ブルックス カンビウムC17をZwiftで使った感想
ブルックスのC17ってZwift用のサドルとしてはどうなのか?
世界一周するような冒険ライダーが愛用するくらいだから、きっといいに違いない。と思って検証してみました。
カンビウムC17でZwiftした感想
このブルックスC17、座面は皮ではなくて全天候型の硬化天然ゴムです。コンコン叩くと硬くてプラスチックのようですが、グイっと押し込むと凹んで柔軟性があります。
期待しながら座ってみました。お尻とのファーストコンタクトは、
カッチカチじゃん!!
しかもビックリするくらいクッション感がない。座骨も当たりまくり。
高かったのにな・・・と不安になりながらセッティングを繰り返すと、徐々にいい感じに。
ペダルを漕ぐたびに座面がゆらゆら
するのです。
このゆらゆらのおかげで、どこか一点に負担がかかることがないのです。LONDON PRL FULL、Uber Pretzelも無事に完走できました。
さすがに7時間近く座ってたので、最後はジンジンしましたけど。
あと全天候型なので、汗でビショビショになっても拭き取ればOKとほぼメンテフリーなのは嬉しかった。取り扱いも簡単です。
難しいのは最初のセッティングですね。
RAIL ACTIVEでも違和感なし
クロスバイクのRAIL ACTIVEにも装着してみました。
標準サドルに比べるとかなりシャープな印象で、カチカチに感じます。Zwiftでは段差もないので乗り心地の悪さとかは感じませんでしたけど、実走はまた違いますね。
セッティングだけではなく「なじみ」がより大事になってきそうです。長時間乗り続ける人のためのサドルですから、近所のお買い物用サドルとしてはダメですね。全然なじまないと思います。
毎回50km~のロングライドを楽しむ人向けだと感じました。近距離はクッションサドルの方がいいです。
カンビウムは6種類あります
カンビウムのバリエーションは全部で6種類。穴あり/穴なしの2形状とC15(140mm)/ C17(162mm)/ C19(184mm)の3つ幅の掛け合わせになります。
今回購入したのはC17の穴あり(Carved)になります。穴なしよりもしなやかで、しびれ対策もされています。
公式HPの商品説明は次のように書かれています。
CAMBIUM C17 CARVED ALL WEATHERは、街のりからツーリングまで使用できるスタンダード幅のツアー・トレッキングモデル。
ブルックス公式サイト
サドルトップに穴あき加工を施し、不快な圧迫を防ぎ、ノーマルモデルよりもしなやかな座り心地になっています。
ALL WEATHER ラインは、CAMBIUMの特徴である、硬化天然ゴムベースのハンモック効果による優れた乗り心地をそのままに、防水性と高い耐久性を発揮するナイロントップカバーを採用。
冬の風雨や雪、夏の日差しまであらゆる環境でも安心して使用できます。
新採用のファイバーグラスバックプレートには、サドルバックなどに使用できるループがあります。
MADE IN ITALY
C17の公式データです↓
- 幅:162mm
- 全長:283mm
- 高さ:52mm
- 重さ:446g
まとめ
ブルックス社のカンビウムサドルでZwiftした感想をご紹介しました。
一般的にクッション性がないサドルは、セッティングがシビア、このC17然りです。自分で調整できる人、根気強く探し続けられる人にのみおすすめできます。
ゆらゆらを感じられるセッティングをぜひ探してみてください。
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