Zwiftの「退屈」を「最高のインプット時間」に変える方法

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Zwift中にダブル画面にしている画像
ながらZwiftしませんか?(クリックで拡大)

「Zwiftのロングライド、正直途中で飽きてしまう…」

「トレーニングしたいけど、映画も見たいし、勉強もしなきゃいけない…」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

もし、Zwiftの画面の中に、YouTubeや映画、Udemyなどのセミナー動画を表示できたらどうでしょう。

「トレーニング」と「娯楽・学習」を同時にこなす、最強のタイムパフォーマンス(タイパ)が実現します。

結論から言うと、以下の3つの方法で簡単に実現可能です。

  1. Windows PC:ウィンドウモードを活用する
  2. Apple TV:標準のPinP機能を使う(一番手軽!)
  3. モニター機能:画面分割機能付きモニターを使う

この記事では、それぞれの具体的な設定手順と、快適に行うための必須機材について、実体験を交えて解説します。


目次

方法1:Windows PCでZwiftしている場合

Windows PCをお使いの方は、Zwiftを「フルスクリーン」から「ウィンドウ表示」に切り替えるだけで、ブラウザと重ねて表示が可能になります。

設定手順

設定変更には2つのルートがあります。

  1. ライド開始前: ライド選択画面のプロフィールから設定へ進む
  2. ライド中: 一時停止画面(メニュー)から右下の「設定」へ進む
Zwiftのライド選択画面
方法1.ライド選択画面のプロフィールから設定画面へ
Zwiftの設定画面
方法2.ライド中断して設定画面へ

【設定のポイント】

設定画面の「Sound & Display」タブにある「スクリーンモード(Screen Mode)」を「ウィンドウ(Window)」に変更してください。

Zwiftのサウンドとディスプレイの設定タブ
Sound&Displayタブのスクリーンモードをウィンドウに

※これまでフルスクリーンだった方は、一度Zwiftを再起動するとウィンドウ表示が適用されます。

快適に操作するコツ(Alt + Tab)

ウィンドウモードにすると、Zwiftの画面サイズや位置をマウスで自由に変えられます。空いたスペースにYouTubeなどを表示させましょう。

動画を見ながらZwiftしている画像
動画を見ながらZwiftできる

キーボードのAltキーを押しながらTabキーを押すと、瞬時に画面(Zwift ⇔ ブラウザ)を切り替えられます。走行中にマウスを触るのが面倒な時に便利です。

【重要】PCのスペック不足に注意!

正直にお伝えしておかなければならないデメリットがあります。

「Zwift」と「高画質動画」を同時に動かすのは、PCにとってかなり重い処理です。

もし、「動画がカクつく」「Zwiftの反応が遅れる」と感じる場合、お使いのPC(特に古いWindows 10機など)のスペック不足が原因です。

快適な「ながらZwift」環境を作るなら、グラフィック性能に優れたPCへの買い替えを強くおすすめします。

特に場所を取らない「ミニPC」は、Zwift専用機として非常に優秀です。

▼ Zwiftも動画もサクサク動く!おすすめミニPC


方法2:Apple TV 4KでZwiftしている場合

「難しい設定は苦手…」という方には、Apple TVが最もおすすめです。

動画見ながらZwiftしている画像
AppleTVの機能で動画見ながらZwiftできる

OS標準の「ピクチャ・イン・ピクチャ(PinP)」機能を使えば、驚くほど簡単に動画を重ねられます。

設定手順

  1. まず、見たい動画アプリ(YouTubeなど)を再生します。
  2. リモコンのタッチサーフェスを操作し、ビデオウィンドウを最小化(PinPアイコンを選択、またはホームに戻る動作)します。
  3. 動画が小窓で再生された状態で、Zwiftアプリを起動します。

これだけで、Zwift画面の好きな位置(四隅)に動画を表示できます。リモコン一つで完結するため、PC操作のような煩わしさが一切ありません。

「これからZwift環境を整えたい」という方は、迷わずApple TV 4Kを選ぶのが正解です。

▼ 設定不要でストレスフリー。Zwiftの最適解

▼ Apple公式サイトにも説明があります


方法3:モニターの画面分割機能を使う場合

「PCの負荷を上げたくない」「ゲーム機とPCを同時に表示したい」

そんな玄人好みな解決策が、モニター自体の機能を使う方法です。

一部の高性能モニターには、以下の機能が搭載されています。

  • PIP (Picture in Picture): 画面の隅に小窓を表示する
  • PBP (Picture by Picture): 画面を左右に等分割して表示する

実例:DELL 4Kモニターでの活用

私が使用しているDELLのモニター(S2721QSなど)では、Zwiftをメインに映しながら、HDMI入力の別デバイス(Blue-rayプレイヤーやFire TV Stickなど)を小窓で表示させています。

Dell 4KモニターのPIP機能を紹介している画像
左下(小)
Dell 4KモニターのPIP機能を紹介している画像
右上(小)
Dell 4KモニターのPIP機能を紹介している画像
左下(大)
Dell 4KモニターのPBP機能を紹介している画像
ダブル画面

メリットは、PCやApple TVの処理能力に依存しないため、Zwiftが重くなることが絶対にないことです。

「絶対に映像を止めたくない」「画質にこだわりたい」という方には最強の環境です。

現在であれば、USB-C接続にも対応した後継モデルが狙い目です。

▼ 画面分割機能搭載!Zwiftに最適な高精細モニター


まとめ:あなたに合う方法はどれ?

3つの方法を比較しました。ご自身の環境に合わせて選んでください。

スクロールできます
方法メリットデメリット・注意点おすすめな人
Windows PC画面配置・サイズが自由自在低スペックPCだとカクつく既にハイスペックPCを持っている人
Apple TV最も簡単・手軽アプリ側の対応が必要な場合あり設定が面倒な人・iPhoneユーザー
モニター機能PC負荷ゼロで安定対応モニターが必要画質や安定性を最優先する人

「退屈」はトレーニングの大敵です。

ダブル画面環境を整えて、好きな映画や勉強と一緒に、目標達成に向けて走り続けましょう!

▼ 今すぐ環境をアップグレードする

高スペックで快適:MINISFORUM ミニPC

一番手軽に始める:Apple TV 4K

安定性重視なら:Dell 4Kモニター

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