
「Stravaのサブスク、更新するか解約するか……」
毎年この時期になると悩みませんか? 現在の年間サブスク代は、Apple経由だと7,800円(※記事執筆時点)。決して安い金額ではありません。
私はZwift仲間に誘われてStravaを始め、なんとなく3年間サブスクを続けてきました。 しかし、機能を再確認した結果、「私のようなライトユーザーには無料版で十分」という結論に至り、解約を決意しました。
この記事では、3年間使ってわかった「有料版が不要な理由」と、独自の「フォロワー課金率調査」、そして浮いたお金の有意義な使い道について正直にレビューします。
結論:こんな人はStravaのサブスクを解約しても大丈夫
まず結論から言います。以下の項目に当てはまる方は、今すぐ解約しても後悔しません。
- クロスバイクやMTBで、マイペースに楽しんでいる
- 他人とタイムを競う(KOM狙い)ことに興味がない
- 走行データの細かい分析(心拍ゾーンや疲労度)を見ても「ふーん」で終わる
- 性格が大雑把(O型の私のように!)
逆に、「1秒でも速くなりたい」「トレーニングの疲労度を数値で管理したい」というガチ勢の方は、そのまま継続することをおすすめします。
そもそも有料機能の使用頻度が少なすぎた
私が3年間で「これ、サブスクの意味ある?」と疑問に思った3つの機能について、正直な感想をまとめました。
1. 3Dマップ表示機能

ルートの起伏や地形を立体的に確認できる機能です。見た目は非常にかっこいいですし、初めて見た時はテンションが上がりました。
しかし、実用性は?と聞かれると疑問です。 「この坂、立体で見るとすごいな」と思うだけで、そこからトレーニングメニューを変えるようなことは、私にはありませんでした。
2. データ分析機能

「今週は先週より頑張った」「疲労が溜まっている」などを可視化してくれます。
確かに便利ですが、「疲れているかどうかは、自分の体が一番知っている」というのが本音。 私はO型で大雑把な性格もあり、これを見て「よし、今日は休養日!」と決めるより、「雨だから休もう」となるタイプでした。自信を持って「必要です!」とは言えません。
3. セグメントランキング(リーダーボード)
特定の区間(セグメント)でのタイムランキングです。KOMとか上位の方のタイムを見ると、私の半分くらいの時間で駆け抜けています……。
ランキング圏外確定で、そもそも競い合うレベルじゃないです。自分のペースで怪我無く安全に走るのがいいです。
無料版でも「Stravaの楽しさ」は9割残る
私がStravaに求めていたのは、高機能な分析ではなく「仲間との交流」でした。
- シェア機能(今日こんなとこ走ったよ!)
- コメント機能(お疲れ様!すごいね!)
- メッセージ機能(今度一緒に走りませんか?)
これらはすべて、無料版で使えます。


気ままに走って歩いて友人とおしゃべり、それだけで十分楽しかったのです。
【独自調査】利用者40人の「サブスク課金率」を調べてみた
「自分は課金しないけど、みんなは課金してるのかな?」 ふと気になり、私がフォローしている40人のサイクリストについて調べてみました。

- 有料サブスク契約者:29人(約7割)
- 無料版ユーザー:11人(約3割)
約7割の方が有料プランを利用していました。やはり、日常的に走り込んでいる「ガチな方」はサブスク率が高いです。 一方で、私と同じような年代でおしゃべりメインの方や、ファンライド中心の方は無料版を使っていました。
「あなたはガチ勢ですか? エンジョイ勢ですか?」
この問いの答えが、課金するかどうかの決め手になります。
浮いた7,800円で「資産になる機材」を買おう
ここで少し計算してみました。 Stravaのサブスクを3年続けると、約23,400円になります。
形に残らないサービス利用料にこれだけ払うなら、わたしは、そのお金で「データ計測ができるサイクルコンピュータ」を買った方が、満足度が高いと思います。
例えば、GPSサイクルコンピュータ「Garmin EDGE」の購入資金として使えば、Stravaの有料版で見ていたようなデータ(速度、距離、勾配、ログ)はバッチリ記録・分析できます。
▼ サブスク3年分で買える!おすすめGPSサイコン
(1)iGPSPORT iGS630:コスパ最強。カラーマップ対応でナビも優秀。Strava有料版相当の分析が可能。
(2)Garmin Edge 130 Plus:世界のガーミン。コンパクトながら必要十分な機能。
サブスクはずっと支払いが発生しますが、機材は一度買えば数年は使えます。 「分析は買い切りのサイコンに任せて、Stravaは交流専用(無料)にする」というのが、賢い運用方法ではないでしょうか。
iPhoneからの解約手順(1分で完了)
最後に、解約を決めた方のために手順を解説します。アプリ経由でAppleのサブスクリプション管理から行います。
スマホで解約する場合
- iPhoneの「設定」を開く
- 一番上の「自分の名前(Apple ID)」をタップ
- 「サブスクリプション」をタップ
- 「Strava」を選択し、「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ
PCで解約する場合
StravaサイトからAppleアカウントに飛んでキャンセルします。


これで次回の更新日に自動的に無料会員へ切り替わります。データが消えることはないので安心してください。
まとめ:ライトユーザーは無料版でOK!
3年続けたStravaのサブスクを解約しましたが、正直なところ不便は全く感じていません。 これまで通りログは残りますし、仲間との「いいね」やコメントのやり取りも楽しめています。
- 詳細なデータ分析はしない
- ランキング上位は狙っていない
- 毎年の固定費を下げて、新しいパーツやウェアが欲しい
そう思う方は、迷わず無料版へ移行しましょう。 浮いた7,800円で、新しいタイヤを買うもよし、Zwift環境を整えるもよし。自転車ライフはもっと充実するはずです!
▼ 浮いたお金でZwift環境を快適に!