年モデル)」が主流になっています。

快適なZwiftライフを、ぜひApple TVで始めてみてください。

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