暗すぎて不安?ハンドル下ライト:GVOLT70レビュー

自転車のハンドルにライトを取り付けると、振動でお辞儀してしまったり、グリップ周りがゴチャゴチャしがちです。
路面を照らすという基本機能を果たさないばかりか、見た目にもよくない。
そこでハンドルの上ではなく、下に取り付けることができるライト「GVOLT70」を購入。
見た目にもスッキリしますしお辞儀もせず、使い勝手がいいのでご紹介します。
GVOLT70なら邪魔にならない
GVOLT70はハンドル下に取り付けるライトなので、見た目がスッキリします。
手前から見るとこんな感じ↓

左下にぶら下がっているのがGVOLT70です。
前から見ると↓

ブレーキレバーの下にすっぽりと隠れます。
ハンドルへの取り付けに必要な専用ベルトは付属しています。ねじでしっかり留めることができるので、走行中にグラついたり、お辞儀したりもしません。

GVOLT70の特徴

GVOLT70は上向きの光がカットされるので、すれ違う歩行者や対向車を不快にさせません。もちろん上向きに取り付ければ眩しいので、そこは正しく取り付けてください。
実際の照射画像は公式HPで確認できます↓

明るさや見え方など他のライトと比較できます。
主なスペックは次のとおりです。
GVOLT70の取り付け方
取り付けに必要なものは一般的なねじ回しくらいです。簡単にしっかりと固定できます。
- 【Step.1】ブラケットを取り付け
- 付属のブラケットのダイヤルを回して仮固定します
- 【Step.2】ライトを取り付け
- カチッと音がするまで手前に引いてください
- 【Step.3】角度の調整
- 点灯させて適切な照射角度になるようブラケットの向きを調整
- 【Step.4】本締め
- 一旦ライトを外して、ブラケットのねじを本締めして固定します
- 【Step.5】ライトを取り付け
- ライトを取り付けてぐらつきがないか確認して完了です
取り付けが完了したら、早速夜景ライドに出かけましょう。
GVOLT70と夜景ライドへ
横浜で定番の夜景スポットといえば、やはりみなとみらい地区です。

赤レンガ倉庫、高層ビル群、マリンタワー、山下公園など見どころがたくさんあります。

昼間専門だった私ですが、夜間はまた違った雰囲気が楽しめますね。感じる空気もスピード感も、なんだか新鮮です。
ちなみに、みなとみらいはライトが不要なくらい明るいのですが、夜間走行する場合には法律上(道路交通法)ライト点灯が必須となっています。
違反すると5万円以下の罰金が科せられる可能性があります。詳しくはこちらの記事でご確認ください↓
三浦半島一周ルートである国道16号では、トンネル前で警察官がチェックしていることがあります。ご注意ください。
話がそれましたが、これからの季節は桜のライトアップもあります。

小田原城のライトアップは最高にキレイなのでオススメです。
GVOLT70の残念なところ
このGVOLT70、もちろん万能ではありません。特に気になるのは光量不足です。
暗いところでは明るさが足りない
GVOLT70は、街灯の少ない道路では明るさが足りません。
キャットアイのパンフレットには、夜間走行に必要な明るさの記載があります↓
乗車シーン | 必要な明るさ ルーメン |
---|---|
街乗り | 100~200 |
通勤・通学 | 300~700 |
街灯少なめ | 700~1000 |
ナイトレース | 1000~ |
GVOLT70は最大260ルーメンなので、街乗り+アルファ程度の明るさしかありません。
実際に、街灯ゼロの境川の河川敷(夕暮れ時)で最大の明るさにしても・・・↓

上向きライトがカットされているため、前方がよく見えなくて不安になります。
逆にトンネルのような、少しでも先が照らされている状況では明るさ不足は感じません。

このように使えるシーンが限られる点には注意が必要です。逆に街灯のある道しか走らない方には、必要十分な性能でコスパに優れた製品と言えます。
電池について

電池は充電式です。
残量が少なくなるとボタンが赤く光って知らせてくれますが、走行中に赤く光ると地味にストレスです。
いきなり赤く光るのではなくて、まずは薄い黄色みたいなのが点灯してくれて「半分以下ですよ~」って優しく教えてほしい。
充電自体は4時間で満タンになります。出かける直前になって電池不足に気づくとアウトです。ご注意ください。

GVOLT70は安心の日本製なので発火事故などの心配はなさそうです。
より明るいGVOLT100との比較
GVOLT70よりも強力なライト「GVOLT100」があります。
おなじハンドル下に取り付けるタイプだし、より明るくて使い勝手も良さそうなのですが・・・

90分しか電池が持たない!
ちょっと短すぎませんか?
これならGVOLT70の方がいいです。
まとめ

クロスバイクにGVOLT70を取り付けたら、自転車の楽しみが広がりました。
これからは日本人なら逃せない桜の季節です。各地のライトアップに自転車で出かけてみませんか?
